国内外の4WD SUVを比較してみる

前回の記事を書いてから、色々反応がありました。

それで、仔細は省きますが、

  • 外車だろうと国産車だろうとムカつく営業は居る(人に依る)
  • 評判のいいマツダディーラーを見つけたのでそこに行ってみる
  • ゆくゆくは高級車でも外車でも何でも新車でぽぽーんと買えるくらい稼ぐ
  • そのためにはAutodaysも早く作らなきゃ

みたいなことを思いました。

そういえば、こんなことも思いました。私は内装、外観、乗り心地の点でトヨタの高級車が好きではなく、その延長線上でレクサスにも全然興味が沸かないです。なんか、トヨタの高級車の内装って80年台の車のデザインを無理やり2000年代に焼き直した、例えるならばしばらく見ない間に高校生になってそのうちに酒飲めるような歳になってて、居酒屋で酒飲んでる時に偶然見つけて「おー!懐かしいなお前、大きくなったなぁ」と甥っ子か何かを見つけたみたいな内装してません?レクサスも同系統。なんか高級ではあるんだけど、「あぁこういうスタイルの高級感ね…」って感じの。自分としてはMac Book Proみたいな高級感を想像してたのに、出てきたのがヴィトンのセカンドバッグだった、みたいな。一言で言うとおっさん臭いというか。

でもレクサスのディーラーの接客対応って凄まじく丁寧らしいじゃないですか。ディーラーに行くとお気に入りのケーキとか用意されてるらしいじゃないですか。納車パーティ?の様子とかYoutubeで見てると流石にどうかな、って感じはするんですけど、どの店舗でも均一に丁寧な接客応対をするってすごい利点なんじゃないかと最近思ってきました。

さて、本題です。

前回までで書いたことは「4WDのワゴンがほしい」でした。しかし、以前の記事でもちょっと触れましたがSUVでも良いなと思ってます。今回車を検討している趣旨は「4WDで悪路をバリバリ走りたい」「荷物を詰め込みたい」なので。どちらかというとワゴンを希望している理由は、荷室の床面積がもっと広い車がほしいというものだったのですが、SUVで具体的にそれを上回る魅力を持った車種があればそれでも良いかなという気はします。

ここでは、

  • 現在乗っているCX-5と同等以上の荷室容量
  • 4WD(生活四駆でない)のラインナップがある

という車種をピックアップします。

SUVは数が多いので、個人的に気になったものだけを列挙します。

マツダ CX-5

image from mazda

まずは私が今乗っている車。私が乗っているのはこの前の世代のものですが、

こっちの方がSUV感があってゴツくて私は好きでした。現行のCX-5のデザインってなんか好きになれないです。

CX-5は300万円以下のSUVではもうベストバイと言い切っていいくらい良く出来た車です。内装、外装、ドライブポジション、視界、乗り心地、パフォーマンス、値段、サイズ、荷室容積、すべての点でよくまとまっています。もう何も言うことは無いです。ただ個人的には見た目の件もありますし、同じ車に乗り継いでいくよりはいろんな車を試してみたいという気持ちのほうが強いので、CX-5はもう買うことは無いと思います。

関連記事はこちら。

2016年10月版 ミニバン・ファミリーカー徹底まとめ&解説&比較(1)

マツダ CX-8

3列シートに興味がないのでCX-8も全然興味が無かったのですが、今日とある人から教えてもらって調べたところかなり興味が湧いてきました。

マツダCX-8 実車写真でガイド 価格/発売日/内装を徹底解説

写真で見る マツダ「CX-8」(車両型式:3DA-KG2P)

公式サイト

CX-8はただCX-5が前後に長くなっただけでなく、高級感も増していますね。特に良いと思ったのは6人乗り仕様の後席(2列目)です。CX-5の後席はお世辞にも良い乗り心地とは言いがたかった(普通の車に比べらいい方?)ですが、CX-8は3列になったこともあり、写真を見る限りは二列目もリクライニングするようです。

