エビ研を結成しました

車好きの人たちを対象としたオフ会を結成しますという記事を書きましたが、

四輪総力戦研究会

同じくミナミヌマエビの繁殖について考察するミナミヌマエビ研究会、略してエビ研を結成しました。会員は私一人で、こちらは新規会員は永久に募集しておりませんので予めご承知下さい。

エビ研とは何か

あのね、エビがね、死ぬの…。

チャームというペットショップでミナミヌマエビを何度か買ったのですが、いずれも全滅しました。全く理由がわかりません。

ちなみにミナミヌマエビというのは、こういうエビです。

ミナミヌマエビは日本固有の亜種ですが、ペットショップで流通しているのはシナヌマエビという中国〜韓国あたりまで広く生息している種みたいです。チャームで販売しているのは私が見た限りはシナヌマエビのように思えます。

ミナミヌマエビは飼育も繁殖も容易とのことで、ネットで検索すると何百匹も増えたという事例が山のようにありますが私の環境だとすぐに死んでしまいます。で、エビ研とはなぜこのミナミヌマエビないしシナヌマエビが私の水槽で死ぬのか、を探求するための会です。

どのように死ぬか

買って水槽に投入した日から毎日1匹ずつ、ちまちまと死んでいき、数カ月後に数匹を残して全滅します。この生き残った数匹は非常に強く、しぶとく生き続けます。繁殖にも成功して一時的には数が増えたりするのですが、気づくとまた減ってしまっています。

死骸は必ず真っ白になって死んでいます。赤くなって死ぬというパターンもあるとネットでは見るのですが、そういうケースは一度も見たことはありません。

死骸が無いパターンもあります。水草がかなり茂っている水槽なので、気づかないところで死んだ後、他の魚やエビに食われてしまっているのだと思われます。死骸が無く死んでいくパターンの方が多い気がします。

なぜ死ぬか

すごーく考えました。

過密

45cm水槽なのですが、そこにコケ対策として40匹くらいのエビを投入してました。一般に水質への負荷は投入生体数に依るといわれますが、これはあまり正確ではないです。正確には水質への負荷は給餌量に比例します。なぜならば水質悪化の原因となるアンモニア類はタンパク質やアミノ酸その他を分解するときに生ずるからです。無いところから物質は産まれません。水槽に日々蓄積されていくアンモニア、亜硝酸は元を正すとほぼ給餌に収束します。もちろん、生体が死んで分解が始まった時はその限りではありませんが…。

で、エビのようなスカベンジャーは投入しても専用の餌を与えない限りは水質への負荷量は限定的と考えられます。

したがって、エビをいくら投入したからといって、そのエビのために新たに餌を投入しない限りは水質はそこまで悪化していないはずで、過密が原因とは考えにくいです。

水質悪化(アンモニア、亜硝酸濃度高)

では過密以外の要因で水質が悪化しているということは無いのでしょうか。私は定期的に試薬を使ってアンモニア濃度、亜硝酸濃度を測定していますが、毎回測定限界以下です。エビ以外の生体も投入以降一度も病気になったり死んだりしていません。エビだけが死んでいます。もっとも、エビは他の魚に比べると水質悪化に敏感とは聞きますが…。

酸素濃度が低い

考えにくいのですが、酸素濃度が低いのかもしれないとエアレーションを続けた事がありました。結果、エビが死んでいく速度は変わらず、効果は見られませんでした。そもそも水草の量と照明の点灯時間からして酸素濃度が低いということは中々考えられません。

二酸化炭素濃度が高い

発酵式CO2添加を行っています。発酵式は量の調節が出来ず、45cm水槽では過剰なくらいの二酸化炭素が添加されることがあります。なので、添加を一時中止し、同時にエアレーションを行いましたが効果なしです。

餓死している

そもそも苔退治が目的でエビを投入しているので餌が不足しているということはあり得ません。それでも一応やってみようとエビ用の餌を購入し与えてみましたが、変化ありませんでした。そもそもエビの糞が大量に落ちているので飢餓状態であるとは思えません。

