【質問#201】韓国車は最強コスパになるかも論

質問・悩み相談の回答です。

質問

この度車を購入したのですが、納車待ちの間に色々調べているうち、こちらのブログに辿り着きあなた様の流れるような毒舌コメント、辛辣ながら的を得た指摘、とても楽しく読ませて頂きました。
さて、今回我が家の車、最終的にCX-8を選定したわけなんですが、買っておきながら何なんですが、実は私、この車の外観があまり好きじゃないです。ぶっちゃけ、マツダのデザインもあまりかっこいいと思えてなくて、良くて、普通かな?くらいの。
マツダユーザーさんには申し訳ないです。

じゃ何故買った?というと、消去法でこれしか残らなかったから、というのが理由です。
私もあなた様と同様、あらゆる場面にコスパを重視した選び方をしていまして、今はアウトバックに乗っていますが、当初の計画では新型のアウトバックに乗り換える予定だったのですが、既に1年以上前からアメリカで販売されている車を、スバルが一体何を考えての事か理解に苦しむのですが、あと最低1年以上は新型は国内販売開始しないようで、それであえなく他社から車を選定することになったわけですが、私はスバリストではないですし、コストに対してバランス良い車ならブランドは何でも良いです。そういう目線で色々見ていたのですが、今国産車は悲しいくらい選べるものがありません。
今のトヨタ車はあなた様が指摘された通り、まるでミニ四駆よろしく意味のない突起をあちこちに出して、決め手はお決まりのギンギラメッキアクセントです。レクサスですら、まるでフィリピンのジープニーのようなコンセプトですから、あれでは恥ずかしくてとても乗れません。
欧州車はデザインも乗り心地も良いんですが、リセールとのバランスを考えると、今はとても手を出す気にはなれません。
結果、マツダが残り購入に至ったわけですが、今回車を選ぶにあたり、何気なく国内には展開していない韓国車を画像や映像で見ましたが、乗り心地質感その他は知る由もないですが、私の目線でさデザイン性は目を見張るものがあるように思えました。
今はご存知の通り韓国バッシングが酷い世の中で、ネット上では韓国車は散々叩かれてますが、車なんてのは既に進歩はほとんど止まってますし、メーカーや車種によって走りが違うのは、単に個性とコンセプトの話ではないかと思うんです。

あと残るは、各社競うべきはデザイン性ではないかと思うんですが、もし今日本に韓国車が入ってきた場合(実際ヒュンダイが近々上陸する噂が)、私は乗ってみたい派です。
というかこれも消去法で、その時国産車に本当に良いと思えるものがあれば、リセール考えたら国産を選択しますが、韓国車は売価が日本車よりそもそもが割安ですし、究極の合理主義アメリカ人の評価も韓国車は悪くないようなので、総合すれば、日本でも十分コンペに乗るのではないかと。
私的な感覚ですが、デザインで見たら韓国車は純粋に日本車よりかっこいいです。

もし今の韓国車に関して、何か感じるものがあればお聞かせ頂きたいのです。

回答

実は私、この車の外観があまり好きじゃないです。

そう言えば私はリアの左右の灯火を結ぶように接続された水平の加飾がなんだかつながり眉毛みたいで気になった記憶がありますね。(どうでもいい話ですが…)

私もあなた様と同様、あらゆる場面にコスパを重視した選び方をしていまして

これも私の話で恐縮ですが、私はあんまりコスパを重視しなくなりました。一周回って「自分が良いと思えればそれでOK」という結論に至りました。その「良い」の中に性能と価格のバランス、は入っていたりもするのですが。

今はアウトバックに乗っていますが、当初の計画では新型のアウトバックに乗り換える予定だったのですが

アウトバックは乗ったこと無いのですがいい車だとオーナーはみなさん口を揃えて言いますね。なので新型は私も気になってます。大きいのがちょっと気になりますが。知人の方で同じくアウトバックからCX-8に乗り換えた人が居ますが、「アウトバックのほうが運転は楽しかった」と言ってたのが記憶に残っています。

