2022年01月28日の日記 T芝製品

これ、いつか書こうと思っていた怒りである。

東芝のドラム式洗濯機なのだが、これの操作パネルがめちゃくちゃわかりにくい。

写ってないが、右端に「入」「切」ボタンがある。

これの操作性が最悪なので皆さんにも最悪な気分を味わって頂きたく本記事を書いた次第である。

多分、これを読み始めた皆様の8割くらいはだんだん読むのが面倒くさくなったりイライラしてきて読むのを止めると思う。でもせめて、読むのを止めた時に私がどんな気持ちだったのかをちょっと想像して頂ければ幸いである。私はこの洗濯機を17万円だか18万円だかで買ったのである。これを。

じゃあ行ってみよう。

まず、買ってすぐ電源を入れるのに戸惑った。「入」ボタンを押しても反応しないのである。なぜ?「入」が電源なのでは?と思ってポチポチやっているといつの間にか電源が入る。壊れているのか?と思っていてしばらく操作して分かった。「入」ボタンは2回押さないと反応しない。

なぜこのような仕様になっているのかはよくわからない。おそらく待機電力をゼロにするために何かしら特殊なスイッチになっているのだと思われるが、調べるのが面倒なので詳細は分からない。たまに家電製品で待機電力ゼロをうたう製品があり、同様に特殊な条件(ある程度の力を加えて動くメカニカルスイッチを動かす)じゃないと電源が入らないというものがあるが、使いづらいことがたまにある。

そもそも待機電力ゼロという考え方に価値を見出すのがみみっちいと思う。こちらのサイトで計算したところ、消費電力で2W消費していた場合、1年間で463.93円の節約になるらしい。年間500円未満ごときのために2回「入」ボタンを毎回押しているのだとすれば、これは本当にうざったいことだと思う。「えっ、でも463円って結構な額じゃない?」と思ってしまったら、コンビニに行くついでに買うファミチキ、からあげ君の類を我慢したほうが節約になるし健康にも良い。

続いて、「洗濯」「洗乾」「乾燥」のボタンの意味が分からなかった。洗い、すすぎ、脱水、乾燥のボタンが下にあるのにこのボタンは何に使うのだろうか。

と、思ってしばらく使っていて乾燥は行わず洗い〜脱水までで完了させたい時にようやく意味が分かった。乾燥だけをオフにしたいので左側のほうの乾燥ボタンをポチポチ押して乾燥なしにしようとしても出来ないのである。どうやっても乾燥あり、になってしまう。えっ、どうやって乾燥なしにするの?と思った。

ここで右側にある「洗濯」「洗乾」「乾燥」の出番となる。まず、洗濯をするのか、洗濯と乾燥をするのか、乾燥だけやるのかを最初に選ぶということらしい。前述したように脱水までやりたい場合は「洗濯」を押す。こうすることで乾燥がオフになる。

なんで「洗濯」「洗乾」「乾燥」のボタンがあるのかというと、おそらく「洗って脱水するだけやりたい」「全部やりたい」「乾燥だけやりたい」という場合に下の方にあるコースボタンを順にポチポチするのが面倒だから、という配慮なのだろう。それは良いと思う。

ただ、そうであるならば下のボタンポチポチでも各工程をオフにできるようにしてほしかったと思う。「洗濯」「洗乾」「乾燥」のボタンが各工程を一度に設定するショートカットキーとして動作し、下の方のボタンポチポチで乾燥他をオフにできるようにしてほしかった。

ややこしいのだが、脱水だけしたい場合は「洗い」「すすぎ」はオフにできる。

脱水したい場合はまず「洗濯」を押し、それから「洗い」「すすぎ」をオフにしなければならない。だから、「洗い」「すすぎ」はオフにできる。乾燥と脱水はオフにすることができない。なぜこんな仕様になっているのだろうか?おそらく、すすぎのあと脱水せずに乾燥、という工程を洗濯する人は居ないから、だと思うが、その一方で脱水して乾燥しない、という場合は右側の「洗濯」ボタンを押して設定し直さなければならないわけですごくややこしい。っていうか書いててもややこしい。伝わってる?