魚がエビを食ってる

これは私が疑っている原因の一つです。混泳させている魚はアカヒレとカージナルテトラです。小型カラシンなどは口が小さいので稚エビはともかく成長したエビは食べないと言われていますが、私は何度か生きているエビに集中攻撃しているのを見たことがあります。旧エヴァンゲリオン劇場版で弐号機が量産型に食われますが、あんな感じで魚が一体のエビに群がって貪り食っている(エビは生きていて逃げようと試みている)のを2〜3度見ました。死骸が無いというのも魚がエビを殺して食っているからなのではと思うのですが、死んだ後に食っている可能性も考えられ、まだこの説は確定出来ずにいます。

輸送の変化で弱っている

今まですべてチャームから購入しています。つまり通販です。チャームで購入すると発泡スチロール容器に保冷剤と一緒に入ってきますが、大体箱詰めから開封まで早くとも半日以上はかかっているはずで、かつ、輸送時の揺れ、小さい袋に沢山の生体がつめ込まれている影響などで元々弱っていると思われます。

ただ、もしそうであるならば投入直後が一番死んでいるはずで、一定間隔でコンスタントにエビが死んでいくのは納得がいきません。

ちなみに、「ダメージが蓄積されていってポツポツ死んでいく」などと解説しているサイトをよく見ますが、根拠が薄く、私は信用していません。

水質変化のショック

これも同じです。ショックが原因ならば水槽投入直後に沢山死んでいるはずです。

寿命

定期的にポツポツと死んでいくという点から考えると寿命という原因はしっくり来ます。そういえば若くて小さい個体は死んでいるのを見かけません。

対応策

というわけでいまいち判断がつきません。ネットの情報は色々調べたのですがどれもこれも信憑性の点で疑問があり、根拠がなく独自研究じみています。クロスチェックしようにもそもそも同じ事を書いているサイトがあまり見当たりません。では専門書はどうかとAmazonで探してみたのですが、これも淡水エビの飼育などを詳しく解説したものは無さそうでした。

仕方ないので自分で考えてみます。

目標

ミナミヌマエビ(シナヌマエビ)を繁殖させ、常時コケ取り生体として利用できる状態を整える。

原因の推定

色々考えましたが上記の複合的な要因ではないかと考えています。私が考えた絶滅までの流れを述べたいと思います。

  • チャームで購入、半日〜1日前後の輸送期間。
     → 輸送時の衝撃等で、エビにストレス蓄積。チャームではコケ取り用にエビを飼っているわけではないため別途給餌を行う。このため糞として放出された餌が分解され、アンモニアが発生、さらにダメージを与える。
       開封時はいつもすべてのエビが白濁した状態になっているのはこれらが原因か。

  • 水槽投入後、1〜2日のうちに数匹が死ぬ
     → 輸送時のダメージから回復せず死ぬ。

  • 投入後、〜1ヶ月程度の期間で1日0〜1匹くらいのペースで死んでいく
    → 水質の悪化、寿命。

  • 投入後、〜数カ月の期間で気づかないうちにエビが消えていく
     → 寿命による死亡、水質の悪化。

上記と並行して、繁殖が行われない原因は単に他の魚に食べられているからと推測。

水質は試薬で検査してはいるが、

  • 測定限界以下のアンモニア、亜硝酸濃度でも死ぬ
  • 局所(水槽底面)的にアンモニア濃度が高くなっている

という可能性を考えている。水槽底面のアンモニア濃度が高くなっているというのは、苔が大量繁殖している水槽にエビを入れたことで、エビが苔を食う→大量の糞を残す→大量の糞が分解されて一気に水質悪化、という状況になっているのではないかという仮説。

対策

以下の対策を行ってみます。

  • 買ってきた直後に急ピッチで水換え。これは輸送時に悪化した水質を早期に改善するため。エアレーションと同時になるべく早く水換えを行う。
  • エビ専用の水槽を立ち上げ、殆ど餌を投入しないようにする
     → 稚エビが他の魚に食べられないようにする、水質悪化を防ぐ
  • メイン水槽にもエビを投入して比較検証する
  • エビの糞はすぐに取り除く

以後、別記事にて経過報告していきます。