妻氏について

前から妻のことを書くとSNSなどでいい反応が貰えるなぁという気がしないでもなかったのですが、こないだ「妻氏の隠れファンです」というお話も頂けたので、妻氏のことについて思いつくことをまとめて書いてみようかなと思います。

あと、すでにブログに書いた話も多いかも。

ガラスのハート

私とは正反対の性格。性格診断をやってみると、私は自信家で頭が固い、研究者、自分の世界にこもりがち、みたいな内容が並ぶが、妻氏の場合は社交的で人々の中心に存在することが多い、ガラスのハートである、みたいな内容が並ぶ。

こないだやった性格診断の結果では「司会者芸人タイプ」と書いてあって、まさにそんな感じだと思う。どんな場所でも存在感があるように思う。また、声が物理的にでかい。そういうこともあって目立っているような気がする。

その一方でガラスのハート。司会者芸人のように目立つことをしておきながら打たれ弱いってかなり組み合わせが悪いのでは、と思うが、ともかくそういうことらしい。

妻氏と付き合い始めたのは私が20歳のことだった。付き合い始めた直後に妻氏の知人らと何度か会って飲みに行ったりバーベキューをしたりということがあったが、そのときに印象深かったのは「妻氏は昔、ガラスのハートですぐに病んでいたけど、明るくなってよかった。君が変えてくれたんだね」的な妻氏の知人からの言葉であった。

私が初めて会ったときは、とにかく説教をしてくる人、という印象だった。4つ年上だったこともあってか、初めて会ったときから「だからお前はダメなんだ」みたいな話を延々とされた。

付き合ってからも説教をされる感じだったのだけど、旅行に行っている時に何かを話していて、私が何か言ったらそれに機嫌を悪くして黙り込んだことがあった。その発言の詳細は忘れてしまったが、私はそんなにひどい事だったり失礼だったりする事は言っておらず、単にその話は聞きたくないからやめろ、というのを不機嫌になることによって表現していたと認識した。で、その時に私も怒って「常々あなたにとって機嫌の良くなるような話ばかりしていられない、何が原因で不機嫌になるのか分からないんだから、こっちにしてみたら地雷原を歩いてるのと一緒」という趣旨のことを言った。

そうした所、私は永遠に怒らない人間だと認識していたらしく、しかし怒ったのでたいそう驚いたらしい。「怒る人だなんて思わなかった…」としおらしくなり、その後1ヶ月くらいは凹み続けていた。

今では説教も凹むことも殆ど無いように見えるが、本人曰く未だにガラスのハートではあるそうだ。

最近、ガラスのハートが傷ついたことは、「自分が猫を抱っこすると手で突っ張って拒否するのに、パパが抱っこすると落ち着いている点」だそうです。

趣味

付き合い始めたころはサブカル好きだと言っていて、くるりとスーパーカーとピチカート・ファイヴと「ジョゼと虎と魚たち」が好きで、トイ・ストーリーを見たことが無いのにキャラクターのグッズを熱心に買い集めていた。

ただ、それらも付き合い始めてから数年でどれもこれも辞め、長らく無趣味に近い状態が続いていた。本人は「テレビと旅行が好き」とのことであった。旅行に関しては結婚前は確かに色々な所に行っていたし、結婚したあとも友達と一緒に海外旅行に行ったりなどしていた。しかしテレビは趣味と言って良いのかな?と個人的には思っていた。

確かにテレビ(というかドラマ)はすごくよく見ている。この点も私と正反対だ。私はテレビを昔からほとんど見ない。だから芸能人も殆ど知らないのだが、妻氏は芸能人の顔を殆ど知っている。もともと社交的なだけあって人の顔を覚えるのが得意なのだろう。妻氏は昔1回か2回しか会ったことのない私の友達のことなどもよく覚えていた。

いつからか妻氏にあまりにも娯楽がないのではないかと思うようになり、「もっと金を使って楽しいことをしたら?」と提案していた。が、それでもずっと「趣味がテレビだから。無理して趣味なんて作れない」などと言っていた。そういう状況が長らく続いていたが、1年ちょい前くらいに「テレビの他で挙げるとすれば、強いて言えば漫画かな…」と言ったので、じゃあ漫画買えば?と勧めた。

