ロシアによるウクライナ侵略まとめ(2022) その3

続き。

  • 基本的には自分用のまとめとして書いているので、自分が気になるところしか記してないです
  • 私は軍事・政治には素人で、書いてあることは出典が明記されていない限りはすべて私の感想です
  • 真偽は確かめていません。真偽をはっきりさせるよりもその時に出ていた情報をまとめることを優先しています
  • そういうわけなので本記事に書いてあることは鵜呑みにしないでください(Twitter以外の引用や紹介した書籍は除く)

2月28日

ドイツ国会中継のライブ配信アーカイブを見ていたところ、「Putin's war」と何度も何度も言っていた。(演説の内容はロシア侵攻を批難し、ドイツではGDP2%の費用を投じた防衛力増強のためのファンドを創設する、みたいな内容だった。英語(通訳)なのでよくわからないけど)やはり世界的にロシアの戦争ではなくして、プーチンの戦争だと誰もが思うのだろう。

ドイツ国会では首相がなにか言うたび拍手が起こり、最後は全員が起立して拍手していた。ヒトラーが演説を行っている映像を見ても同様に何度も何度も拍手していたので、昔からそういう文化?みたいな感じなんだろう。日本ではあまり見られない光景なのでなかなか面白かった。(※現在のドイツ国会がナチス的だとかそういう意図はまったくなく、単に昔からそういう風習というか文化みたいなものがあったのだな、という事を言っています。ドイツだけでなく他の国でも一般的にある振る舞いなのかも)

ロシアに各種経済制裁が加えられるというニュース。日本も経済制裁を加えている(26日に開始の模様)。ただ、経済制裁は国民生活への影響が大きい割に政権の意思決定にはあまり影響しないらしい。

SWIFT排除の威力は? 欧米の制裁受けるイランは「もはや慣れ」

それでも、「侵攻したら経済制裁を加える」と宣言してきた以上、やらなければならないのだろう。非軍事的な制裁として選択できる貴重な方法でもあるし。侵攻前に「侵攻したら制裁する」と断言していたオプションについては侵攻後速やかに制裁が実行されないと「言うだけ言ってやれないんだな」という間違ったメッセージをロシア(や他の現状変更を企てる国)に伝えることになる。普通の生活でも同じことですね。仕事で遅刻が常態化し、「次に遅刻したら減給処分とする」と宣言されてもなお遅刻し、しかし減給にならなかったら「なーんだ、給料減らないじゃん。大丈夫じゃん」って思うでしょ?そういうことですね。

NATO側諸国が所有するMig-29を供与するらしい。

本来ならばパイロットとセットで最新機種(F-35とか)を持ってきてほしい…とウクライナ軍は思っているのだろうとは思うけど。それはつまり西側の参戦を意味するのでまあ無理なんでしょう。

Mig-29はウクライナ軍でも運用しているので、Mig-29を操縦したことのあるパイロットがいれば飛ばすことができる、というわけだ。運用国が違うので兵装その他に違いがあるはずだが、とりあえず飛ばして戦うのに支障はない、ということだろうか。

しかし、まずはウクライナ国内まで持ち込まねばならない。飛行場はまだ使えるのだろうか。供与する国のパイロットが戦闘機に乗って戦争状態である空域を飛行しウクライナの飛行場に着陸するという事自体、参戦とみなされかねない問題があると思う。もし撃墜されて第三国のパイロットが犠牲になったらどうなってしまうのだろうか…。そういう諸々を考えるとウクライナのパイロットがまずは供与してくれる国まで出向き、戦闘機に搭乗して帰ってくる…のだろうか。それとも、ロシアに上空を抑えられていない時間帯に滑り込むのだろうか。そのあたり、全然よくわからない。なんとなく、戦闘機を供与します!と宣言してから1日2日で前線で戦い始める、などというのは無理なような気がする。もちろん、それでも何も無いよりはずっとよいはずだが。

→ 記事を書いている最中に分かったが、元々供与されることを見越してウクライナのパイロットがポーランドでポーランドが所有するMig-29の訓練を積んでいたそうだ。なるほど。戦闘機は同じ型番でも輸入した国の運用に従って改造されるのが普通なので(その国で調達したレーダーやミサイル他が運用できるようカスタマイズを施す)、違う国が所有する戦闘機を操縦するには多少訓練が必要だ。

