【質問#132】つまらない人生 この先どうすれば良いでしょうか?

質問・悩み相談の回答です。

質問

こんばんは、以前にも質問をした者です、再度お世話になります。

自分でも何から説明すれば良いか分からないのですが、私の人生はとてもつまらないと感じます、

理由は、ネガティブ思考で人と比べ、面倒くさがりだからでしょうか、思春期を経験してからはなぜか人生がつまらないと日々感じます。

私は、恐らく少数派の人間なのかもしれません、自分を改善できればしたいけど、どうでも良くなりました。

人生を良くするのに、自分を変えるのではなくて進む道を変えようと思います、私はこのまま会社員として人生を歩む事になると思いますが、自分にあった進路に進むためにはどの様な行動が必要でしょうか?大学生になるので、この時間を無駄にはしたくないです。自分の考えはとりあえず、なんでもやってみて、楽しいと思ったことを探してみたいと思っています。

お考えをお聞かせください。

回答

私なりに思うところを幾つか書いてみます。

このブログでも何度か書いてますが、私の人生に対する考えを究極的に単純化すると、「人生は思い通りになる」です。人生は文字通り、その人が思ったとおりになります。こういう風になりたい、こういうことがしたいという理想像を具体的にイメージすることができ、かつ、そうなりたいという気持ちが強ければ人間は勝手に努力するように出来ているのでその理想像にどんどん近づいていきます。理想像が決まったら、あとは人生はゲームと同じです。それをクリアするために最適な戦略を考えて、自分を鍛えたり資産を貯めたりしてその目的を達成するだけです。選択とレベル上げを繰り返す単なるゲームです。

しかしながら、その過程で「自分には無理だ」とか思うと、それは自信の喪失に繋がり、努力する気力も失せて理想像からどんどん離れていきます。だから、無理だと思っていると本当に無理になります。やはり人生は良くも悪くも思い通りになります。

しかしながら質問者の方は、

自分の考えはとりあえず、なんでもやってみて、楽しいと思ったことを探してみたいと思っています。

と書いてあること想像するに、そもそもなりたい理想像がまだ無い状態のように思います。人生は思い通りになりますが、思い自体がない。

であれば、その思いを探してみるのは真っ当な戦略だと思います。人間は義務感で生き続けると本当にしんどいことになります。自分が打ち込めるものを見つけて、それを努力と思わずに楽しみながら続けることが出来るような何かを見つけて、それをお金へ転換するのが最も幸せだと私は考えています。ですからYouTubeの広告で言ってる「好きなことで、生きていく」は圧倒的に正義です。ですから、とにかく一刻も早く楽しいことを見つけてそれをお金にする方法を考えましょう。

そういうわけで「楽しいと思ったことを探してみたい」は全くその通りでそうすべきことに異論は全く無いです。しかし、すごく心配になる一文がありまして、それは今大学に入るという段で

このまま会社員として人生を歩む事になると思います

という曖昧な考えを述べておられるということです。「会社員」と言いますが、世の中の大半の人は法人に雇われている被雇用者です。つまり会社員になるというのはお賃金をもらって生活する、と言っているのに等しく、実質何も決まっていない状態です。

ここで特に問題になるのは、大学は将来の職業選択を大きく左右するという事実です。普通、工学部に入って医者にはなれませんし、医学部に入って弁護士になることも出来ないです。エンジニアリングをしたいなら工学部に入る必要がありますし、医者をやりたいなら医学部に入る必要があります。そしてそれは20歳前後の若いうちにするほうが良いです。中には30代になってから大学に入り直して勉強する人もいますが、それは時間的資金的な余裕の有る人に限られるわけですし、日本は残念ながら18歳で大学に入って22歳で卒業した新卒に恵まれた雇用機会を与えようとする社会なので、実際問題としてその新卒カードをわざわざ捨てるのはあまり得策とは言えないでしょう。

ですから、今入った大学の専攻と将来の理想像は一致していることが望ましいのですが、その点はどうなんでしょうか。

「大学生になる」と断定的に書かれているので、おそらくもう既に入る大学は決まってる(時期的には今センター試験が終わったくらいなので、AO入試とかで入ったということなんですかね?)ということだと思います。どの大学に行くかも自分で選択しなければならなかったはずですが、どのような考えで大学を選んだのでしょうか?

