【質問#174】努力できない自分に嫌気がさします

質問・悩み相談の回答です。

質問

毒舌痛快な記事いつも楽しく読ませていただいています。

私は23歳社会人なのですが、これまで部活や勉強、就活、その他趣味などもほとんど良い成果を出せずにいたことが今でもコンプレックスです。であるにも関わらず本気で何かを変える努力もせずボケーっと生きている自分が嫌いです。

本気で何か取り組んだ経験はあるかと言われると微妙です。高校も大学もあまり頑張らなくても入れるレベルで済ませ、中学生のころから学校、部活以外はPC前に張り付いてYouTubeを視聴するだけの日々を過ごしていました。今でもこんな感じの生活をしており、面白いと思っているわけでもないのに動画を見続ける意味が自分でも全く分かりません。

高校時代は弓道をしており、表彰台に乗るのを夢見て練習に時間を費やしていました。しかし今思うとただ時間をかけただけで本質的な練習はできておらず、顧問の情けで大会の選抜に入れてもらったこともありましたが最終的に実力は下から1、2番という結果でした。恥ずかしい話ですが高3の春は部活なんて完全にどうでもよくなってサボり気味でいました。
大学の就職活動も、ここが踏ん張りどころと思い同級生より早くインターンシップに参加したりエントリーシートなども書き始めました。またしかし講義以外は何も考えず何も生み出さず、ただ時間を無駄にするだけの日々を送っていましたので、将来の夢も自分を自分たらしめるバックグラウンドもありませんでした。結果内定が得られたのは周りの中で一番遅く、無駄に交通費を失っただけでようやく入れたのはやりたくもないし興味もない、休みも少なく給料が安い田舎の会社でした。

大学時代からこのままではイカンと思って何度か行動を起こしたこともありますがどれも有効だったようには思えませんでした。
運動音痴でも大丈夫と聞いてボルダリングをやってみたけどうまく登れない&ジムの雰囲気が苦手で2回で行かなくなりました。
イラストや楽器ならできるかもと思いペンタブ、キーボードをいきなり揃えてやってみたものの、逆にやらなきゃいけないプレッシャーに負けてすぐ投げ出しました。
筋トレもしんどい割に成果が出なくて三回挫折しました。
インターネットに依存する生活を止めるために当時ハマっていたゲームを辞め、持っていたデスクトップパソコンも売り払い、画面が小さく性能が低いノートPCを使い始めたりもしました。しかし結局普段通り見たくもない動画視聴を続けています。ボルダリングや楽器の辺りは楽しめるようになるまでの過程が耐えきれず、楽したい欲求でインターネットに舞い戻っていたように思います。

大半の人がそうだと言われればそうなのかもしれませんが、今後もこんな風に過ごしたいとは思いません。今の過ごし方は時間の無駄としか思えません。せめて何でもいいから生涯かけて極められるものが欲しいです。社会人にもなってこんな青臭い考え方に囚われるのも恥ずかしい話ですけど…

今現在、仕事や趣味でやってみたいことはあるんですが、負け癖がつきすぎてどうせまたすぐ諦めそう、またボルダリングや楽器の二の舞だろうなぁと思っています。
唯一最近好きになったのはドライブで、ネット漬けの過ごし方を止められる唯一の方法です。
ドライブ繋がりでネットでは得られない楽しみ方ができていますが、ガソリン代もバカにならないので休みのたびにドライブに出かけるというわけにもいきません。

もう何をどうしていいのかさっぱりわかりません。今更こんなこと考えるのも遅すぎると思いますが、回答いただけますと幸いです。

質問追記

言いたいことがまとまっていなかったように感じましたので申し訳ありませんが要点だけ追加させてください。

①思考停止状態で過ごすのを抜け出したい
②逃げ癖、諦め癖を直したい

楽しいとも思っていないのにネットで同じ動画ばかりを見て時間を無駄にしたり、別のことを取り組もうと思っても全く続かない自分が嫌です。
最初の文では書いていませんでしたが仕事でも新しいことを覚えるのに抵抗がありいつものルーティン業務以外はあまり捗らずよく注意されます。
やらなきゃいけないと何度も思っているのに上手く取り組めないストレスが就職してからはずっと続いています。