したところ、ブックオフやコンビニ、本屋などからみるみるうちに少女漫画のタワーが家に構築された。今でも休みの日になるとずっとスマホもしくは紙の本で少女漫画を読み漁っている。

そう言えばずっと昔はアニメージュを買っていたらしい。でも今は全然アニメも見ていない。鬼滅の刃くらいだろうか、見ていたのは。でもたまに、子どもたちのためにプリキュアなどをテレビに写していると、子供は飽きて他のことをやっているのに妻氏だけ熱心にプリキュアを見ている、みたいな状況をたまに見かける。なので昨今のアニメも知らないだけでもしかしたら見たらハマるのかもしれない。

その他の趣味は?と一応聞いてみると、「おいしいパン探し」と「人間観察」だそうです。

仕事

妻氏は都内の某私立大を卒業したあと、専門学校に入ってそれも卒業し、カフェ店員になった。なんかすごい自由な人生だな。

東京の某所の某カフェ店員になったがそのあと色々あって秋田に戻り、地元のレストランで店員をしていた。この時に大学生だった私と付き合い始めたという流れ。

レストランで店員をしていた折、理由は忘れたが何か転職するきっかけがあり、塾講師へと転身した。それを1年ほどだったか続けたあと、特別養護学校で働き始めた。以降、ずっと職は変われどほぼ一貫して発達障害児などの子供をサポートするという仕事に就いている。

こういう仕事は中々厳しいらしく、体にアザを作ってきたり精神的にアレな出来事が頻繁に起こったりするようだ。ガラスのハートなのに精神が保つのか?と不安になるが、妻氏にとってこの仕事はメンタルを破壊されるほどにはしんどくないらしい。実際、何年も続けているので。話を聞くと私だったら1ヶ月と持たないな、と思うのだが。

ようするに色々なハンデや障害、あるいは一般的な問題がある子供たちを相手にする適性、才能があるのだろうと思う。

ギリギリまで先延ばし

これは本人も認めていることなのだが、予定をギリギリまで先延ばしにする。出かけるにしても出発時間ちょうどに間に合うように準備する。一方で私はなる早で準備しておいて余裕を持って出発したいタイプなのでその辺りで非常によく喧嘩になる。

それに関連して特に理解できない行動がある。もう出発する直前で準備も出来ていない、という状況で掃除をし始めるのだ。

これは本当に意味がわからない。わからないが、最近はやらなくなってきたので良かった。

植物

植物は任せておくと全部枯らす。間違いなく枯らす。枯らすのによく買う。

なぜ枯らすのかというとこれはもうシンプルに水をやらないから。一切の世話をしない。買ってきてから1回も水をあげてない植物がざらにある。そういうものは全部私が世話をしている。

「私はサボテンを枯らした女だ」と自慢気に語ることが多々ある。これは「サボテンのようにめったに水をあげなくても良い多肉植物であっても私にかかれば枯らすことが可能だ」という一種の彼女なりのギャグなのであるが、しかしサボテンであっても定期的に水をやったり肥料をやったり日光の量に気をつけたりとやることは多々あるのであって、それを知らずに「手のかからないサボテン」と認識しているところがそもそも間違ってるというか、本人の植物を枯らす特性をよく表現している言葉だよな、と個人的には思う。

生き物

生き物が基本的に苦手。祖母に「畜生は家に入れるな!!!」と言われて育ったらしく、子供の頃からペットを飼った経験が無いそうだ。

この点も私と正反対。私は子供の頃から大量のペットというか、半分家畜のような生き物が家に沢山いた。父親が教育に良いから、と飼っていたのだった。思い出す限りで、猫、セキセイインコ、うさぎ、チャボ、ニワトリ、合鴨、亀、熱帯魚、ハムスター、七面鳥、孔雀などが居た。

結婚して同居してから、何かペットを買いたいと思った。それを妻氏に相談すると「私はもう生き物がダメだから何も出来ない」と。世話はしなくていいから、例えばハムスターなら見てるだけで可愛いと思えるのでは?とペットショップに連れて行った。

