結婚相手の選び方

定期的に結婚相手をどう選ぶかということを考えてしまう。

自分はもう結婚しているし、周囲からそういう相談を受けるわけでもないのにね。

単におっさんが説教したいだけかもしれない。

ただ、やっぱりそういう事を繰り返し考えていると自分の意見が補強されてくるような気がして、そうすると表現したくなってくるんだな。

まず、みんなが結婚相手にどういった条件を求めているか、どのように結婚相手を選んでいるかをググって調べてみました。

恋人に求める条件ランキング
【男性】
1位:優しさ・思いやり
2位:一緒にいて楽かどうか
3位:性格が合うこと
4位:容姿
5位:清潔感

【女性】
1位:優しさ・思いやり
2位:一緒にいて楽かどうか
3位:性格が合うこと
4位:清潔感
5位:浮気をしないかどうか

結婚相手に求める条件は?|大切なことや妥協してはいけない点、幸せになれる相手の見極め方とは

「結婚相手に求める条件1位は、既婚・未婚者ともに『経済力』!」
 女性が結婚相手に求める条件として「三高」(高収入、高学歴、高身長)という言葉がバブル期に流行しました。そこで、今はどうなのか、既婚者と未婚者では違いがあるのか、「結婚相手に求める3条件」を尋ねました。「経済力」(既婚:64.4%。未婚:63.7%)が断トツの1位となり、2位「価値観」(既婚:38.4%、未婚:48.4%)、3位「人柄」(既婚:34.1%、未婚:40.7%)でした。容姿や学歴は下位でしたが、女性が結婚相手に経済力を求めることは30年経った今でも変わっていないことがわかりました。

【調査】結婚相手に求める条件とパートナーの年収 女の本音はやっぱり「経済力」! “パートナーの価値観を変え、年収アップさせる秘訣”をプロが伝授

度々このブログで書いていることだが、個人的には上記のような考え方はちょっとどうかなーと思うんだよね。

以降に書くことは結婚で失敗したくない、離婚はできればしたくない、生涯をともに過ごせる相手が欲しい、という気持ちがあることを前提にしてます。離婚してもいいや、と思っているのであれば配偶者ガチャを何度も引けばいいですからね。まあそんな人はほとんど居ないとは思いますが。

結論から書きますと、結婚相手を選ぶ時に一番重要なのは 「相手を許せるかどうか」 じゃないですかね。

ずーっと考えてそうなんじゃないかという結論に達しました。何かあったときに、相手を許せるかどうか。この人だったらまあ、大抵のことは許せると思えるかどうか。それが一番大事なんじゃないかなーって。

上に色々条件が列挙されてますね。経済力、価値観、容姿、学歴、優しさ、思いやり、性格、清潔感、一緒に居て楽か、浮気をしないか、など。

どれもこれも大事なことだと思います。でもそれより大事なのが、「許せるかどうか」だと思うんだな。

「経済力」、経済力は重要ですな。今後格差は拡大していくので平凡、平均で良いや、という発想では負け組になってしまう。であるから儲けまくってるIT企業の社長とか、いけてる大企業の正社員で若くして役職が付いてたりすると良いですね。でも、結婚時点でその条件に合致していたとしても、将来的に事業がコケるかもしれませんね。リストラされるかもしれませんね。交通事故に遭って以前のような収入では働けなくなるかもしれないですね。40歳で夢を叶えるために職を辞して劇団員になるかもしれないですね。そうなって以前のような生活レベルを維持できなくなり、以前は1個200円の木綿豆腐を成城石井で買っていたのに、今はパックに直接豆乳が充填されて固められた一個40円の充填豆腐を業務スーパーで買うようになったときに、「こんなはずじゃなかった」って後悔しないと良いんですが。

「優しい人」、優しくて心に余裕がある人は良いですね。温厚で何をやっても怒らず、いつもニコニコ癒やしてくれる人。良いですよね。でもそんな人が大量の仕事を押し付けられて多忙になり、イライラが募って言葉がトゲトゲしくなったときに「こんなはずじゃなかった」って思わずにサポートしてあげられるといいですね。

「価値観」、大事ですね。ここは結婚までにちゃんと合わせておきたいですね。お互い旅行好きだから旅行に定期的に行っていた二人のうちのどちらかがキャンピングカーを買って日本中を巡りたくなり、キャンピングカーを買おうと提案して、もう一方がキャンピングカーを買うんだったらファーストクラスで海外旅行に行ってみようと提案して議論が紛糾、どちらかが折れた時にそれを根に持たずに、後になって喧嘩した時に「私はずっと我慢してきた」って愚痴らなければ良いんですけどね。

「容姿」、なんだかんだ言ってこれは重要ですよね。見た目よりも性格重視だとかいう話がよく出ますけど、実際誰しもが容姿の良さにはひれ伏しますからね。そんな人が年をとって以前の容姿を保てなくなったり、出産やストレスなどのイベントによって大きく体型が変わってしまった時に幻滅しなければ良いんですけどね。

