やったので記録。
買ったもの
- ADA ウッドキャビネット ダークウッド 108-5364
- ADA キューブガーデン 45cm 標準サイズ
- ADA ガーデンマット60×45 108-403
- ADA アクアスカイ G 451 108-117
- ADA カボーションルビー 102-512
- ADA ビートルカウンター 102-202
- ADA リリィパイプP 102-412
- ADA ニュー・リリィパイプV 102-4032
- ADA ソフナイザー 102-302
- テトラ バリューエックスパワーフィルター VX-75
外部フィルターは最初、エーハイムプロフェッショナル3e 2074を買おうと思っていたのですが、流石にオーバースペックすぎなこと、水槽台内部に収まらないかもしれないこと、パイプ径が変わるので色々ほかのパーツと合わなくなることなどから諦めてVX-75にしました。
外部フィルタの違い
テトラはエーハイムの同クラスの製品に比べて
- ややうるさい
- メンテが簡単
- 濾過槽容量が小さい
という違いがあります。音に関しては明らかに分かる音量の差ですが、水槽台内部におさめて蓋をすればほぼ聞こえないレベルになりました。メンテはエーハイムに比べるとかなり楽です。テトラはワンタッチで取水・吐水パイプが同時に外せるのがすごく楽です。エーハイムは両方のパイプの位置が違いますし、ダブルタップもねじって外すのが意外と狭い水槽台内だと手間ですし、外したあとに水が少し漏れるのもちょっと面倒です。
濾過層容量はエーハイムのほうがでかい傾向にありますが、生体負荷もしくは酸素濃度的に濾過槽容量分すべてを使い切ってない印象だったので小さくてもまぁいいか、という判断です。
テーマ
何度か書いてますが、ADA製品で固めた水槽を買うのは子供の頃の夢だったので、それを叶えるというのが一つの理由です。
もう一つ、今回の水槽のテーマは「見た目をきれいに」です。インテリアとしての水槽を目指すこととします。ここでいうインテリアというのは水槽内部の水景、という意味がメインですが、水槽の周囲にある器具もセットでの美しさも重視しています。
ADAのガラス製品ってなんか実験器具みたいでかっこいいじゃないですか。これも子供の頃から、ビーカーとかフラスコとか試験管とか大好きなんですよね。その器具もセットで、いや、器具がもしかしたらメインかもしれないということを踏まえた上での、インテリアです。
値段はまぁ気にしないこととしましょう。札束で殴るのは大人の特権です。
水槽入れ替え
長女に写真を撮ってもらい、現状水槽との入れ替え作業をしました。
現状の水槽はほとんどメンテナンスしてなくてコケまみれです。カージナルテトラ(推定4歳)が一匹だけいます。ほかはほとんど死にました。水質は問題なかったので寿命だったのだと思います。
まず一匹残ったカージナルテトラをバケツに退避します。
カージナルテトラと一緒に古い濾過槽もエアレーションしておきます。これは古い濾過槽のバクテリアを死なせないためです。といっても水流が無いのでどのくらい効果があるかはわかりませんし、そもそもバクテリアがどのくらい耐えれるのかも知りませんが…。やらないよりはやったほうがいいだろう、くらいの気持ちです。
古い水槽からロタラとショートヘアグラスの元気のいいところを採取しておきました。新しい水槽はキューバパールとラージパールグラスも入れます。どの水草も背を低めに維持してスッキリさせておこうと計画してます。
古い水草を撤去して新しい水槽台を設置しました。が、かなりがたつきます。床が水平になってない模様。水槽台などを設置してみるとわかりますが、家の床って結構水平が取れてなかったりします。キャビネットの説明書には「5mmくらいの薄い板を挟んでなんとかしろ」と書かれてますがそんなに都合よく板はないです。買いに行くのも面倒だな…。ということで、なにかの付属品でついてきた3Mのゴムテープを底面に貼って対応しました。
前回の記事で写真を撮ってなかったソフナイザーとリリィパイプ(吐水側)。
ソフナイザーというのは中にイオン交換樹脂が入れて水を循環させ、水の総硬度を下げる製品です。
私のところの水道の硬度(KH)は私が調べた限り4~5dH程度で水草や生体の飼育には適した値で調整の必要はないですが、見た目がかっこいいので導入しました。それが今回のコンセプトなので。まぁ石の成分が溶け出して硬度が上る可能性もあるわけで、調整できる設備があるのは保険としての役割も果たす…と思います。まぁ要らないとは思うけどね。
とりあえず設置してソイルを敷きました。
適当に石を組んで水草を植えます。この時点で作業開始から5時間くらい経っており、もう疲れて面倒なので結構適当になってます。
ソイルはやはり水を注いだ直後はにごりますね。
暗いのでとりあえずライトを設置。
水が澄んだあと。意外と濁りはすぐに澄みました。フィルターに活性炭入れてたからかもしれないですね。
ビートルカウンター。泡がくるくる回って見ていて楽しいです。効果はそれだけです。一応、バブルカウンター(気泡の数を数えてCO2の添加量を測る器具)としての意味はありますが、バブルカウンターなんて安いのは数百円ですからね。一方でこれは…まぁ値段は気にしないでおきましょう。
ソフナイザーはとりあえず水槽に入れただけで機能させてません。詳細は次の記事で…。
最後に水合わせをした後、カージナルテトラを投入して完了です。設置直後なのでまだ気泡がかなりついていますね。この気泡、水道水中に溶けていた空気(特に窒素?)と思いますが、常圧下ではほとんど水に溶けず、いつまでも気泡として水槽内に付着したままです。あとで物理的に除去しないといけないですね。
最後、動画も撮りました。D850で撮った4K動画。
若干暗かったですね。ソフナイザーが動いたら撮り直します。
全景とCO2
キャビネットの色はダークウッドでした。これ、実際の色がよくわからないんですよね…。私が考えていたダークウッドよりはかなり明るい色で、始めてみたときは正直安っぽく感じましたが、実際に設置してみたら中々いい感じではないでしょうか。
CO2はADAじゃなくてはるデザインのレギュレータ・スピコン・電磁弁一体型の製品を使いました。ADAじゃない理由は、これも見た目の理由でゲージが2つ(ボンベ内圧力と減圧後圧力)ついているものがどうしても欲しかったからです。
ゲージが2つついている意味ですか?今回は特に無いですね。かっこいい(個人的主観)と思う心が全てです。
ちなみになぜかベクシンスキーの画集が置いてありますが、これも個人的にベクシンスキーが昔から大好きなためです。
本当はCO2は電磁弁が壊れることを見越して別になっているタイプが良いと思っていたのですが、電磁弁が別になっててかつ圧力ゲージが2つついている製品を見つけられなかったのです。あと、結局電磁弁だけじゃなくてレギュレータ自体も寿命があり、適合するゴムパッキンとかを見つけるのは難しそうなので数年の製品寿命を持つ消耗品と割り切ったほうがいいかなと判断したことなどが挙げられます。
まとめ
水槽を設置した。今後も頑張って動画をアップしていくつもりです。
今後書く話は次の通り:
- アクアリウムに興味ない人向けにシステム解説
- ろ過とテトラVX-75
- CO2濃度と水質管理
- ソフナイザーの動画
- 発酵式CO2とボンベ
など。