正月休み
年末年始は妻と子どもたちだけで実家に帰省し、私は東京の自宅で過ごすこととなった。
非常に気楽だ。
家族が家から居なくなってから一人でスーパーに行った時、その自由さを噛み締めた。私は朝飯を普段食べず、家族はパンを食べるのでなにかパンを買わなくてはならない、牛乳も買わないといけない…などと考えて、その必要がないことに気づいた。子どもたちが食べるようなお菓子を買う必要もない。単に、私が食いたいものだけを買えばそれでいいのである。夕飯後に食器を片付けるのも楽になった。一人分だからだ。
ただ、年末から今まで何をしていたかというと、ひたすら眠っているだけだった。ただただ眠い。今も眠い。
眠っている以外にも色々とやることはあった(例えば分かりにくいがこのブログもRSSに対応したり管理画面を改良したりなどしている)が、基本的には眠るのが主だ。布団があまりにも心地よくて抜け出せない。こんな感覚になったのも久しぶりだった。仕事をしていたことも、地震があったことも、航空機事故があったことも、全て昔のことのように感じる。
今日も眠る。まだまだ眠る。これを書いたら眠る。
鼻うがい
年末にインフルエンザにかかった。すごくつらかった。人生で初めてインフルエンザにかかった気がする。ずっと気管支喘息の気配があり、新型コロナに罹患した時、インフルエンザに罹患した時、その他重い風邪をひいたとき、ずっと咳だけが長く続くことが多かった。こうなるとシムビコート(後発薬:ブデホル)という吸入薬が無いと良くならず、そのたびに何度も内科に通っていた。
長年こんなことを繰り返しており、だんだん分かってきたことがある。私の場合は鼻水が喉に降りてきてそれが咳を誘発し、咳が気管支の腫れを誘発し、いつまでも空咳が治らないのだろうなという感覚があった。だから、風邪になった場合はとにかく鼻水を止めるために総合感冒薬を早期のうちに飲んだりすると予後が良かったのでそういうことをしてたりしたのだが、一度なってしまうと対処法は結局シムビコート頼りするしかないというのは変わりがなかった。
そんな時、ふと「鼻うがいすれば良いのでは?」と思いついた。鼻水が喉に降りてくるのを後鼻漏というらしい。鼻うがいすればそれが収まるのでは、と思い立ったのだった。検索してみると、医師が書いた記事で咳喘息・気管支喘息で鼻うがいを勧めているような記事がヒットした。
咳喘息では口呼吸をすぐにやめるべき 1 「気管支喘息とアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎」第二回
それならばと以前買ってそのままにしていた鼻うがいキットをクローゼットから取り出しやってみると、すごく調子がよかった。咳も出なくなるし、鼻通りがよくなって酸素摂取量も増えて頭がスッキリした気がする。いや、それは流石に言いすぎかも知れないが…。しかしとにかく、鼻と喉の調子が良くなっただけでなく気分まで大きく変わったのだった。
咳が治った後もしばらくは続けてみようと思う。
panpanya
panpanyaの「枕魚」と「商店街のあゆみ」を買った。Xの軍事関連の情報を発信している人たちの何人かが話題にしていたからだ。「町中を当てもなく散歩をした日の夜に見た夢」という表現がしっくりとくる作風だと思った。
装丁もちょっと古い感じでとても好きだった。
絵も好きだった。私は定規を使わないスタイルで絵を描きたいと思っているので、そういう点でも大変参考になる。フリーハンドで緻密な町並みを描かれる方だった。黒田硫黄も大好きだが、なにか似通ったものがある気がする。
今日は疲れたからもう書くのを止めるけどそのうちまた語りたい。