当たり前ですが、大学は「普通学部」というのは無いわけで、それぞれの専門に分化しています。どの専門分野に携わるかを決めるところで意思が正常に働いているならば、少なくとも「会社員になる」などという将来像よりはもうちょっと具体的な、「XX系の会社に入る」みたいな姿が想像できて然るべきだと思うのです。

これは私の想像なので間違っていたら大変失礼なのですが、もし「自分の偏差値で安全圏の大学で、実家からあんまり遠くなくて、名前的に有名な大学はここかなー」という感じで適当な学部を選んだということであれば、あまりよろしくない事態と言えます。そのような状態で「楽しいと思ったことを探してみたい」というのはあまりに悠長だと思います。とりあえずで大学に入って3年生くらいになってやっぱり自分は医者になりたいとか思ったらその3年間に消費した時間と資金は無駄になってしまいます。

自分にあった進路に進むためにはどの様な行動が必要でしょうか?大学生になるので、この時間を無駄にはしたくないです。

その通りです、無駄にすべきではないです。繰り返しますが、大学生時代に勉強する内容は将来なりたい姿へと続く分野であるべきです。最低でも、将来働きたい専門分野と大学の専攻が一致しているのが楽だとは言えるでしょう。

今、質問者の方が「進学先が決定している高校三年生」であると仮定しますと、今すべき行動として私が思うのは

  • 受かった大学を蹴って浪人する(その間にやりたいことを見つけて、それに適した学部に入る)
  • 受かった大学に入り、その専攻の範囲内でやりたいことを在学中に見つける(なるべく早く)

のどちらかだと思います。

もし、何となくで学部を選んでしまったのならば私は一番目をおすすめします。日本社会は1年くらいの浪人であれば殆ど誰も気にしません。新卒採用でも、よほど頭の固い採用担当で無ければ気にも留めないでしょう。やりたいことを見つけて突っ走ることができたら、その分野で平均以上に優秀な人材になるのは簡単なので、そうなるために1年犠牲にするのは割の良い取引だと私は思います。

しかしこれは若干理想論的なところがあり、実際は経済的な理由とか、両親が浪人を認めてくれるかとか、もう入学金を支払ってしまったなどの事情で難しいこともあると思います。

もし私の想像が間違いで、ちゃんとご自身でこの学部で勉強したいという明確な意思をもって入りたい大学を決定したということであれば、二番目で問題ないと思います。

もしくは、「進学先が決定している高校三年生」という想定自体が誤りで、まだ大学入試もこれからということであれば、時間的な余裕はあります。進学先を決定するまでに自分のなりたい姿を想像できるようにしておくのが良いと思います。最低でも、「この分野だったら自分は好きになれそうだ」という専攻くらいは決めておくべきでしょう。

で、肝心の「やりたいことを見つける」方法ですが…。これは正直私にはわからないです。というのも、私はやりたいことが次から次に出てくるので、「やりたいことが見つからない」という人の気持が全く想像付かないからです。逆に聞きたいのですが、単純な物欲でも承認欲求でも性欲でもいいので、何かやりたいことってないんですかね?

例えば私なんかは猫の動画を見たり実家の猫に触ったりするとすごい柔らかいし暖かいので飼いたいなーとかすぐ欲が出てきます。かっこいい車の写真をみたらかっこいいなー乗りたいなーと思います。前者はどんどん突き詰めていけば、動物に関わる仕事、たとえば獣医とかペットショップ店員とかブリーダーとかトリマーになるとかいう方向に結びつくと思います。後者は車の開発技術者とかディーラー営業マンとか整備士とかに結びつくと思います。ちなみに私はコンピュータに触るのが好きで好きでたまらず、ゲームを改造したりWebサイトを作ったりするのが楽しくてそういう方面に進み、プログラマになってます。

たとえ、「何も苦労せず美少女に囲まれて暮らしたい」みたいな気持ちが強かったとしても、それも突き詰めればライトノベルとか書けるわけで、殆どの欲求って商売になると思うんですよね。だからやりたいことを見つけるのってそんなに難しいことでも無いと思うのですが、なにか欲って無いですかね?何にもない?無いから人生がつまらないとなってるのかも知れませんが…。うーん不思議ですね。

ひとつアドバイスできるとしたら、仕事に結びつくような、何か好きなことを見つけるって、上で述べた通り、日常のうちのふとした楽しさを感じる瞬間にのめり込むことに等しいと思うんです。だから、むやみに新しいことにチャレンジするというよりは、日常でちょっとでも楽しいと感じたことを掘り下げるというやり方の方が良いような気がします。

そもそも、高校生くらいになったら「完全に未知だった職業や行為」みたいなものって殆ど無いですからね。

以上、推測に推測を重ねた内容で役に立つかどうかは分かりませんが、回答になります。

ただ、究極的に言えば「人生をどう生きたらいいのか」というのは人に言われて決めることでもないので、私の意見もあくまで「そう言ってるオッサンが居た」という程度に捉え、自分が進むべき道は自分で考え、決断を下して欲しいと思います。