というか、そもそも「乾燥」ボタンが2つあるというのが異常だよな。なんで全く同じ名前のボタンが2つあるんだろう?これ電話サポートとか要求された時にややこしいと思わなかったのかな。

あと、右側に詳細な「標準」「つけおき」「スピード」などといった選択項目があるが、これの選択方法は「洗濯」「洗乾」「乾燥」のボタンを複数回押すと変わっていくというものになる。

その右側にある「↑」「↓」のボタンは何?というと、このボタンがまた非常にややこしく、「直前に操作したボタンの設定項目を変える」という機能になる。例えば「洗い」ボタンを何度か押すと洗う時間が切り替わっていくが、その状態で「↑」「↓」を押すと「洗い」の時間が切り替わっていく、というわけだ。だから、「洗濯」ボタンを複数回おすと右側の標準、つけおき…というメニューが変わっていくが、その状態になってから「↑」「↓」を押すと右側のメニューが操作できる。わかりにくい。

左側にある「温水」は押すと選択するときの水の温度を設定できる。これはわかりやすい。しかし、そのしたにある「すすぎ回数」は何のためにあるのか未だによく分かっていない。押すとすすぎ回数が確かに変わるが、それは下の方にある「すすぎ」ボタンでも全く同じ効果が得られるように思えるのだ。だから何のためにすすぎボタンが2つあるのか理解不能である。

もっともややこしいのが「ふろ水」「予約」の設定である。

「ふろ水」「予約」と、その他の設定項目には優先度的な概念が存在し、

その他の設定項目>「ふろ水」>「予約」

の順に強い。予約が最弱。

強いとか最弱とか何やねん、意味が分からんわ、って思われるかもしれないが、だから意味分かんねーって話をしてんだよ。地獄なんだよこれ。

大体、深夜電力帯のときに洗濯〜乾燥をしたいので予約設定をすることになる。なので、まずは忘れないように「予約」を…押すとすべてが失敗する。

「予約」を押してからその他の設定項目をセットすると予約が解除されるのである。おそらく、予約設定してからその他の設定項目で予約を使えないオプションを設定されると設定値として矛盾するから、的な理由があるのだと思うが、これがとにかくわかりにくい。

「予約」をおしてから「ふろ水」を押しても予約は解除される。「ふろ水」を押した後に他の設定項目を押しても「ふろ水」は解除される。つまり、

その他の設定項目>「ふろ水」>「予約」

の順に強いのだ。

これのせいで、確かに予約設定して「スタート」を押したのにいきなり洗濯が始まったりすることがよくある。予約しても予約無しでスタートしても一旦ドラムが回転して洗濯物の量を計測するので、本当に予約になっているかどうか気づきにくい。だから予約にしたはずなのに洗濯が始まってしまってそれに気づかないことが何度もある。同様にふろ水を設定したのにふろ水が使われて居ないことも沢山あった。

以上のような諸々の使いにくさを解消するために、「メモリー」機能が助け舟になるのでは?と聡明な読者の皆様方は思ったでしょう。右側には確かに「メモリー」の文字が表示されている。しかしメモリーに保存できる設定値は、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の時間のみで(多分)、温水、ふろ水、予約設定は保存されない(これは確認済み)。

だからメモリー機能を使ったとしても温水、風呂水、予約は毎回押さなければならない。一番間違えやすい風呂水・予約はメモリー機能では解決できないのだ。

以上をまとめて、最も詳細な設定を行った場合の適切な設定パスは以下のとおりになる。画像を再掲するので、画像と一緒にボタンの位置を目で追ってほしい。

  1. 右端(写真外に存在)にある「入」ボタンを2回押す
  2. 右側にある「洗濯」「洗乾」「乾燥」のボタンを押す
  3. 液晶右側にある詳細コースを選択したい場合は、2.で押したボタンを複数回押して選択する
  4. 温水を使う場合は温水ボタンを押して温度を設定する
  5. 洗い、すすぎ、脱水、乾燥の時間を変更したい場合は適宜下方のボタンを押す
  6. 風呂水を使う場合はふろ水ボタンを押す
  7. 予約する場合は予約ボタンを押す
  8. スタート・一時停止ボタンを押す

となる。

すると、まず右端のボタンを押し、次に真ん中やや右にあるボタンを押し、次に一番左からボタンを押して設定していき、次に風呂水、予約の順で押し、最後に右側にあるスタートボタンを押す、というフローになる。

一番右からスタートして中程にジャンプし、一番左にジャンプしてまた中程下にある風呂水予約ボタンを設定し、また右にちょっとジャンプしてスタートを押す。

このフローを考えたやつ出てこい。ふざけてんのか、と思う。

せめて左から右に、とか、右から左に、だろう。右行って真ん中、左行ってまた真ん中、真ん中ちょい右で終わり、とかなめてんのか?ああん?なめてんのか?