全幅はCX-5と同じ、全長は4900mmとかなりCX-5よりも40cm弱長くなっています。荷室容量は3列目収納時で572Lらしいですが、写真を見る限りはCX-5よりもだいぶ広くなった印象(3列目収納時との比較)を受けます。

パワートレインは190psにパワーアップした2.2Lディーゼルのみ。車両重量は2WDで1780kg〜、4WDで1850kg〜となっています。これだけ重いとどれだけトルクやパワーがあってもやはりキビキビ走るという感じではなく、高級感を感じさせるような乗り心地になる(というかそういう方向に寄せるしか無い)と思われます。市街地で直線を延々ストップ&ゴーするなら、まぁ大トルクも相まって乗りやすいとは思いますが。本来やはりディーゼルは大きくて重い車種との相性が良いと私は思います。デミオディーゼルも乗りましたが、踏み出して数秒は早いな、と思いますが伸びないのでどん詰まりな感じになります。いくら小排気量軽量エンジンでよく回ると言えど、やはりガソリン車の爽快感には負けます。しかし、CX-8くらい大きくて重くなるのであれば、重量とトルクに物を言わせて外乱に影響されにくい走りを追求しやすいと思いますので、相性が良いのかなと。

静粛性に付いても、3列めに座る人と普通の声量で話せることにこだわったとの記事がありましたから、期待できるのかなと。

ネックは1900mmという長さをどう捉えるかですね。CX-5から30cmの定規一本強のサイズと、そんなもんならOKと捉えるのかどうか。ホイールベースもかなり長くなっており、それに合わせて最小回転半径も5.8mとなっています。なんだかんだで都市部でも大型ミニバンがそこらじゅうに溢れているのを見ても分かるように、ここまで大きいからと言って駐車などで頻繁に困るというケースはそこまで無いとは思いますが。

スバル フォレスター

image from subaru

スバルは4WDシステムでは昔から定評がありますし、CX-5を購入するときも検討はしたのですが、結局CVTという点が引っかかって除外しました。ただ、今考えると2.0XTは300万円ちょっとで4WDで280psというハイパフォーマンス車になっているので、これは大馬力を求める人にとっては貴重な選択肢なのかなと思います。どちらかというと、SUV好きな人は大馬力というよりは大きなトルク(やディーゼル)を求める人が多いのかな?という気がするので、どこまでこのウリが刺さるドライバーが居るのかはちょっとむずかしいところですけど。

ちなみに、これまで当ブログでは「実用レベルの性能があればそれで車は十分」という価値観を一貫して貫いてきたつもりですが、最近は「趣味なんだからもっと無駄なパフォーマンスを追い求めて充実感を得ようぜ」という考えに変わってきました。だから今あらためて検討するならば、フォレスターだったら2.0XTを第一に考えると思いますね。今更普通の車に乗っても面白くないです。私はコストパフォーマンス重視の姿勢は変えてないつもりですが、パフォーマンスに相当する部分が自信の満足度や新しい体験という点に変わったと思ってます。

トヨタ FJクルーザー

image from toyota

私は基本的にトヨタ車ってあんまり好きじゃないですが、トヨタのSUVは乗ってみたいと思う車種が多いです。思うだけでたぶん真剣に検討したら買わないとは思いますが…。

一番見た目が好きなのがFJクルーザーです。極限まで実用性を追求したゴツいデザイン、戦車のようなスタイル、これめっちゃ好きです。特にライトが丸目なのが良いですね。最近の車って丸目が少ないですが、個人的に丸目は好きなのでこの点でもポイントが高いです。滅茶苦茶ゴツいのにどこか可愛さがある。良いじゃん。

サイズは全長x全幅x全高がそれぞれ4635mm, 1905mm, 1840mmと、そこまで滅茶苦茶デカイというわけでもないんですよね。見た目はすごくデカく見えますけど。ただ、荷室容量が驚きの450L。先代プリウスと同程度の容積…。しかも後席が狭い…。

