【質問#162】妻が仕事を辞めたいと言い出す

質問・悩み相談の回答です。

質問

自分 地方公務員 31歳
妻 製造業事務職(時短勤務中) 28歳
子ども 1歳半

育休から復帰してから、度々仕事を辞めたいと言い出します。
今は日中は私の親に子どもを預かってもらい、妻が夕方迎えに行っています。3歳になったら幼稚園に入れる予定でした。

辞めたい理由としては、
・嫌いな上司がいる
・仕事にやりがいがない
・子育てに集中したい
とのことです。

私は話は聞きつつも、毎回反対だと伝えています。

私の収入は職業柄そんなに伸びないので家計に余裕はなく、共働きは必要だと思っています。結婚する前から、妻は専業主婦にはならないと言っていましたし、私も結婚相手としての条件だと思っていました。

妻の仕事は、土日祝日は休み、時短勤務でも月十数万の給料に年2回ボーナスまでありますし、産休育休制度もある企業です。

妻は二人目の子どもも欲しいと言っており、金銭面を考えれば仕事は続けるのが望ましいと思っています。別にしたい仕事があるなら転職もあり得るのでしょうが、特にやりたいこともないそうです。就職先が限られている地方ですので、今より条件の良い転職先はありません。これは妻も理解しています。

家計を管理しているのは私で、妻の給料がないと貯金どころか毎月赤字になりそうです。無駄遣いをしているつもりはなく、「収入が減るなら家賃が安い物件に引っ越すしかないのでは」と提案しても「それは嫌」だと言われます。節約できるタイプではなく、家計を責任もって考えていないことにも腹が立ちます。

妻には奨学金の返済が残っており、将来的にはマイホームも欲しいので貯金も必要です。今の生活を維持するため、将来的に家を建てるためには仕事を続けるしかないのでは、と伝えていますが、解決策もなく妥協もしないまま、辞めたいと言っています。

私は共働きだからこそ、家事育児は人並み以上にやってきたつもりです。朝早く起きて弁当を作り、なるべく定時で帰り子どもをお風呂に入れて、妻が寝る頃まで夕食の後片付けをしています。

正直、仕事を辞めるというなら、もう離婚も視野に入れたいくらいです。こんなことが頭をよぎる私がおかしいのでしょうか。

まとまりのない文章になってしまいましたが、ご意見を伺いたいです。

質問 追記

昨日は私の思いだけを書き綴ってしまいました。お金のことしか考えない冷たい男に見えたかもしれません。

できれば以下は非公開とするか、ボカして書いていただけると有り難いのですが(公開でも問題はありませんが、かなり詳細に書いているので・・・)、妻が仕事を辞めたい理由、職場のことを補足させてください。

妻は*********で働いています。その業務自体が嫌いなわけではないとのことです。ただ、現在は時短勤務のため、程度の軽い仕事(******)をさせられており、ただやればいい仕事でつまらない、***********裁量がない仕事は意味がない、ということでした。

妻の気持ちは分からないわけではありません。それがストレスなら辞めていいよと言いたい気持ちはあります。ただ、それでも反対する理由は前回書いたとおりです。別にやりたい仕事がない、1人目はあと1年少しで幼稚園に入る、2人目を考えるなら今の福利厚生は有り難い、という現状では、なんとか今の企業で我慢するか、異動させてもらうことで改善されないか、説得しているところです。

ただ正直そんな状況で働いているのは妻なので、私が現状で我慢しろというのは酷いことなのかもしれません。精神や身体の健康を壊させたくはありません。

withpopさんからはこの状況はどのように見えるでしょうか。

(***** の部分は私が伏せ字にしましたが、無くても大筋の文意は変わらず読み取れると思います)

回答

いやー、辛い話です。きつい。悲しい。マジで涙が出ます…。なんでこんな社会なんでしょうね。

お金のことしか考えない冷たい男に見えたかもしれません。

少なくとも私はそんなふうには見えませんでした。私は第一に社会が悪いと思いますね。なんで社会が悪いのか?それを本記事で説明した上で現実的な解決策というか、私ならこうするというのをご参考までに書こうと思います。

自分 地方公務員 31歳
妻 製造業事務職(時短勤務中) 28歳
子ども 1歳半

まず、私見ですが地方でこれは盤石な基盤と思います。地方(地方都市除く)で良いとされる仕事の筆頭が公務員とその地場にある製造業です。資産(土地や機械)があれば農家も悪くないですが。