砲兵について。

そうか、これを見てようやく気づいたのだが、アメリカが飛ばしている偵察機で得た情報を元に砲撃で叩けるのか…。弾着観測(撃った砲弾が命中したかどうか、ターゲットを撃破したかどうか、外したならどのように方角と距離を修正すればよいかを観察して砲手に伝える)まではさすがにやっていないと思うが、まあ、直接のリンクさえあればそういうこともできてしまうんだな。

野砲は航空機やミサイルの運用と違って高度な電子的システムが動いていなくても とりあえず は撃てるし、砲弾もミサイルほどに高価なわけではないから弾数もあるだろう。よって、戦いの最後まで使われるだろうから、そのターゲットとなる目が提供されるということはかなり重要だな。考えてみれば当たり前のことだが全然気づかなかった。

数日前からウクライナ国民が手製のモロトフカクテル(火炎瓶)を作ったりそれを投げたりする映像や、炎上した装甲車が走り去る映像を見かけるようになった。

火炎瓶はそもそもが危険な代物である。映像で見かけたのは引火しやすい可燃物を内部に入れた瓶で、布で栓をしているタイプのものだった。この布に火をつけてから投げると、標的に当たった瓶が割れて引火、炎上するというわけだ。この方式は非常に危険である。布で栓をしているだけだから投げる瞬間に燃料が漏れて自分自身に引火する危険性が高いし(気になったらペットボトルに水を入れて布で蓋をして投げてみると良い、布で液体を密閉するのはかなり難しい)、そもそも人間が瓶を投擲できる距離なんて大したことはないから、敵の戦闘車両にかなり肉薄しなくてはならない。

その危険性がよくわかる映像があった。車に乗り、助手席側にいる女性がすれ違いざまに停車しているロシア軍の車両(これは何だろうか?武装が無いように見える。牽引車か通信車両とかだろうか)に向かって窓から火炎瓶を投げているが、よく見ると右腕全体に引火しており、それを素手で払って消そうとしているのがわかる。

火炎瓶は当然投げたことは無いが、おそらく遠心力で上手く瓶の底側に燃料が押し付けられるような投げ方をしないといけないのだろうと思う。

その他の方式の火炎瓶としては瓶が二重になっていて、中に入った液体が衝突後に混じり合って化学反応を起こすことで発火するものもあるが、こちらは市民が即席で作れるようなものでもないだろう。だから、布で栓をする危険なタイプの火炎瓶が使われることが多くなる。

また、戦時国際法上は市民が戦闘に参加することは禁止されているので、戦争犯罪になったはず、と思う(あまり詳しくないので間違っているかも)。「攻戦資格」でググると色々情報がヒットする。ブリタニカに書いてある内容だと、無資格者(つまり民間人)が害敵行為をした場合は罰せられるとあるので、やはり戦争犯罪の一種になるのだと思われる。

ただ、そうすると火炎瓶を投げる民間人と民兵の違いって何?となるが、上記ページにはこれも書いている。

民兵などが交戦資格をもち捕虜の待遇を受けるための要件は,
(1) 指揮者に統率されていること,
(2) 共通の標識をつけていること (たとえば制服着用) ,
(3) 武器は公然と持つこと,
(4) 交戦法規を守ること,の4つが必要。
群民蜂起ではあとの2つでよいが,占領地のレジスタンスには4条件を要する。

とのこと。じゃあ群民蜂起ってなんなの?というと、

軍の構成者ではない者が,敵の接近にあたり,急遽武器を取って交戦すること。国際法上公然兵器を携帯し交戦法規を遵守するときは交戦資格を有し合法とされる。
群民蜂起

だそうだ。今回のウクライナ市民が火炎瓶を投げてる例は「敵の接近にあたり,急遽武器を取って交戦すること」なので、もし交戦法規を勉強して覚えており、それを遵守していて、堂々と火炎瓶を持っているならばこれは民兵として扱われ、ロシア軍がもしそれに攻撃したら正当な交戦である(=戦時国際法上は違法ではない)となるような気がする。まあ、火炎瓶投げてる市民が交戦法規を知っていて、公然と火炎瓶を持って戦車に向かって投げているという2条件を満たしているとは思えないけどね…。だから、多分あれは戦争犯罪にあたるのだろう。

