カメラと車と子どもたち

欲しいものを物欲リストとしてまとめて金を貯める算段を定期的に行っています。

現行リストはこんな感じ。

思うところを書く。

フルサイズ一眼

色々考えたが、やはりフルサイズ一眼がほしくなった。

一番の理由はNikon D7200が個人的にちょっと微妙だったこと。その前はNikon D90を使用していたわけだが、D90は名機と呼ばれるだけあって、とてもよい写真が撮影できていた。この、「よい」というのが非常に感覚的で、どういう特性に良さを感じているのかうまくいえないのだけど、画作りというか空気感というか、D90で撮影した写真は何か一貫した哲学のようなものがあったような気がする。

対してD7200は高画素で精細なカメラではある。でも何故かあまりいい写真を撮れたという感じが無い。今まで撮影した写真で気に入っているものは正直D90のほうが多い。

以下がD90で撮った写真のうち、気に入っているもの。今回の記事用に幾つかピックアップしたが、正直選びきれないくらいいい写真があった。

一方でD7200で撮影した写真のうち、これはいい写真が撮れたと感じたのはあんまり記憶に無い。以下がD7200で撮影した写真。これらは特に気に入っているというわけではなく、まぁ比較的良いかな?と思ったもの。

D7200で撮影した写真はいずれも美しい。細やかで高解像度ディスプレイで見るとまるでそこに実物があるかのような現実感を感じさせる。ただ、D7200の美しさは明らかに写実性を追求していると私は感じた。

そもそも写真なのだから写実的であるのは当然でないかと思われるかもしれないが、カメラで撮影した写真は被写界深度やダイナミックレンジが肉眼とは大きく違うし、レンズを通した像は周辺光量が不足したり像が歪んだり、肉眼ではありえないボケ方を発生させたりする。特には像から色が失われてグレースケールの写真を撮影する人もいる。これらの理由で写真は記憶にある光景とは全く異なるものになる。

その制約を利用して撮影者の世界観を表現する技術があるから写真は芸術として成り立つのであると私は思う。以前Twitterで「写真が肉眼で見たままと同じである必要は無い」と述べた所、「それは違う。本来写真は記録を取るための技術で芸術のためにあるわけではない。写真の本分は写実性にある」という反論を頂いたが、私はもう一度よく考えたものの、やっぱり同意できなかった。工事現場や事故現場の状況を記録しておくという用途ならまだしも、写真が写実的であるべきというのは、写真は芸術ではないと言い切っているに等しいと私は思う。

芸術という世界で語る写真は撮影時のレンズ、画角、絞り、シャッタースピードの設定の組み合わせ、そして時に撮影後のデジタル現像作業の組み合わせからなる撮影者の世界観の表現のこと、と思う。しかしながらその世界観を表現するために優れたカメラであるか否かを定量的な指標で比較するのは非常に難しい。難しいので、写実的であるか否かを中心にベンチマークすることとなる。後述するが、この世界でDxOMarkなんかが有名であり、統一された物差しでレンズとカメラを比較するという本質的に難しい試みにチャレンジていることは素晴らしいと思うが、そこで得られた指標はあくまでも参考値である。しかしながら、価格.comその他SNSなどを見ると、たまにベンチマークされた数値こそが至高だという論を展開している人や、レンズの特性による色収差、ゴースト、パープルフリンジ、歪が少ないものが良いという意見も多く、それは少し同意するがやはりちょっと違うと思う。それを突き詰めれば、カラーフィルタやオールドレンズ、トイレンズ、フィルム写真の否定になってしまう。

ちょっと話が逸れたが以上の話を踏まえた上で話しをすると、D7200はD90よりもかなり写実的であり、バイアスがかかってない写真が取れると感じた。

すごーく雑な感想を述べると、D90は精細ではないが、見る人に力強さと同時にノスタルジー、そしてその撮影された状況を思い起こさせる想像力を励起させるような映りであると思う。対してD7200は否定的な言葉ではあるが、「押し付けがましい画作り」だと私は感じた。写真の中に情報量が多すぎるので見る人に想像力を働かせる余地が少ない。ただ、だから良いと思う人はいるだろうし、情報量の多さを活かした撮影を行うような人もきっと居るだろう。だからこれは個人的な好みもあるだろうし、何ら定量的でない個人の感想であるが、私はとにかくそのように感じた。

D7200はDxOMarkというデジカメ(というか撮像素子)のベンチマークサイトで好成績をマークした(当時)ことも注目を集めたカメラで、その事実がD7200購入の遠因にもなっている。しかしながら限定された評価軸で好成績を収めていても、それが芸術的な美しさと比例するかどうかはやはり別物なのだなと私は感じた。

一方でフルサイズセンサーカメラや35mmフィルムカメラで撮影された写真はいずれも私の好みにジャストミートしている。何故か?わからない…説明できない。説明できないがAPS-Cでは絶対に撮影できないだろうなと思えるような写真を多々目にする。一つはボケ味が理由だと思う。しかしボケ味ほど説明しにくいパラメータは無い。

要するに私は大した定量的な根拠もなく、「フルサイズのほうが明らかによい映りだ」というジャスト個人の感想である自分の感覚に全幅の信頼を寄せて高いカメラを買おうとしているのである。なんというアホな事だろうか…と思います?なんか俺もそんな気がする。