盤石な基盤でありながらこうした経済的な問題に端を発して離婚まで考える不和に発展してしまうというのがそもそもおかしいんですよね。何故か?は後述します。

育休から復帰してから、度々仕事を辞めたいと言い出します。
今は日中は私の親に子どもを預かってもらい、妻が夕方迎えに行っています。3歳になったら幼稚園に入れる予定でした。
辞めたい理由としては、
・嫌いな上司がいる
・仕事にやりがいがない
・子育てに集中したい
とのことです。

上記自体はこれだけを見ると特に我侭というレベルでは無いと思います。しかし今回はそれにGOサインを出せない理由は

私は話は聞きつつも、毎回反対だと伝えています。
私の収入は職業柄そんなに伸びないので家計に余裕はなく、共働きは必要だと思っています。

という感じですね。

加えて、

結婚する前から、妻は専業主婦にはならないと言っていましたし、私も結婚相手としての条件だと思っていました。

ここがポイントですね。後述します。

妻の仕事は、土日祝日は休み、時短勤務でも月十数万の給料に年2回ボーナスまでありますし、産休育休制度もある企業です。

この待遇は特に地方ということも踏まえて考えると素晴らしいですね。

妻は二人目の子どもも欲しいと言っており、金銭面を考えれば仕事は続けるのが望ましいと思っています。

私も同意見です。

別にしたい仕事があるなら転職もあり得るのでしょうが、特にやりたいこともないそうです。就職先が限られている地方ですので、今より条件の良い転職先はありません。これは妻も理解しています。

転職するにせよ専業主婦になるにせよ、現在お住まいの地域で最高の待遇を捨てるという選択には変わりないわけですね。

家計を管理しているのは私で、妻の給料がないと貯金どころか毎月赤字になりそうです。無駄遣いをしているつもりはなく、「収入が減るなら家賃が安い物件に引っ越すしかないのでは」と提案しても「それは嫌」だと言われます。節約できるタイプではなく、家計を責任もって考えていないことにも腹が立ちます。

ここも重要なポイントですね。これも後述します。

妻には奨学金の返済が残っており、将来的にはマイホームも欲しいので貯金も必要です。今の生活を維持するため、将来的に家を建てるためには仕事を続けるしかないのでは、と伝えていますが、解決策もなく妥協もしないまま、辞めたいと言っています。

つまり奥様にとっては今の仕事から脱出したいというのが訴えの中心になっているように見えます。それが良いか悪いかはひとまずおいておくとして。

私は共働きだからこそ、家事育児は人並み以上にやってきたつもりです。朝早く起きて弁当を作り、なるべく定時で帰り子どもをお風呂に入れて、妻が寝る頃まで夕食の後片付けをしています。

ここも重要なポイントですね。まとめて後述します。

正直、仕事を辞めるというなら、もう離婚も視野に入れたいくらいです。こんなことが頭をよぎる私がおかしいのでしょうか。

おかしくはないと思います。

まとまりのない文章になってしまいましたが、ご意見を伺いたいです。

はい。というわけで回答していきますが、ここで一つ非常に興味深い話があるので書きたいと思います。

こないだ私は妻氏に言われて驚愕したのですが、

「女は身内(家族、友達)には迷惑をかけていいと思っている」

らしいです。一方で男は

「身内(家族、友達)には迷惑をかけられない」

と思う人が多数と思うのですがどうでしょう?今回の質問者様も全体的にそういう思想が読み取れると思います。私はなるべく仕事よりも家族の用事を優先させようと思いますし、家族が無理なく健康で文化的な生活を送れるように家族のためを思って金を稼いでます。私がもし何かあって給与が半分になって家族が食っていけなくなったら精神的に耐えられないと思います。例えば夫が現場で怪我して半年働けなくなったとしても、「まぁ身内だから我慢してもらおう。それよりも半年も現場に入れなくて職場には申し訳ないことした」と考える男は私が経験した限り見たことないです。

一方で女性は「迷惑をかけていい」と思っている。収入が減ることで迷惑をかけていいと思っているから家計へのインパクトがあっても辞めて良いと思っている。と書くと酷いように聞こえますが、これはつまり「家族は安住の地であって、甘えてもいい場所」だということなのでしょう。現代社会でどこにいても敵ばかり、せめて家族の中だけは安心できるところでありたいという気持ちの現れなのだと思いますね。つまり、世界に対する認識の違いなんだとおもいます。