いずれにせよ、市民からの攻撃が続けば市民を戦闘員とみなしロシア軍による市民への攻撃を開始する…という流れに一定の正当性を与えてしまうのは確実だと思うので止めたほうが良いと個人的には思う。そんなことは承知で火炎瓶を投げるのだと思う(思いたい)が…。

ちなみに火炎瓶ごときで装甲車や戦車を撃破できるのか?は中々難しい問いであるような気がする。やってみないとわからない、が誠実な答えではないだろうか。

車内へ火炎瓶を投げ込まれるような状態で油断していたら当然中の乗員はダメージを受けるだろうし、火の海になるまで投げられれば光学センサーは動かなくなるだろうし、内燃機関を搭載しているわけだから炎をエンジンが吸い込めば無傷とはならないだろう。ガスタービンだって、さすがに炎上している炎を吸い込むことは設計に織り込んでないはずだ。

ウクライナの場合ではロシア戦車?装甲車?におそらく市民が10本近く投げている映像なども流れており、見ると投げられた車両2両が炎上して停車した状態で映像が終わっている。素人目には撃破されたように見える。

それよりも問題は、こういったことを繰り返すと最初に突出してきた数両を破壊できたとしても、後続部隊は市民を戦闘員として扱うようになるだろうから、機甲部隊を投入して容赦なく家屋や施設を破壊し、機銃で市民に向けて発砲するようになるかもしれない。相手は市民ではなくて戦闘員だと認識されるとはそういうことである。ロシア軍はそうでなくても焦りが目立ち、無差別に都市を砲撃するのではないか?と懸念されているようだ。そんな中で市民が火炎瓶他によって攻撃に加わっているならば、ロシア軍による無差別な攻撃に正当性を与えかねない。個人的には攻撃効果が薄く、攻撃側にも危険がある武器で攻撃するのは止めたほうが良いのではないかとは思うが。ただ、祖国が蹂躙されている中で何かできることを、と考える気持ちもよくわかるので難しいところだ。自分がその立場だったら、上記のような議論をすべて分かった上で、それでも火炎瓶を投げるかもしれない。


「縦深攻撃」という用語を私は間違って覚えていたかもしれない。

「縦深」とは字の通り戦場における前線からの縦方向の深さのことである。戦場ではおおまかに、前線に歩兵や戦車や装甲車が貼りつき、その後ろに砲兵(野砲やロケット砲、ミサイルなど)を撃つ部隊や指揮する部隊が存在し、さらに前線部隊へ補給物資を届けるための輸送部隊が続いていて、最終的に軍需物質を集積しておく場所やそれを生産する工場、市街地がある…と、こういう構造になっている。

前線後方にいる部隊に攻勢をかけるには、通常は前線を突破してそのまま突出した部隊で敵の後方部隊に攻撃をしかけよう…という発想になるが、縦深攻撃とはそうではなくて、相手よりも圧倒的に強力な砲兵、航空戦力を用意し、それによって前線から戦線後方までの全面で攻勢を仕掛け、その後で前線を突破した部隊に後続部隊途切れなく続き、前線から戦線後方までの全域で攻勢を仕掛け続ける…みたいな解釈でいたのだが、どうもロシア軍の縦深攻撃では?(それとも縦深攻撃一般で?)この解釈はなんか間違っているっぽい。

ロシア軍の場合は(というかソ連軍時代から?)第一梯団、第二梯団、予備の部隊が存在し、第一梯団が突破口を開いたあとに第二梯団が続き、反撃を予備部隊が抑える…などという解釈を見かける。まあ上記で書いたようなことと大幅には違わないのかもしれないが、なんだかこのドクトリンと言えばいいのだろうか、各国の戦術は似通っていて違いが正直わからない。

アメリカは航空部隊と緊密に連携したエアランド・バトルという戦い方を採用しているが、これも雑に言えば前線と後方の部隊に同時に攻撃を仕掛けて機甲部隊で突破するといった内容だと解釈しており、その後方への火力の投射能力が航空機を主体とするのか、砲兵を主体とするのかの違いや、あるいは近接航空支援(地上部隊の要請による航空機からの戦術目標への直接攻撃)をどの程度重要視しているかとか、そのくらいの違いしかないように思える。もっと言えば第二次世界大戦でナチス・ドイツが採用した「電撃戦」も機甲部隊によって前線を突破し速やかに包囲殲滅する、みたいな似たような概念だし、元を正せば第一次世界大戦で砲兵による大規模攻撃のあとで菱形戦車が塹壕を突破していく戦略だって似たようなものではないかと思う。というかこれらは本質的には同じことなのかもしれない…。ということに近い話を「「砲兵」から見た世界大戦――機動戦は戦いを変えたか」という本で見かけたような記憶があるのだけど、本の内容をほとんど忘れてしまった。もう一回読んだほうが良いかもしれない。たしか電撃戦のことも、ソ連軍のことも、現代の戦争についても記載があったように記憶している。