まとめると、

  • 「いい写真だな」と感じるカメラがほしい
  • しかしその選択はとても難しい
  • 多分センサ面積が一番重要で、フルサイズカメラを買ったら幸せになりそう

と感じているということだ。しかし、フルサイズなデジタル一眼レフカメラと言っても数多あるのでこれまた悩むのである…。

ボディ検討

冒頭で載せた物欲表ではボディはD850を買うと記しているが、これはまぁ35万円と大変に高価なカメラである。このカメラの特徴は4K動画撮影ができるとか、9コマ/秒の連射ができるとか、4600万画素のセンサが乗ってるとかチルト式ディスプレイがついてるとか色々あるのだが、個人的にそこまで必要性を感じてない性能である。

だったらD750とか安い旧機種を買えばいいじゃんと思うのだが、しかしD90、D7200と買い続けてフルサイズに手を出そうとしている人間がより廉価機種を買って後悔しないか?という不安がある。

しかしその思いはこないだヨドバシカメラで実機を見てきて一変した。やっぱりD810、D850でないといけないと思うようになった。なんつうか、D810、D850は道具として良くできており使い込めば手に馴染むという直感があった。料理に興味がなくても、良い包丁を見て使えば明らかにこれはいい道具だというのが分かるじゃないですか。そういう感じだった。D8xxシリーズは。でもD7xxシリーズはD8xxシリーズと比べると正直やっぱちょっと見劣りするところがあって、なんかこれを使うならD7200のままで良いやと思った。

ニコン以外という選択肢もある。今までニコンを使ってきたが、持っているレンズはすべてAPS-C用で流用は出来ないし(DXクロップするという手もあるにはあるが)。一応、オールドレンズやトイレンズの類はフルサイズ対応だが、これらはマウントアダプターを変えれば良い話なので特に制約にならない。それでもニコンを買うというのは、ニコンは就活の時に人事担当者にとてもよくして頂いたので、その感謝の意というか、漠然とした好感があるからだ。なので、そもそも他のメーカーのフルサイズボディに何があるのかすらほとんど知らないレベル。ニコン以外はあんまり調べてすらいない。

以上、すごく直感的で何ら定量的でない判断なのだけど、ここまでが私の今の正直な感想。

ちなみにミラーレスは一時期検討したものの、やはりやめた。過去何かの記事で書いた気がするが、私は写真を撮影する上で「ファインダーを覗く」という行為自体が集中力を高める儀式だと感じているので、ミラーレスには特に興味が無い。ミラーレスだってEVFがあるじゃん、と言われるかもしれないが、個人的にはなんかEVFって馴染めなかった。小さい頃に双眼鏡を覗いたような、ああいうワクワク感が全くない。一眼レフがでかくて重いという点は気合でカバーである。その気合こそがまたいい写真を取るための一つの儀式だと思っている。

SKYACTIV-X アテンザワゴン

こないだCX-8に試乗してCX-8には大きな魅力を感じ、ちょっと買い替えも考えたがやはり「4WDなワゴンに乗りたい」というところは変えずに行きたいという結論に達した。

CX-8は確かにいい車だが、でかい。3列シートは家族が居る我が家でもほとんど使用しない(年に一度使用するかどうかというレベル)。それが一番引っかかった。

CX-8に5人乗りもしくは4人乗り車という設定があり、3列目がない分荷室がでかいというグレードがあったら本気で検討していたと思うが…。でもやはり、CX-5でも図体がでかいと思うことは今でもあるし、これ以上でかい車に乗りたくはない(アテンザワゴンもCX-8も全高以外はあんまり変わらないのだけど)。

で、次に目をつけているのはSKYACTIV-Xが搭載されたアテンザワゴンである。色々考えたが、やはり私はディーゼルよりはガソリンを選びたい。HCCI燃焼エンジンが通常のガソリンエンジンと同様の特性(特にギクシャクせずにレスポンス良く高回転まで伸びる滑らかさ)を見せるかという点では少し疑問ではあるが。

次期アテンザワゴンはFRで直6縦置き(のグレードがある?)という噂である。もし、アテンザクロスオーバーみたいなものがラインナップされ、直6縦置きFRベースの4WDとかいうスペックだったら私は鼻血を流すと思う。その鼻血で血判を押して契約してしまうと思う。

私がCX-5ではなくワゴンをほしいと思う理由はただ一つ、ワゴンにキャリアを付けてキャンプしたらかっこいいから、というしょうもない理由がメインである。いや、それ以外にも色々あるけど…。

ただアテンザは正直どういう仕様になるのかは全く検討がつかないので、とりあえず今から資金をためているという感じである。170万円の頭金という数字にも、希望の調達時期にも深い理由は無い。しかし子供がまだ小さく、次買う車はせめてふたりとも小学生に近いくらいの年にはなっていてほしい…とは少し思う。なぜならば車内を汚しまくるので。

本当ならばもうちょっと早い時期(新型アテンザが発売された直後くらい)に入手したいのだが…。

あと、前に書いた記事ではGolf Alltrackを第一候補に挙げており、これもまだ主要候補の一つだ。この車は大きさの割に荷室がかなりでかい。ただ、そのメリットは本当に必要か?というのはよく考える必要があると思うが…。高いし…。

250cc オフロードバイク

去年からバイク熱が再発して2018年は絶対バイクを買うと決意したものの、案の定先送りとなった。結局、免許をとってから一度もまともなバイクを買えていない。その理由は、やはりバイクで行動するなら必然的に私一人の移動となるが、しかし私一人で自由にできる時間は大幅に制限されているという純然たる事実による。車や写真だったら家族がいても何かと使い勝手があるのだが…。

予算

右下に記載してある3.4万円と3.5万円という数字は、カメラと車、それぞれ目標の調達時期までに月割で貯蓄すべき金額を算出したものである。カメラのほうが少ないのは、すでにある程度の予算を確保しているからである。まぁ…。とりあえず、色々考えつつ物欲を満たしていきたい。