そもそも

「女は身内(家族、友達)には迷惑をかけていいと思っている」
「男は身内(家族、友達)には迷惑をかけられないと思っている」

という雑な論がどの程度正しいかというのは考えられてしかるべきです。異論も沢山あるでしょう。異論が出るのが普通です、人間は均質ではないのですから。そして一人の人間を取ってみても、男であれ女であれこの考えが混在していると思います。

でも私が強調したいのは、そう考えると夫婦や男女のすれ違いの場面にすごく納得の行く説明ができることが多い、ということなんですよね。

これを踏まえてもう一度質問文を読んでいきます。

私の収入は職業柄そんなに伸びないので家計に余裕はなく、共働きは必要だと思っています。結婚する前から、妻は専業主婦にはならないと言っていましたし、私も結婚相手としての条件だと思っていました。

結婚するときから「専業主婦にはならないことが条件だった」というのはつまり、家庭が存続するための現実的な条件を挙げているという風にみなせます。そもそも家庭運営が健全に成り立つことを当初から前提条件に組み込んでいるわけで、やはり家族が健康で文化的な生活を営めることが考えの中心にあることがわかります。

そして、「専業主婦にはならない」と言っていた条件を簡単に翻す点に関しても奥様はそれがそこまで重要な意味を持っているとは思っていなかったのでしょう。

妻は二人目の子どもも欲しいと言っており、金銭面を考えれば仕事は続けるのが望ましいと思っています。別にしたい仕事があるなら転職もあり得るのでしょうが、特にやりたいこともないそうです。就職先が限られている地方ですので、今より条件の良い転職先はありません。これは妻も理解しています。

これは前述の通り、明らかに辛い職場からの逃げだとみなせます。重要なのは逃げること自体が悪ではなく、それが可能ならば積極的に採用して良いというオプションのはずだということです。そして今回は質問者様が「逃げたら経済面で家庭が立ち行かなくなるアウトだ」というジャッジをしており、奥様はおそらく「安全な家庭に逃げ帰り、家の中から家事子育てをサポートする方向に鞍替えできるはずだ」というジャッジをしているという見解の相違が発生しているのだと思います。

家計を管理しているのは私で、妻の給料がないと貯金どころか毎月赤字になりそうです。無駄遣いをしているつもりはなく、「収入が減るなら家賃が安い物件に引っ越すしかないのでは」と提案しても「それは嫌」だと言われます。節約できるタイプではなく、家計を責任もって考えていないことにも腹が立ちます。

「家賃が安いところに引っ越すのは嫌だ」「家計を責任もって考えていない」という発想こそが家族に対する甘えの一つなのだと個人的には思います。しつこく繰り返しますが、これは否定的に言っているわけではないです。おそらく職場で辛い目にあっている分、家族にくらいは甘えたい思っているのでしょう。それができると思われる旦那を選んだはずなのに、蓋を開けてみたら「こんなの私が想像していた結婚生活ではない」となるのかもしれません。

妻には奨学金の返済が残っており、将来的にはマイホームも欲しいので貯金も必要です。今の生活を維持するため、将来的に家を建てるためには仕事を続けるしかないのでは、と伝えていますが、解決策もなく妥協もしないまま、辞めたいと言っています。

マイホームを購入し家族に新築の我が家で過ごしてもらいたい。やはり家族ファーストの思想です。それを実現するためには現実的には共働きが第一に優先すべき体制であって片肺飛行では現実的に厳しい。と、こうなるわけです。

私は共働きだからこそ、家事育児は人並み以上にやってきたつもりです。朝早く起きて弁当を作り、なるべく定時で帰り子どもをお風呂に入れて、妻が寝る頃まで夕食の後片付けをしています。

これも家族ファースト、家族には迷惑をかけられないという思想の表れと思います。仕事しつつもなるべく定時に帰って積極的に家事をする。自分の長時間労働で家族には迷惑をかけられない。そういう発想ですね。しかし、こういう積極的な家事育児というのは 男性が思っているほどには女性(妻)には刺さらない んですよね、驚くべきことに。つまり「迷惑をかけられないという思想を忠実に実行している」という点を評価して欲しいという気持ちが男にはあり、しかし女にはそもそもその前提が無いので理解できないのではないかと個人的には考えています。完全なる独自理論ですが。

だから、たまに良いメシを食いにったり花を買ったり容姿をべた褒めするという分かりやすい非日常を提供したほうが少なくとも我が家では好印象になったような気がします。今回の話とは直接関係ないですが…。