何が言いたいのか?人間は変わるし、結婚までに相手の事をすべて知るのは不可能なんですよ。

だから、結婚したあとに「思っていたのと違う」って思うときが確実に出てくるんですよね。それも沢山。

3割くらいが離婚するんですよ。3割ですよ、3割。離婚は珍しいことではないですね。そしてその人たちは「今結婚してもいつか離婚するだろうなー」と思って結婚したわけではないですよね。この人とだったら大丈夫かなーと思ったから結婚したんですよね。でも、離婚したってことは当初考えていたことが違ってたってことですよね。

当初の予定や見積もり、あるいは願望、判断が間違っているということは別に人間関係でなくても往々にしてあります。そういうときはやり直せるならば大したダメージではないですが、結婚みたいにやり直すためにはかなりのエネルギーが必要になる。事前の判断により相手のことや将来のことを100%知るのは不可能。であれば、「思っていたのと違った」ということは発生するということを前提にしたほうが良くないですか?つまり、想定外の事が起きたとき、相手のことを「嫌だな」と感じるまでの精神ラインになるべく大きな余裕がある人と結婚するというのは重要ではないですかね。そう思うんですよね。

ただ、ここで私が言いたいのは「我慢強くあれ」ってことじゃないですよ。人には限界のラインがあります。浮気なんかは大体の人の限界ラインを超えるでしょう。それを我慢して許せ、浮気されても耐えろ、って言いたいわけじゃないですよ。我慢は良くない。我慢するとストレスが発生する。ストレスが蓄積すると精神を止む。そうやってぽんぽん死んだり人格が荒廃していくのが現代人です。我慢はなるべくしない方が良いな。

ここでいう我慢の限界レベルがなにかというとですね。その人自身に固有の許容限界値だけでなくて個々の相手に対してもありますよね。それです。わかります?

自分が我慢強いかどうかというものとは別の概念として、相手によって変わる限界ラインがありますよね?Aさんにだったら失礼なことをされたり、無理を言われてもまあ大体許せるが、Bさんにに言われたら許せねぇな、お願いされてもタダではやりたくねぇな、というような、相手によって変わる我慢の限界ラインってあるでしょう。私が言ってる「許せるかどうか」というのはそれの事を言っている。

我慢はしなくてもいいし、限界ラインを超えても無限に許せるようになれってことじゃなくて、「この人なら多少のことは許せてしまうな」、って思える度合いが高い相手と結婚すると、我慢せずにかつ想定外の事が起こっても幻滅したり好きじゃなくなったりしないな、と思えるでしょう。

それって一番重要じゃないですか?色々考えた結果、そう思うようになったんだな。

これってすごく特殊な視点ではないんですよ。ちょっと考えてみて頂きたいんですが、「この人なら多少のことは許せてしまうな」って人を想像してみてください。そのひとってあなたにとってどういう人ですか?多分、好きな人なんじゃないですかね。言い換えるならば、「好きな人」と結婚したら幸せになるな、ってことなんですよね。「許せてしまうな」あるいは「嫌いになれないな」という感情は好きだから生まれる、とも言える。だから、好きな人と結婚しましょう。よろしいな?

そんなん当たり前じゃんって思うかもしれないでしょ。でもね、冒頭に示したアンケート結果とか、その他「理想の結婚相手」みたいなのをググってみてくださいよ。「好きな人」「好きになれる人」みたいなのは全然出てこないんですよねぇ。何故なんでしょう。

一つは、当たり前すぎるという事がありますね。お互いが好きになって同意を得た上でそもそも結婚というのは発生するのだ。わざわざ前提条件を説明せんでも良いでしょう。というスタンス。

あとは、好きだと表現することに気恥ずかしさを感じるからいちいち言わない、ということもありえますね。

あるいは色々考えている間に好きだという気持ち以上に、冒頭に乗せたような「やさしさ」とか「経済力」とか、あとは住んでる場所とか年齢とか次男であるとか就職先、最終学齢などといった属性ばかりが重要になってしまった、とかですかね。

で、わざわざこんな記事を書いたり考えたりしているというのは、その最後のような考えに陥ってしまった人が多いんじゃないかと疑ってるからなんだな。

というわけで、結婚相手の属性とかをあまり深く考えず、単にその人がどのくらい好きか、という基準で結婚相手を選んでもそこまで失敗しないと思いますので、独身の皆様方におかれましては、そのあたりをご参考に好きな人と結婚していただければよろしいかと思います。既婚者の皆様方におかれましてはもう今更何を言っても遅いので、たとえそんなに好きじゃない人と結婚したとしても、本記事は見なかったことにして明日からまた頑張ってください。よろしくお願いいたします。以上、ご査収下さい。