全部が終わって、仕事も一段落したらもう一度このあたりの軍事関係の本を読み直そうと思う。


プーチンが核兵器による脅しを強めている。ベラルーシが法改正してロシアの核を配備できるようにしてしまった。ただ、ロシアは自国領からウクライナに戦術核兵器を投射する能力を持っているので、わざわざベラルーシに配備する意義は薄いのではないか、という気もする。だからベラルーシでの法改正は国外にこの戦争の正当性を求めている宣伝工作ではないだろうか。ウクライナでなくて欧米がターゲットだと示唆したいのだとしても、欧米の場合であってもICBMがあるので自国領土から核兵器を投射する能力がある。

…と考えてググったらすでにJSF氏が記事を書いていた。早い。

ベラルーシにロシア軍が核ミサイルを置いても大して意味が無い

ベラルーシに核を配備する数少ないメリットの一つが発射からミサイルが届くまでの到着時間が短くなることだそうだが、その線でも軍事的には大差ないとのこと。


開戦から5日経って国内外の多くの専門家がいろいろな見立てを述べている。その多くが「ウクライナは善戦しており、ロシアは問題を多数抱えている」というものだが、ここからどのようにこの戦争が決着を迎えるか、という予測はまだ殆どない。プーチンにもメンツとプライドがある(というかそれしかない?)ので何も得るもの無くこの戦争を終わらせはしないだろう。休戦の条件としてもウクライナの非軍事化と東部国家およびクリミアの主権を認めるよう迫っている。ナチを掃討し東部での(ありもしない)ジェノサイドを止める、という大義名分は早くも忘れてしまったようだ。本当に雑すぎると思う。その雑な仕事で自分が損をするならまだしも両国に犠牲者が多数出ている。無駄な資金と労力を投じて国民の資産を破壊している。そのちょっと前にはEUは「地球温暖化防止のためにはBEVへの移行のみが唯一のオプションだ」みたいなことを言っていたのである。

わかるだろうか?人間、人類はアホなのである。愚かなのである。プーチンもEUもバイデンも、私やあなたを含め、みんなアホなのである。人類にもともと備わっている、メンツとかプライドとか功名心とか欲望とか、そんなものが戦争を引き起こす。元を正せば、ね。プーチンの脳みそも、我々の脳みそも、生物学的には同じような仕組みで動いているから、プーチンが居なかったとしても他の誰かが独裁者となって武力で現状変更を画策しようとすることは今後もありうるのである。それを人間の大脳新皮質に備わる理性でなんとか縛り付け、武力の行使は避けないといけない、まずはこの心を人類全員が強く持つ必要がある。その上で実際に武力による現状変更勢力が行動を起こしたならば、その時は同じく武力で、二度と武力を行使できないよう徹底的に叩きのめさなくてはならない。その危うい綱渡りをなるべく危なくないように今後も続けていかなければならない。と、私は考えている。

日本国内ではれいわ新選組、鈴木宗男氏などが親露的な態度を取っているようだ。

【声明】ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議について(れいわ新選組 2022年2月28日)

彼らは彼らなりの考えがあるのかもしれないが、こうして国際社会が一つになって現状変更勢力を叩きのめさないといけない(非難決議、経済制裁、その他外交的手段等の非軍事的な方法を包含する)時に足を引っ張るような真似は止めて頂きたいと思う。そもそも上掲リンクの文章は何なんだろうか?「言葉だけのやってる感」「ロシアの暴走、という一点張りではなく」などといった言葉遣いや、箇条書きの末尾が読点で終わっていたりと、まるで高校生が書いたような文章で一党派の声明としては幼稚すぎると思う。

内容としても 「ソ連邦崩壊時の約束であるNATO東方拡大せず、を反故にしてきた」と述べたり、最終的には

国内においては、この戦争によって原油高などの物価上昇により
生活や事業が圧迫される状況に対して、
消費税減税、ガソリン税0%、一律給付金などで
日本国内に生きる人々を守る
以上のようなことを、政府に求めることが必要な場面ではないだろうか