正直、仕事を辞めるというなら、もう離婚も視野に入れたいくらいです。こんなことが頭をよぎる私がおかしいのでしょうか。

これもある意味「家族ファースト」だと思っていて、つまり家族という全体に着目した全体主義的な考え方ですね。ですから奥様には辛いだろうが家族を家族たらしめるために耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで欲しいと思っているのでしょう。それも家族ファーストだからです。

しかしながら前述した通り一人の人間の中には様々な思いがせめぎ合っているのであって、

妻の気持ちは分からないわけではありません。それがストレスなら辞めていいよと言いたい気持ちはあります。

であったり、あとは離婚も考えるという状況でありながら、

ただ正直そんな状況で働いているのは妻なので、私が現状で我慢しろというのは酷いことなのかもしれません。精神や身体の健康を壊させたくはありません。

という感情も同居するのでしょう。

まあその、私が書いた「迷惑をかける」論を横に置いといても、家族全体の生活が優先なのか、家族の一人である妻の永世を優先するのかという話であるのでこれは板挟みにあって当然な悩みと言えます。

こうした板挟みや夫婦のすれ違いに対して人間はこれまでどのように対処してきたのでしょうか?

簡単に言うと札束で殴って解決してきたんだと個人的には思っています。

私は昔のことは知りませんが、元来日本は「男は稼いで女は家を守り家族として生きる」みたいな価値観が父権主義的な考えと相まって広まっていたわけですよね。父親は金を稼ぎ、稼いだ金で家族を食わし、権威的であったと。いかにも保守的で古臭い考え方ですが、しかし金を稼げて家族を食わせることが出来たという点ではある意味幸せの一形態であったのかなと個人的には思います。生活するのに十分な金が提供されていたから、多少の板挟みやすれ違いも金の力や父権主義的な考え方で何とかなってきたんだと思います。それが良いかどうかは別にして、そういう形態だったんじゃないかなと。

で、男女同権が良いという欧米の思想が日本にも幅を利かせるようになり、女性の社会進出が進んで家庭の収入も2倍になった…ら良かったものの、日本はバブル崩壊以降、ほとんど経済成長出来なかったので「2馬力でやっと人並な暮らし」みたいな家庭が増えてしまいました。

私は冒頭に社会が悪いと言ったのはまさにそこで、つまり経済成長できてないというのは悪なんですよね。実際、2馬力で働かないと生活できない家が明らかに生活実感としても統計としても増えてるわけですから、これは生活が辛くなったと言い切って良いと個人的には思います。不景気な時に企業も家庭も緊縮ムードになるのは仕方の無いことで、しかし緊縮ムードになることによって消費が冷え込み景気回復は出来ないわけです(合成の誤謬)。「資金は温存しとこう」という合理的な考え方を打破して金を使わせるという不合理な決定をさせることができるのは国家政策しかないのに、日本はこの失われた30年(30年とか気軽に言ってくれるよな、俺らにとってはそれが人生の全てだよ、と思う)の間に大して実りある施策を取ることができませんでした。

その結果、日本でも唯一労働条件がマシな都市圏、特に東京への人口流入が続き、日本の一人当たりの購買力平価GDPの世界ランキングが31位であるにもかかわらず都市別GDPランキングでは東京が2位であるという歪な事態になってるんですよね。どうすればよかったか、というのは政治の議論なのでひとまず置いとくとしてこんな現状を望んでいたひとはほとんど居ないでしょう。

そして日本は未だにその「男が稼いで女が家庭を守る」みたいな価値観を種々の行政施策に残しています。結婚を前提とした税施策、配偶者控除、扶養控除、子供手当て…。男は働いて専業主婦を養い、ちまちまと老後のために貯金をするのが正義、「人間は結婚をして家族を作るものである」という思想が見え隠れします。しかしながら殆どの家庭は共働きでないと家計は立ち行かない。そもそも結婚できない人も沢山居る。現実と政策がアンマッチである。とこう強く思うわけです。

出生率が低いのが問題だと言いながら(人口ボーナスによる経済成長以外にも生きる道はあるのに)保育士の待遇向上はいつまでたっても達成しない、未だに廃棄費用がかかるからと使用済みオムツを袋に入れて持ち帰らせる園も多く、出産費用には健康保険も適用されない、児童手当などとごく少額の現金を口座に振り込むことで有り難い感を演出するなどみみっちいことを未だに繰り返しているなどなど私は日本という国の行政が何をしたいのかさっぱり分かりませんね。全く統一的なポリシーに欠けており、もう例として挙げるのも嫌なのですが日本帝国陸海軍の間で派閥争いがあったのと同じ何かを感じさせます。