FJクルーザーの売りはその走破性ですが、日本では殆ど活躍することは無いと行って良いそのパフォーマンスにどこまで価値を感じることができるかですね…。私は「トランスファーノブがあるとなんかカッコいい」程度の認識しかないですが、その程度の気持ちで所有するにはちょっと覚悟が要る車だと思います。

トヨタ その他の車種

一言ずつ書いていきます。

ランドクルーザー

値段が高い。デカい。これも、「本格クロカン車もカッコいいよねー」という軽いノリで所有できるような車ではない。でもいつかは乗ってみたい。…気がする。

ランドクルーザー プラド

ランドクルーザーが「本格クロカン車もカッコいいよねー」という軽いノリで所有できるような車ではないので、もうちょっと軽いノリで乗れるような仕様にしたのがこっち。最廉価グレードは350万円程度からで、この価格でランドクルーザーレベルの走破性が手に入るのは結構安いのでは、という気がするのですが、でも繰り返しになりますがその走破性にどこまで価値を感じられるかというのは冷静に考える必要があるとは思います。

ハリアー

フロントグリル上部分あたりのあの爪のマークが大嫌いです。内装も革張りのオプションが付いた展示車をメガウェブで一度見たのですが、まぁやっぱ冒頭で書いたようにプラダのセカンドバッグ、みたいな感じですね。高級感は確かにあるんですけど、オシャレさのない高級感といいますか(個人的見解)。私だったらハリアーを買うならCX-5かフォレスターかのどちらかを買いますね。

ハイラックス

SUVという枠に入るかどうか微妙ですが、ピックアップトラックが帰ってきました。アメリカでピックアップトラックが人気なのは、事業用として登録でき税金の面で優遇があるからと聞いたことがあります。でもまぁスタイルはともかく、実用上は荷物を置くとこにも屋根があったほうがありがたい(荷であったほうがありがたい)ですよね。実用的に見えて結構使う人を選ぶんじゃないかな、という気がします。

日産 エクストレイル

image from nissan

個人的にはエクストレイルはCX-5、フォレスターの方が全体的な走行性能では優っていると思います。エクストレイルは乗ったことないですが、もしエクストレイルの乗り心地がCX-5やフォレスターのそれを超越しているならばもっと人気が出てしかるべきだと思っているので…。

エクストレイルはモデルチェンジしてプロパイロットが搭載されました。プロパイロットも単一車線自動運転と銘打ってますが、機能的には操舵アシストの延長で、CX-5にもフォレスターにも操舵アシストとほぼ同じものです。アシスト量はおそらくプロパイロットのほうが大きいとは思うのですが、それでも自動運転レベルではレベル2に該当する技術で、同レベルのシステムを搭載するメーカーが自動運転を銘打ってないという点を鑑みても、自動運転と言い切ってしまう日産の広報の仕方は非常に疑問です。セレナのマイルドハイブリッドが登場した時も、同じようにあたかもフルハイブリッドであるような宣伝の仕方をしていたので、こういうところは企業の姿勢としては私は超気に食わない、不誠実であると思っています。

エクストレイルがCX-5やフォレスターに明確に優っている点は、荷室容量です。CX-5/フォレスターの荷室容量は500Lくらいですが、エクストレイルは3列シート車もラインナップされているだけあって、565L(2列仕様)と明確に大きくなっています。

家族4人でキャンプに行くとCX-5程度の容積だとすこし物足りなさを感じるところです。キャリアを付けるかどうか悩ましいライン…。エクストレイルだったらそういう際にキャリアを付けなくてもいけるのかな、と。

三菱 アウトランダー PHEV

image from mitsubishi

私はハイブリッドも三菱もあんまり好きじゃないのですが、三菱ってたまーにすごく魅力的な車を作るんですよね。デリカD:5ディーゼルとか、これとか。

私は正直PHEVってそこまで好きじゃないのですが、アウトランダーみたいなSUVにシリーズ・ハイブリッドを載せてPHEVにしてみようという、それ何処からその発想が出てきて、一体作ったところで誰にうける車なの?というのがぱっと考えた感じ全然わからない、そんなところが大好きです。