レクサスですら、まるでフィリピンのジープニーのようなコンセプトですから、あれでは恥ずかしくてとても乗れません。

私もそんな感じに思います。下品とまでは言わないですが、あまり上品とは言えないですね。高級車だとわかりやすくするためのあのギラギラのグリルが成金っぽいというか…。しかしながら正直な所、ああいったちょい下品なデザインを好むユーザーは多いということなんでしょう。売れるからこういうデザインにしている、などという考えで作られた車には乗りたくないと個人的には思いますが。

欧州車はデザインも乗り心地も良いんですが、リセールとのバランスを考えると、今はとても手を出す気にはなれません。

これも仰るとおりで、欧州車を買うならば新車は無いなと思います。300万円前後で買える車種ならまだしも、400万円オーバーくらいになると…。500万円近い車が1万km程度走って300万円になってたりしますからね。どういう値付けしてるんだろう。

車なんてのは既に進歩はほとんど止まってますし、メーカーや車種によって走りが違うのは、単に個性とコンセプトの話ではないかと思うんです。

「進歩がほとんど止まっている」はちょっと言いすぎかな、と思うところはあります。燃焼技術はどんどん進歩していてガソリンエンジンは未だに効率が上がっていますし、運転支援システムや自動運転関連技術も日進月歩で成果が上がっています。走りに関しても新しいパワートレインが次々投入され、四輪のトルク制御や四輪での操舵制御が行われているような車種も高級車以外にちらほら見るようになってきました。

まあ、しかしながら基本的な走る、止まる、曲がるという点に対しては何十年も前から性能向上はあれど基礎はほとんど変わっては居ないですし、メーカーによる商品コンセプトの舵取りが時に技術向上よりも大きな影響を及ぼすことがあるのもそのとおりだとは思います。

もし今の韓国車に関して、何か感じるものがあればお聞かせ頂きたいのです。

で、えー本題のこちらですが。正直、韓国車は全然分かりません…。一時期ソナタを売り出そうとして爆沈、撤退したのは記憶にのこってます。

韓国車が日本で売れないというのに国家のイメージが影響しているということはご指摘の通り確実にあると思います。そもそも日本には世界的に有名な自動車メーカーがいくつもありますし、加えて昔からの国産ブランド品思考みたいなものも強いでしょうから、それを覆すにはドイツの高級輸入車やでっかくてゴツいアメ車みたいなものでなくてはならないんじゃないかなぁと。もっともそういう買い方をする人が全てではないと思いますが。

ただ、ご指摘の通りグローバルで売上を比較すると北米でも欧州でもヒュンダイは結構上位に食い込んでるんですよね。韓国車の話をすると「FF外から失礼します!北米でヒュンダイが売れてるのは英語圏で『ホンダイ』と発音させていてホンダと誤認させる戦略をとっており…」みたいな人が飛んできそうですが、まあよく分からないですがそんな誤認させる小手先の戦略だけでこんなに売れるわけはないので、ちゃんと中身も伴ってるんじゃないかなぁという気はします。

というわけで本来であれば実際に乗って判断したいところですがそれは難しいので、とりあえずヒュンダイの米国サイトからラインナップとスペック表と価格を眺めて色々考えてみたいと思います。

デザイン

なんかどこかで見たようなデザインと色が散りばめられているような気がしますね。ちょっと正直パクリっぽい気が…(主観です)


image from hyundai


image from hyundai


image from hyundai


image from hyundai


image from hyundai

デザインについては個々人の好みに依存するので一概には言えませんが、私は「トヨタ車に似ているがトヨタ車よりは全般的にましだと思う。でもガンダム顔なので好きじゃない」という印象でした。