そうしたところ、「完全にネズミを想像して超気持ち悪い姿をイメージしていたけどこれだったら大丈夫かも」と言っていた。なので、準備を整えてハムスターを飼った。スノーホワイトハムスターという、多分ジャンガリアンハムスターの品種改良された一種を飼った。

今でもその時のことはよく覚えている。府中市に住んでいて、隣の聖蹟桜ヶ丘のペットショップで飼ったのだった。その帰り、聖蹟桜ヶ丘の駅で

「ひぎゃあああああ!!」

と悲鳴を上げたのだった。一体何事かと聞くと、ハムスターが入っているボール紙の空気穴からハムスターが鼻を出してひくひくさせている。それがめちゃくちゃ気持ち悪いのだそうだ。

そこから妻氏のテンションはだだ下がりで、しばらくショックを隠せない状態が続いた。付き合い始めた頃に「怒る人だなんて思わなかった…」と凹んでいた時と非常によく似ていた。これもガラスのハートの一種である。未だにどんなところで精神的ダメージを受けているのかよくわからない。

そう言えば、家の中で話しかけても「ひぎゃあああああ!!」と突然悲鳴を上げることが多い。そんな所に居るなんて思わなかった!!いきなり話しかけて来ないで!!!などと怒られるが、しかし話しかける前にドアをノックしたりしても「ひぎゃあああああ!!」と悲鳴を上げることがあるのでどうしようもない。

その後ハムスターはある程度慣れた。多少は触れるようになっていたと思う。そのハムスターの名前は「うどん」だった。妻氏が命名した。白いから「うどん」。今飼っている猫の名前(ハル)も妻氏が付けた。私が「2001年宇宙の旅」に出てくるHAL9000が好きだから。

猫は完全に慣れるまで1年弱ほどかかったが、今では普通に触ったり抱っこしたりできる。

テレビを信用する

雑学や生活の知恵みたいなものを妻氏に教えても「ふーん」という感じで終わってしまう。

例えば、掃除には汚れに対して適切な薬剤を使用するのが良い。水垢ならクエン酸、油汚れならアルカリ電解水や重曹、カビなら塩素、ステッカーのべたべたには無水エタノール、色柄物の漂白には過炭酸ナトリウムなど。というわけでそれらを大体用意していて適宜使い分けている。

が、それを妻氏に教えても「ふーん」「あーそー」くらいの薄い反応で終わってしまう。

しかしそれを妻氏がテレビで見ると、「知ってた!?油汚れには重曹が効くんだって!!!」などと嬉々と報告してくる。「だから前にそれ言ったじゃん」と言うと、「ええ?そうだっけー。本当ー?」などと疑う。そういうことが何度もある。最近では公的に私の雑学は信じない、という旨を公言している。

なぜ信じないのか?今横にいるのでその理由を聞いてみると、「負けたくないから」だそうです。それを認めてる時点で負けてる気がする。

うろ覚え

特に興味のない分野の固有名詞を適当に覚えていて、さらに誤りに気付いても改めようとしない。

例えばアンパンマンに出てくるジャムおじさんを「パンおじさん」と言ったり、エヴァンゲリオンに出てくる「ロンギヌスの槍」をずっと「ヤンギヌスの槍」と言ったりする。それで間違いを指摘しても面白がって間違った名前をずっと使い続ける。

よく笑う

笑いに対する敷居が非常に低く、しょうもないギャグでもずーっと笑っている。

こないだ妻氏がぎっくり腰のような症状になり、「痛い痛い!背中が痛い!」と床でのたうち回っていることがあった。背中を押したり揉んだりしても改善せず、まず体勢を整えた方が良いのでは、とソファに寝せようとしたところ思ったよりも妻氏を支えたり運んだりするのがしんどかった。

しんどかったので、「これ、パラマウントベッドが必要だな…」とつぶやいたところそれがツボにハマったらしく、ずっと背中が痛い!!とか言いながら笑っている。

だから私も調子に乗ってパラマウントベッドの歌(下記動画)

などを歌うと「いーひひひひひ!やめて!笑わせないで!」などと言いながらずっと笑っている。

大体こういうことをしていると土日が終わる。

まとめ

特にないです。こういう感じの人です。よろしくお願いします。