また、PHEVだけあって、AC100V給電も可能(オプション)なのがキャンプする人にとっては良いですね。AC100Vが使えると大体なんでもできちゃうので、キャンプに行く醍醐味が削がれる気が…というのはあるのですが、どんなサイトでもAC100Vがいざとなったら使えますよ、という安心感は素晴らしいものがあります。

大きさは全長4695mm, 全幅1800mmと大きすぎず小さすぎず、絶妙なラインを付いてきていると思います。荷室容量はバッテリーが積んであることもあり477Lとのことです。ただ、なんとなくアウトランダーのルックスってちょっとワゴンっぽいような感もあり、ルーフキャリアを付けたら似合いそうな感があります。

パワートレインはエンジンが118psの2Lエンジン、駆動用のモーターは前後に82psのものが装着されています。エンジンが2Lの割に馬力が無いのは最大効率を優先しているからでしょう。シリーズハイブリッドであればバッテリーにエネルギーを貯金しておけますから、エンジンがパワフルである必要はありません(厳密に言えば容量にも依りますが)。

前後にモーターが装着されていて、それを118psのエンジンで動かすSUVですよ?すごくワクワクしませんか?その4WDの制御方法もすごく興味があります。

いい車だとは思うんですが、値段がPHEVということもあり、若干高め(366万円〜478万円)であることもあってか、国内ではあんまり走っているのを見ないですね。でも、これもいつか乗ってみたい車の一つではあります。

VW Tiguan

image from vw

CX-5やフォレスターと同じくらいのサイズの車です。それで荷室容量は470L。CX-5よりも小さい。マツダやスバルは車内を広くするのが下手と思っていましたが、前の記事でワゴン一式を調べた感じ、むしろ国際標準では平均的というかむしろちょっと広いくらいかもしれませんね。単に荷室を取るか後席の足元の広さを取るかという設計思想の違いとかもあるんで、一概には言えないでしょうけど。

パワートレインは1.4Lターボで150ps、車重は約1.5tとこれもCX-5やフォレスターと似通っています。

見た目は結構好きなのですが、値段はComfort Lineで360万円〜と結構高い。TiguanはFFですし、魅力は正直無いかな…。

VW Touareg

ワーゲンの高級SUVです。V6 3.5L 280psエンジンで2190kgの車体を動かすような車。ポルシェと共同で開発したらしいです。車体は全長4815mm、全幅1930mmというサイズで荷室容量は555L。狭いな。高級SUVですし、そこまで実用性を追求してないんですかね。キャンパーみたいな人たちは想定してないんでしょう。SUVって高級価格帯になるとそんな感じがしません?スポーツユーティリティビークルなのに全然スポーツしないような客層がメインになってくるような。

スペック表からはこう心に刺さる何かがあるわけではないですね。内装の写真を見ても、CX-8と正直あんまり高級感は変わらないような気が…。

乗ればV6ですし、全然違うものがあるんでしょうけど。まぁ町中で殆ど走ってるのを見ないですし、そういうことなんかな、という気がします。

突然ですがここで終了です

BMW X3/4、VOLVO XC60あたりも調べて何か書くつもりでしたが、疲れたので止めます。

ざっくり見た印象は、

  • CX-5やフォレスターの荷室容積って実はもうサイズからすると十分デカかった
  • CX-5よりもでかい荷室容積を求めるならば、大型高級SUVくらいしか選択肢が無い
  • ワゴンと違ってSUVは国産車でも4WDのラインナップが多いので、わざわざ高い外車を買わなくても良い国産車がある
  • 個人的には圧倒的なパフォーマンスを求めるならフォレスターXT、デカさを求めるならCX-8、コストパフォーマンスを求めるならCX-5、先進性を求めるならアウトランダーPHEVがベストだと思った
  • ランクルやプラドは好みでどうぞ

という感じです。

結論としては、SUV買うなら国産車選んだほうが良いのかな、と。