などとウクライナでの戦争と全く関係のないことを主張するなどしており、そもそも一つの文書として何が言いたいのかさっぱりわからない。ロシアの非難決議の話をしていたのでは?っていうかこの改行なんなの(引用は改行もそのまま)?うんざりしてくる。

NATO東方拡大せず、については双方で、約束があった、なかったと主張しているが、「なかった」とするのが現在では常識であるらしい。

90年代初期のロシア側当事者や関係者、また近年の露メディアなども、それが事実ではないと否定している
NATO不拡大の約束はなかった――プーチンの神話について

百歩譲って、もしそういう口約束が当時あったとしても、そもそも文書(条約)として残っていない以上、国際的には「約束」としての効力は発揮しないだろうし、片方が主張する「約束」が反故にされたとして武力行使していい理由にはならないだろう。そんな事を認めてはならない。それが許されるならば、同じ方法でどんな戦争も正当化されてしまうからだ。大事なことは文書に書いてみんなの見えるところに保存しておかないといけない。それは仕事でもそうですね?大事なことは文章にしてみんながわかるようにしておきましょう。

そういうわけで、「欧米が約束を反故にした」のがたとえ事実であったとしても、ロシアを正当化できるわけがない。そもそもロシアの周辺国家それぞれは「国家」である。西側でも東側でもない。主権がある国家なのである。その国家が、それぞれの国家独自の意思としてNATOへ加盟したいと述べているのである。NATOが武力を行使し、脅して飲み込んだのではないのである。この点でもロシアの「NATO不拡大の約束を反故にした」という主張に正当性が無いことは素人でも明らかにわかるだろう。どう考えても、「欧米が約束を反故にした」から「ロシアがウクライナを武力で攻撃していい」という論理には結びつかないのである。

例えば、中学校でサッカー部と美術部があって、新一年生として入学してきて小学生時代にサッカーをやっていたA君が「絵を描くのが好きだから美術部入ろうかなぁ」って言ってたらサッカー部の連中が「えっ、普通サッカー部でしょ」「元々サッカーやってたんだからサッカー部入るのが普通だろ」「っていうか美術部は勧誘しないって約束してたじゃん」などと騒ぎ始め、A君が「いや、もう美術部入るっす」と述べたらサッカー部の連中が「え?なんで?」「ダメだろ」「サッカー部入れよ。入らないなら無理やり連れてくわ」「美術部もAを引き込もうとしたらボコるからな」などと言い始めたらどう思います?A君がどの部活に入ろうが、A君の勝手であってA君の意思が最も尊重されるべきじゃないですか?でもロシアが言ってること・やってることってA君をボコリ、そんなA君を助けようとした美術部部員にも「手を出したらお前らもボコるぞ」と脅している、そういうことですよ。(※サッカーが好きで不快感を感じた人は「サッカー部」の部分を架空の存在、例えば大ニボガンバ帝国の伝統競技ガンバボゴロボを行うガンバボゴロボ部、という設定でもう一度お読みください)

それをば、なんですか?何でもかんでも与党のやることを批判して自のとこの党の主張に無理やり結びつけるという結論ありきの文章をこの時期に公表してしまい、美術部とサッカー部(ガンバボゴロボ部)のあったかどうかもわからない口約束があったと一方的に決めつけ、一方的にサッカー部(ガンバボゴロボ部)の主張を支持し、A君の意思を無視し、サッカー部(ガンバボゴロボ部)がA君をボコり美術部の人たちにも次はお前だと脅している、そういうサッカー部(ガンバボゴロボ部)の行動を支持しているという事が分かってない時点で、やはり考えが稚拙であり国際情勢に対して無知・無理解だとしか言いようがない。親露的な立場を取ると国内外からどういう目で見られるかというのが分かっていないのだろう。

こういった方々に日本の国家運営を絶対に任せたくないと個人的には思う。こういう文章を見るのは本当に腹立たしいのでれいわ新選組も鈴木宗男氏もちょっと黙っててもらえませんかね?この二者に限らず、その他にも親露的な表現をしている政党は同様である(見るのも調べるのも腹立たしいので調べてない、調べる気もない)。

その3に続く。