コスパ

個人的に気になった車種をいくつか選んでみました。価格は1ドル105円で計算してます。


PALISADE

8人乗りの大型SUVです。335万円。まじ?もう安いな。

内装はWeb用に多少盛られたと思われる写真でも既に安っぽそうです。このシートはちょっと個人的には乗る気がしません。なんかすぐにヘタりそうな素材…(感想です)

センターコンソールは高級車っぽい配置ですが、やっぱり素材のテカリ具合や、ボタンの感じがどこか安っぽそうです。ただハードウェアスイッチでまとめられているので操作性は良さそうですね。

メーターはフル液晶でいい感じではないでしょうか?悪くはないですがレッドゾーンの市松模様がなんかちょっとチープな感じが。あと、なんでタコメーターが反対周りなんでしょうか。これちょっと慣れないと使いづらい気がします。まあATだったらそんなに回転数気にしないと思いますが。

スペックは車重が1871kg、エンジンは6気筒3.8L 291hp。まじ?291馬力で基本はFF。運転支援システムもクロストラフィックアラートなどは上位グレードでないと付属していないものの一通りのものは装着されている模様。変速機はクーラー付きの8AT。

スペックと車体サイズから考えると確かにコスパは驚くほどに良いように思いますね。

もう1車種見てみましょう。


ELANTRA GT

5ドアのハッチバックです。Cセグメントかな。216万円。
しつこいですが見た目に関しては個々人によりけりだと思いますが、個人的には好きではないですね。

内装はぱっと見た感じだと「いいじゃん!!!」ってなりますが、Web用に盛られた写真だろうなというのが私の長年の経験が告げています。こういうのはユーザーが撮影した写真を見るとすぐ分かるのですが、ググってもメーカーが提供している写真しか表示されず結局よく分かりませんでした。メーターパネルはなんだかVWのパクリっぽいですね。こういうどっかで見たな…的なデザインがヒュンダイは非常に多い気がします。別にパクリだと責めるつもりは無いですし、似てても別にいいじゃんとは思いますが、一方でちょっとつまらないなとも思いますね。もうちょっと独創性が見られたら良かったかなぁ。

細かいですが、非接触充電がついてるのは良いですね。あとはこの内装材が…やっぱり実際見たら安っぽいのでは…という疑念が湧き上がってきます。

スペックを見ていきましょう。重量は1339kg。2L 161hpのエンジンに6AT。上位グレードでは7速DCTも選べるそうです。運転支援システムは標準ではほとんど装着されていません。上位グレードでもクルーズコントロール等々はオプション。コスパに関しては…どうだろう?この車種に関してもコスパは良いと思いますが、前にみた車種ほどの驚きは無いですね。日本だとこのくらいの車種には1.5Lエンジンくらいが搭載されることが多いため、出力を比較するならばコスパは良いような気がします。

ざっと他の車種も見た感じ、

  • 最高出力が高い車種が多い
  • 概ね直感的に安いと思える価格設定
  • CarPlayやAndroidAutoに対応している車種が多いのが良い
  • ラインナップがSUVにかなり特化している

という感じの印象を受けました。

あとはこれは自動車そのものとは関係ないのですが、Webサイトが非常に見やすくよくまとまっていました。日本の自動車メーカーの公式サイト(や日本語の輸入車の公式サイト)は非常に見にくいものが多いですが、見習ってほしいです。

「韓国車はコスパ最強では」と言われると、確かに調べた限りでは最強と言っていい気はします。ただ個人的にはぜひ買いたい、乗ってみたいとは思えなかったですね。主に内装の品質と外観的に…。このあたりは、冒頭に書いたとおり最近はあまりコスパを重視しなくなったという背景もあります。

あとはいくらなんでも安すぎるような気がする車種(PALISADE)もあるので、コスパの代わりに何か大切なものがスポイルされているのではという気がしないでもないです。
もしまた日本で買えるようになったとしても、ある程度評判が分かってきてからの方が良いかなぁ?と思いました。