Xiaomi 70 Minutes Smart WiFi Car DVR
image from GearBest
ドラレコです。
特徴
- 130度の画角
- 解像度1920 x 1080P HD
- 1/2.9 インチ SONY IMX323 センサ
- WiFi 経由でスマホで動画を確認できる
- 高温でも大丈夫な設計
- USB給電。シガーソケットのアダプタも付属
外観の雑感
なんかこういう高級そうな箱に入っています。一種の流行りなんでしょうか?こういう製品って最近良く見ますね。逆に日本のメーカーってこういう事しないですよね。梱包と開封もひとつのユーザー体験なのだと認識しているんでしょう。良いと思います。
中に入っていたのは説明書、本体、電源ケーブル、12/24V対応シガーソケットUSB電源アダプタ、取り付け用フィルムでした。
説明書にも箱にもどこにもXiaomiの文字はなく、70mai.comという表記があるのみです。
70mai.comのサイトを見てみますと、
Xiaomi Technology Ecological Chain Enterprise Product
みたいなことが書かれてますね。よくわからないけど、バッファローと玄人志向の関係みたいな感じですかね?
比較
すでにAmazonで格安で売られていたAPEMAN C470というドラレコを使っていたので、それと比較してみます。
どちらも同じセンサを使っているために映りはほとんど変わらないですが、ややXiaomiのほうがダイナミックレンジが広く、ホワイトバランスも適切ですかね?夜間ライトがナンバーに直接当たるとナンバーが読み取れないですが、これは露出とダイナミックレンジの関係上、どんなドラレコでも厳しいと思われます。
値段
APEMANは5880円、Xiaomiのこれは5396円(いずれも記事執筆時点の価格)
ドラレコの選ぶポイント
ドラレコを何の基準で選ぶかですが、個人的には以下だと思います。
- 何かあったときにその場で確認できる方法が用意されている
- 大きさ
- 停車時の動体&衝撃検知時撮影
あたりですかね。センサーがどうとか、レンズのF値がどうとか、画素数や記録解像度とか、ドラレコを調べていくと色々スペックが語られていますが基本機能である写りに関してはYoutubeに投稿された動画などを確認しても正直大差ないのではと個人的には思っています。今は安い製品でもかなり綺麗に映ります。(それは上掲の動画を見比べてもわかっていただけると思います)
一番重要と思うのはその場で映像を確認できる方法が用意されているという点ですね。事故が起こったとき、その場で警察や相手に正確な映像を見せて反論できる状況にしておくことが重要です。スマホでmicro SDカードを読み取れれば問題ないですが、SDカードスロットが無かったり、SDを入れるのにピンが必要だったりするスマホは多いですから、何か別の手段がほしいところです。
一つは本体に液晶画面が付属していればそれで確認できるでしょう。ただし、小さい液晶画面で確認するのはしんどいですし、後述するように本体サイズが必然的に大きくなってしまうというデメリットもあります。おすすめはやはりWifiで接続してスマホですぐに確認できるような製品でしょうか。
二番目に重要と私が思うのは大きさですね。フロントガラスにドラレコを設置するとかなり邪魔です。視界の妨げにはなりませんが、視界の端にドラレコが入ってくると鬱陶しく感じます。
三番目は、これは必要性は人それぞれだと思いますが、駐車時に動体や衝撃を検知して撮影しておく機能があると、当て逃げされたときなどに有効です。ただ安い製品だとバッテリーが全然持たないのであんまり使えなかったりします。バッテリーをもたせるためには高価で本体サイズも大きい(それだけバッテリ容量が確保されている)ものを使う必要があると思います。
動画確認方法
APEMAN C270は本体に液晶がついています。本体に液晶がついていて5000円台というのは非常に安いと思います。ただ、やっぱり使ってみて思ったのですが、Wifiで接続できる方が確認しやすいので液晶とwifiどちらかを選ぶならば私はwifiのほうが良いと思います。
XiaomiはWifi対応で、リアルタイムで撮影画像を表示させたり、録画した動画を確認したりできます。(が、技適マークが無いのでWifiをオンにして使うのは違法なので注意してください)
大きさ比較
どちらも本体の大きさは大差ないのですが、APEMAN(左)の方は取り付けアームが長いのでより大きく感じますし、このサイズははっきり言って邪魔です。対してXiaomiのほうは取り付けアームも短く、本体もスリムなのであまり気になりません。
その他の機能
APEMANの方には動体検知機能が付属していますが、あまりまともに機能したことがありません。まず、バッテリがほとんど持たないので…。
言語に関してはAPEMANの方はUIで日本語を指定できます。ちょっと表示がおかしいところもありますが。Xiaomiの方はスイッチをカチカチ押すと色々喋ってくれますが中国語なので何を言ってるかわかりません。
まとめ
5000円台の低価格ドラレコを比較しました。この2つだったらXiaomiを買うかな?と個人的には思いました。ただ、繰り返しますがWifiについては技適を通ってない製品であるということをご注意ください。