そういうわけで、夫婦のうち片方が働けば生活に必要な資金は確保できるという社会であれば今回のご質問もそもそも問題化することはありえず、「じゃあしばらく専業主婦やってたら」という話でおしまいのはずなのですがそういう賃金がもたらされていないのはやはり社会のせいと言わざるを得ないと個人的には思いますね。

そして社会のせいなのは間違いないと思うのですが、現実的に一家族、一個人のミクロの世界で見ると政治経済というのは完全にコントロール不可能な要素なのでこれは受け入れるしか無いです。いや、本当は自分が暮らす国家地域を変えることで変更可能ではあるのですが、多くの場合現実的に選択できるオプションにはなりえないでしょう。

ということなので政治家の失態を我々国民が実生活で尻拭いせねばならぬわけですね。また余談になってしまいますが、こういう状況下でやっぱり菅官房長官のホテルオークラ3000円パンケーキとかも個人的にはアカンと思いますよ。SNSでの観測範囲では圧倒的に「ホテルで3000円のパンケーキは安い」「官房長官が3000円ごときのメシを食って叩かれる社会の方が嫌だ」みたいな意見が多いですが、論点がずれてると思います。実際問題経済的な面で生活に困ってる人からすりゃムカつくのは当たり前だと思うんですよね。「ホテルで3000円のパンケーキは安い」なんてのははっきり言えば金に困ってない人だから言える意見であって、一方で日本には金に困ってる人たちがたくさんいるわけですよ。そういう人たちが居るということを想像できないから両者が両者のお気持ちだけ述べて平行線になる。

政治家に庶民感覚は要らないと思いますが庶民への配慮は業務遂行のために必要だと思うんです。政治家が贅沢をしていいとは思いますが、今の日本の幸せな人間を叩く風潮を鑑みて円滑な業務遂行のために質素に暮らしてるポーズくらいは見せておけよと個人的には思うわけです。どうでも良いことを報じて炎上させるメディアが悪いのは皆分かってますが、実際それに食いついて炎上させる人たちが居て受給関係が成り立っている以上これもコントロールするのは難しいわけですよ。なんか原理原則やあるべき論にこだわってて現実の泥臭いことを許容する人が少ないと思うんだよな。ほんとお前らはロマンチストだよ。ロマンの塊だよ。君たちはそういうピュアな人間で居てください。ドブさらいは俺がやる。

何を書いてるのか分からなくなってきたので話を戻して現実的に取れるオプションを考えてみたいと思います。と言っても取れるオプションは大変少なく、これも辛いのですが…。

  1. 仕事を続けてもらう
  2. 専業主婦になり、家計財政を緊縮する
  3. 要求を全て飲み破滅する

の3つかなと。当然そんなことは分かってると思いますが、一発逆転のナイスアイディアなんか出ないですね。

1.は質問者様が望んでいることです。これによって家庭の財政事情は一応円満(?)になりますが、しかし奥様にしてみれば「辛い時に助けてくれなかった」「家族なのに甘えが許されなかった」という遺恨が将来に渡って残る可能性はあります。これは奥様の性格やそこに至る過程に大きく依存するでしょう。しかし、どれだけ上手くやってもこういう気持ちをゼロにすることは難しいと思います。

あとは、そもそも奥様が仕事を辞めたい最大の原因は現在の職場環境であるので、職場環境を改善して仕事を続けてもらうというのは不可能なのでしょうか。簡潔に言うと時短ではなくフルタイムに戻るという方法です。フルタイムになれば職場での奥様の発言力は増し、そもそも今の時短でできる簡単でやりがいのない仕事から開放される可能性は大きいように私には思えます。お子さんには幼稚園ではなく保育園に入ってもらうことになります。なるべく子供と親が一緒に居る時間を増やしたいという気持ちが当然お二人にもあるのだとは推察しますが、抜本的に物事を解決する方法の一つではあるような気がします。

2.は単純な妥協案ですね。

相反する意見で対立した時、現実的にはその中間で妥協するしかないと思います。全部を飲むのではなくてお互いに妥協をするということですね。このパターンでは奥様が専業主婦になることで妥協できる点はどこなのか、それが重要な論点になるでしょう。