このボタン配置ははじめに設計した人からそれをレビューする人が居て、製造する人が居て、テストする人が居たはずなんだが、なんでそれをすり抜けてこんなUIがリリースされたんだろうか?意味がわからない。全然わからない。

そんなん買う前にチェックしとけと言われそうだが、いやいや、普通ここまで洗濯機の設定でフラストレーション溜まると思います?思わんでしょ。それに店頭でも実際に動かすところまでデモできることは少ないし。

だからもう私はこの洗濯機のすべてを諦めている。もうさっさと壊れてくれないかな、と思っている。今まで家電製品は多々大事に使ってきたが、さっさと壊れてくれと思ったのは初めてである。SANYOの電子レンジとか未だに使ってるのにな。12年くらい経ってるはずだ。

この洗濯機のよろしくないところはこれ以外にもたくさんあり、例えば水が内部に溜まっている状態でもドアがオープンできてしまう。開けたら当然水がバジャーってなる。水が溜まった状態で電源オフ→電源オン、とするとドアが開く(うろ覚え)。例えば子供やペットなどが誤って入ってしまった時にすぐに脱出できるようにという配慮なのかもしれないが…。

あとは脱水が出来ないことがある。ジーンズ一個とかバスタオル一個とかだと偏心して振動してしまうので脱水が進まないのだ。これはドラム型ならばある程度は仕方ないと思うのだが、この洗濯機の制御方法は

  1. ちょっと回転させる
  2. 偏心を感知する
  3. 一回止める
  4. 1.に戻る

となっている。偏心を元に戻すために一旦遠心力をない状態にして洗濯物をミックスした上で重量の分散が均一になることを期待してもう一度脱水する、というアルゴリズムになっているのだろう。ただそれは洗濯物が複数ある場合であって、洗濯物がそもそも一つしか無くてどうしても偏心してしまう場合は、偏心しながらも許容できる振動の範囲内で洗濯物を脱水し続けて水分を除去していく、というやり方のほうが良いと思う。

繰り返しになるが、この点は他のドラム型洗濯機も同様だと思うので仕方ないとは思うが…。

あと、蓋が購入当初から閉まりづらい。コツを掴まないと締めることがとても難しい。やり方としては、

  1. 止め金が当たるところまで優しく閉める
  2. 止め金に当たった感覚があったら、そこから強く止め金の部分を押す

となる。初めて使う人は多分閉められないんじゃないかな…と思う。

というわけで一刻も早く買い替えたいのである。だから故障してくれと願っている。

そうしたところこないだ風呂水ポンプが壊れたので一歩先に進んだことになる。

ちなみに、我が家はテレビも東芝なのだがこいつもひどい曲者である。

「クラウド」ボタンというものが存在し、これを押すとYouTubeやインターネットを使用したコンテンツが表示されるのだが、このボタンがまともに動く確率は30%ほどである。大体フリーズして再起動することになる。なので押さないようにしている。

買ったときからすでに調子が悪く、何度かアップデートが配信される度に治っているかも?と期待したがついにアップデート配信が止まった。

スマホで見ているYouTubeの映像をテレビに写したいな、とキャストすることもあるが、この機能も動く確率は同程度だ。動いたらラッキー、という気持ちで押す必要がある。

それでこないだChromecast with google tvといういわゆるスマートTV的なデバイスを買ったのだが、これは感動した。素晴らしい。YouTubeがちゃんとテレビで見れるのである!動くのである!キャストできるのである!動くべき機能がちゃんと動作するのである!この機能が使えますよ、とうたっている機能を操作したらちゃんと動くのである!家電製品というのはこうであるべきだよな、と思った。

そういうわけで私は完全なる東芝製品ヘイトを患っております。絶対にもう東芝製品は買わない。