Factory on the moon

私も年をとって33歳?34歳?くらいになろうとしている。もう自分の年も正確に覚えていない。33歳で合ってるはずだ。

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私には死ぬまでにやりたいことが100個くらいある。半分くらいはやりたいことをやったが、まだ半分くらいは残っている。

これは自慢なのだが、私は結婚して子供が二人も居る。中学生くらいのときは絶望的にモテなかったので、もう生涯独身だろうなと半分くらい思っていたが、なんだかんだでいつか結婚するだろうなと半分くらいは思っていた。クラスの中のモテ男子はどうせ結婚しないだろうと当時から思っていた。なぜだかわからないけれど、当時から私は自分に自信があった。それと同時に、自分が一番嫌いだった。

私の人生の中で、自分がこの人嫌いだな、と思うタイプは、どこか私に似ているところがあった。我が強くて独善的。イニシアチブを取りたがる。それが承認欲求のみを根源としているならば批判して叩き潰すのも簡単だけど、ある程度筋が通っている節があるのでたちが悪い。そういうタイプが大嫌いで、それはそのまま自分のことだった。

結果、中学、高校時代にモテていた連中は今も独身のままで、たまに結婚したい、お前が羨ましいなどと言う。私は、いやいや俺なんてなどと謙遜しながら、はっ、当たり前だろ。人気者という温室で学生時代を過ごしてきたお前らに、泥水をすすり汗水鼻水を垂らして努力してきた俺が負けるわけがないね。と思っている。性格が悪いので他人と仲良く出来ないのである。

大体、モテていたやつはモテているので選択肢がいつまでもよりどりみどりだと思っている。それにあぐらをかいて、若さというボーナスステージを無秩序に消費し、気づいたときにはオッサンオバハンになり、選択肢が無いことを呪い、過去の素敵な選択肢がまたやってくるという幻想をつかむためにゾンビのように手を前に垂らして墓場で運動会をし始めるのである。

でも堅実な非モテ系はこの機を逃したら結婚できないかもしれない、という、選択肢が有限であることに基づいた行動戦略を取っているので堅実なラインで結婚し、堅実な家庭を築くことができる。と思ってる。まぁそれが良いかどうかは個々人の人生観価値観に寄るけどね。好きにすれば良いんじゃない?私も好きにやってきたし。

ともかく、100個のうちの3割くらいは、そういう「結婚して家を持ち車を持ち子供を持ち」という世界観に基づく願望だった。野原ひろしみたいな。それは消化することが出来たのでよかった。

残りの7割は主に一人で孤独に取り組むことである。

で、その7割位はもう死ぬまでに消化できないだろうな、ということに最近薄々感づいてきた。江戸時代の寿命は30〜40歳くらいだったそうだから、現代科学が無ければ私はもう死んでる年齢に成りつつある。だからもうちょっと、やりたいことを取捨選択して本当にやりたいことから集中的に取り組まなければならないというように思えてきた。

しかしながら私が本当にやりたいことは何か?というと、これがまた難しい。

どうせなら得意なことで、かつ、やりたいことを中心に進めたい。それならば良い結果を残せそうだから。というわけで私の属性を並べると、

  • ミリタリーオタク(第二次世界大戦を中心に、兵器戦史、軍隊の運用などまんべんなく)
  • ソフトウェアエンジニア
  • 絵を多少描く
  • 写真をそれなりに撮れる
  • 文章を多少書く
  • その他多くの分野でそれなりの知識がある

という、何かに秀でてるという部分があまりなく、まんべんなく平均点を取っているような人間である。ゼネラリスト、と言って良いかわからないけど、ベクトルはそっちの方面に向いている。何かに特化しているならば絞り込みも容易だっただろうけど、中々絞れないんだよね。

というわけで、例えば来年私が死ぬということが確定したならば、私は何に真っ先に取り組むかな…と思った時、自信を持って言えるのは「物語を書きたい」ということですね。

実は物語を書きたいというのもずーっと前から思っていたことであって、2008〜2010年頃に小説を書き始め、半分くらい作ったあたりで放置しているという経緯があります。それも書き上げたいんだけど、他にも色々書き上げたい話があり。

なんかこう、漫画でも小説でもアニメでも映画でもいいから、それを見た後に、何だよコレ、うーわ、何だよ!マジなんだよコレ!あークソ!って壁を殴りたくなるような、そんな話を書きたいとずっと思っているんだよね。

そう強く思い始めたのがちょうど1年前くらいで、そこから暇を見つけて構想を練り、マインドマップを書いたりしている。

私の性格上の問題により、あちこち手を出して中途半端で放置してしまうというのを繰り返しているため、こればっかりは本気で取り組まないといざ死ぬ時に後悔するな、と思う。なのでそうならないように今から取り組んでおこうと。いうわけですね。

と言っても、私はそんなに金持ちでもないし暇もあるわけでもないので、なんかこうやれるところから文章や絵、CG、写真を並べて「こういうストーリーを作りたいんだよね」というコンセプトアートみたいな形でまとめようかなと思っている。それに賛同してくれる人が居れば協力して漫画を書いてもらったり(発注したり)出来たらいいなぁと思ってる。

ということで、とりあえずこういう話を作りたいんだよ、というのを感じ取ってもらえるような物を地道に作っていきたいと思う。

その話のタイトルは、今の所 Factory on the moon としている。月も工場もあんまり関係ない話になりそうだけど。後々変えるかもしれない。