ただ、奥様の場合は「家賃が安い物件に住むのは嫌」と言ったり、転職にも乗り気ではなかったり、いまいち非協力的な印象を受けます。一切妥協は許さない、専業主婦になるし1mmでも生活水準が低くなるのは嫌だというスタンスではないと思いたいですが。

生活水準が低くなるのは嫌で家賃が安い物件に住むのも嫌、というのを守った他の妥協案としては「期限を決めてその時までは働いてもらう」とかですかね。例えば二人目を考えられておられるのであれば、二人目を妊娠してそのまま産休、産休後復帰せずそのまま辞めるとかでしょうか。多くの職場では嫌がられる行動で、中には「マナーの問題」などという人もいますが、生活費のために労働者の権利を行使してるに過ぎないのでマナーとかクソみたいなものは掃き捨ててもらえるものは最大限貰って職場に迷惑をかけつつ金をゲットしてもらうくらいは奥様にやってもらうという妥協の仕方も案の一つとしてはあるかな、と思います。

ただ、私は公務員に付いてはあんまり知らないのですが、「私の収入は職業柄そんなに伸びない」が本当ならばこれは問題を先送りにしているだけに過ぎないとも言えます。そもそも子育てでお金がかかるのは高校から大学入学時ですし。その時に十分な収入・資産が確保できなければ生活レベルをシュリンクしていく方法しか無いですね(このあたりはこの記事も参考になるかも知れません)。大変つらい選択ですが。こうなってくるとやっぱり国が悪い、社会が悪いと言いたくなってきますが堪えます。国家・行政が自分で雇ってる従業員をまともに食わして行けず、何の未来を創造していけるんでしょうかね?

3.はもう諦めてなるようになれ、の精神で奥様の要求を全て飲むということです。「妻の給料がないと貯金どころか毎月赤字になりそう」という状況とのことですので、貯金が尽きたらもう生活していけなくなるはずです。

節約できるタイプではなく、家計を責任もって考えていないことにも腹が立ちます

と書かれておりますが、こうして家族が生活できなくなるという底付き体験をすることでこの点が改善するかもしれません。あまりにもリスキーな上得られるものが少ない方法なのでアレですが、離婚まで考えておられるとのことですので最後に試してみる価値があるオプションであるとは思います。

そもそも人間って経験してないことは想像出来ないんですよね。完全なる勘ですが、奥様は今まで食うのに困ったひもじい思いをしたことが無いのではないでしょうか。多少なりともお金に困った経験があれば、「節約が出来ない」「家計にも無頓着」「高待遇であると知っていながら仕事を辞める」という行動には至らないと思うんですよね。であれば、ひもじい思いをさせてみようというのはまぁアリだとは思います。

と、こんなことを言えるのもやはり私は質問者様のことを完全に想像して同じ気持ちになるのが不可能であるから気楽に言えるだけであって、ご本人からしたら受け入れがたい選択肢であることは重々承知しておりますが。

最後、これも現実的な案ではないのですが

4.夫一人の収入で食っていける国や地域に家族で移住する

というのもありえると思います。「可能性としてはある」というだけで何ら現実性を伴ったプランではないですが、質問中には書かれてない「何か」によって実は可能だったという一途の望みを託しつつ書いてみました。

というわけで、「収入が伸びない」を前提にすると何かを犠牲にしなければならないわけで、では何を犠牲にできるのか?という議論にしかならないのが辛いですね。そして収入が伸びないのは国家のせいですね。特に公務員は給料を支払ってるのがお国なわけですからね。

なんだか全然役に立たない回答になってしまった恐縮ですが、こんな感じです。まとめると、

  • 質問者様は何も間違って無く、非常に常識的で、かつ父親としても夫としても立派な姿であると思います
  • 奥様は我侭な側面も文面からは感じられるのですが、それがめちゃくちゃ非常識だとも思えない(家計収支から目をそらすのは問題だとは思うが要求自体は特異とは思えない)ですし、甘えたいという気持ちを考えると人間的な言動であると思います。
  • そういう家族が赤字すれすれの生活をして一軒家の一つも持てないのは国家、行政、政治家が悪いと思います
  • しかし現実的にそれらはコントロールできない(民主主義ではあるが1個人が投票に行くという行為で個人の意見が完全に国家に反映されるわけではないという意味)ので、何かを妥協するしかなく、家族内での議論は「何に妥協できるか」に焦点を絞る必要があると個人的には思います

という感じです。よろしくお願いします。