【夢日記】めいろまえ

なんとなく漫画も描いてみた。

何枚か写真を見ている。プリントした写真が数枚、スマホの中に保存されているものが数枚。その中に見慣れない女の子がうちの娘たちと一緒に写っている。実家の前で撮った写真が多い。誰だっけ…。

すると、横でそれを覗いていた嫁さんが「また、 めいろまえ の写真を見てたの?姉妹で顔そっくりだよね。でも一番可愛かったかも」などという。姉妹…?

とちょっと考えて思い出した。ああ、めいろまえか。なんで忘れてたんだっけ?自分にはめいろまえという一番上の子が居たんだけど、中学に入るちょっと前くらいに死んじゃったんだった。え、なんで?忘れてたんだっけ。自分の子供のことを。そして色々とフラッシュバックしてきた。なんで「めいろまえ」という変な名前なのか?それは嫁さんが「キキララ」に語感が似てるからと付けたんだった。「キキララ」と「めいろまえ」、似てるかぁ?似てないだろ…。というか、キキララのことそんなに好きではないだろ。

そしてめいろまえも変なことをよく言っていた。死ぬ前から自分が死ぬのを分かっていたかのようだった。「大きくなったら何になりたいの?」と聞いた時、「私は大人にはなれないから」「制服も着れないよ、たぶん。お金もったいないから買わなくていーよ」「私が居なくなったあとも、みんなで喧嘩しないでなかよくやってね」などということをいつも言ってた。死因は確か突発的な病気だったと思う。

その後すぐ、嫁さんが「家の中に巨大なトカゲが居るからとってほしい」というので、すばしこく走り回るトカゲと格闘したが中々捕まえられなかった。窓の外を見ると猛吹雪だった。前が数m先までしか見えない。気づくと吹雪の中に放り出されていた。もう少し歩いたら山小屋があったはずだな、と思う。冬用の上に据え付けられた入り口から中に滑り込んだ。寒いが外よりはマシだ。

だんだん思考が鈍くなってきて、このまま待ってたら死ぬな、という気分になる。時計を見て、なにか重要なことを忘れている気がする。ああ、そうだ。頂上を踏まなきゃ…。ここまでやっと登ってきたんだから、ここで下りたら絶対に後悔する。というか、待つのも、登るのも、降りるのもリスクだ。だったら登るほうが良い。ほんとに?そうなんだっけ?

とぼとぼ歩き出す。思考がぐるぐるになり何を考えてるか分からなくなってきた。ロードバランサが502を返してきているから、多分バックエンドの問題?いや、でも直接インスタンスにリクエストを送ると成功する。ということはヘルスチェックが合格していない?いや、合格してるな。なんで違うんだ。ロードバランサが送ってるリクエストが何か想定したものと違うんだろうか。L7スイッチだから確かにリクエストが変わってるということはありうる。でもどうやってHTTPリクエストをダンプしようかなぁ。めんどくせえなあ。でもやるしかないか。tcpdump使えば良いよね。いや、違うくてもっと別の便利なやつあったよね…なんだっけ、いつも名前忘れる…ああ、ngrepだ。ngrepで見ればいい?でもサーバdockerで動いてるからな。中に入って作業するのちょっとめんどい。多分コマンドインストールされてないし。いや、docker0インタフェースを対象にすれば見れるかな…いやコンテナ内のループバックはホスト側のdocker0には流れないよね…多分…。いやそれよりもリクエストをダンプするサーバアプリをGoとかで書けば早くね?っていうか、以前作ったような…。でもどこにあるかも分からんし使い方もなぁ。あーncでリッスンして標準出力で書き出せばいいか。うんそうしよう。あーだめだわ。起動ポートがかぶるしもとのプロセスが死ぬからヘルスチェックも死ぬな。っつうか、クラウド上でデバッグしてるから問題なんじゃない?ローカルでまず再現するかどうかチェックすれば?いやだめだな、多分これロードバランサの問題だから…

と考えてたら頂上に立ってた。でも吹雪で何にも見えなかった。

頂上から反対側に行くといくぶん吹雪が弱くなっている。また、人も沢山歩いていた。なんだか女子が多い。装備はめちゃくちゃ軽装だ。アイゼンも履いてない。秋の高尾山って感じの格好で来てる。マジか。なんだかフル装備の自分がちょっと恥ずかしく思えてきた。

どんどん山を下っていったところ、昔よく見た気がする家の前にたどり着いた。なんだっけ。ここ。夏によくここで遊んだ気がする。と思うと実際に季節が夏になった。ネコ(一輪車)を押してる。熱い。ネコには細かい意思やコンクリを直方体に成形したレンガのような物体が積まれていてすごく重い。

おい、何やってんだよ早くこいよと後ろからやけにテンションの高い旧友が二人駆け抜けていった。なんであんなにテンション高いんだ。ひーひー言いながらネコを押してくと小川みたいなところに泥が堆積していて、そこに飛び石のように等間隔で石が並んでいる。「ここに並べンだよ!石をよ!あそこ抜けてっだろ!!!!」とそんなにでかい声を出さなくても聞こえるって、という調子の声でがなりまくる友達。

そういう持ち方をすると腰を痛めるぞーと思いながら友達がネコから石を持ち出し並べていくのを見ていた。「オメーも動けよ!!!」と言われたけど全てが面倒くさくなって座ってそれを眺めるに留めた。そうやってまた日々の忙しさにかまけて、めいろまえのことを忘れていった。生きていればもうすぐ高校生くらいになってた、かも。