2通に別れての相談になりますが回答よろしくお願いします。

回答

うーん、こういうご質問は過去もいただいた気がします(たとえば→【質問#132】つまらない人生 この先どうすれば良いでしょうか??)が、基本的にはいろんな人が陥りやすい状況なんだと思います。

基本的にはそれなりに普通に生活ができている。しかし不満もある。でもその不満は積極的に解決しなければまずいという危機感に結び付くほどでもない。隣を見れば青い芝。理想とかけ離れている自分。このままではよくない。でもどうしたらいいかわからない。何をすればいいか分からない。という感じです。

こういった方々はブログ上のみならず、SNS上にも実際の知人にもよく目にしますが、彼らに共通しているのは端的に言うとconfidentじゃないんですよね。何をかっこつけて英語使っとるんじゃと言われそうですが、日本語に適切な言葉がないと思うんですよ。私の言葉の解釈が間違ってるかもしれませんが。

英語のconfidentは日本語だと「自信」になりますが、この自信とは主に過去の経験や何らかの裏付けがあるうえでの確信という感じなんですよね。自信は自信なんですが、根拠がまるでないのではなくて成功するだろうという見積もりが自分の中であるという。

で、今回の質問者様のような方々で一番特徴的なのはそのconfidentの無さ、だと思います。

では何故ないのかというとご自身で分析されてらっしゃる通りで、成功体験の少なさ、失敗体験からくるネガティブな発想、自己肯定感の低さ、そういったものが背景にあるのだと思います。

ただこれって気持ちの問題とはそれまでであって、考え方次第で案外簡単に解決するかも、という気も私はするのです。

ではどうすべきかというのはちょっと難しいですが。というのも、私は昔から真逆の性格であって、大学受験の時も偏差値30台の得点をとっても「まぁなんとかなるやろ」という感じであきらめず勉強してました。昔から自分は特別だと思っていて、あまり失敗した記憶がないですね。おそらく失敗した記憶は完全に忘れて成功体験だけ都合よく覚えているのでしょう。失敗体験は反省してノウハウだけ身に着ければ思い出す必要はないですしね。たぶん。

そういうわけで私は自己肯定感の低い方々の気持ちというのはなかなか想像するのは難しいのですが、まぁとりあえずご質問を読んで思ったことを書いていってみるので何かヒントになれば幸いです。

私は23歳社会人なのですが、これまで部活や勉強、就活、その他趣味などもほとんど良い成果を出せずにいたことが今でもコンプレックスです。

そのような人はたくさんいます。私も前述したことと矛盾するようですが、ぱっと「成功体験を出せ」と言われてもあんまり思いつかないです。いい結果を出せなかったことを悔やむよりも、ちょっとでも成功した、うまくいったという経験を繰り返し思い出したほうがいいように思います。

であるにも関わらず本気で何かを変える努力もせずボケーっと生きている自分が嫌いです。

これもほとんどの人がボケーっと生きてるので、逆に言えばちょっとでも努力したらすぐに平均以上にはなれます。

本気で何か取り組んだ経験はあるかと言われると微妙です

これはあったほうが良かったかもしれませんね。めちゃくちゃつらい経験が一つあれば、「あの時よりはマシ」と思えるからです。ちなみに私の場合は中学生時代のバスケ部と大学2年生のときの留年すれすれのテスト勉強、あと前職の夜勤でした。あれに比べたら大抵のことは耐えれました。なのでつらい経験、死ぬ気で頑張った経験がなんかあれば心強いというのはあるかもしれません。

ただこういう経験はやろうと思えばいつでもできますから、本当に必要と思ったときに何かチャレンジングなことをすればいいだけだとも思いますが。

高校も大学もあまり頑張らなくても入れるレベルで済ませ、中学生のころから学校、部活以外はPC前に張り付いてYouTubeを視聴するだけの日々を過ごしていました。今でもこんな感じの生活をしており、面白いと思っているわけでもないのに動画を見続ける意味が自分でも全く分かりません。

こういう無為なことをついついやってしまうというのは誰でもあることです。たまに、そういう「ついついやってしまうこと」が無為でなくて生産的な人たちがいますが、そういう人たちは強いですね。

高校時代は弓道をしており、表彰台に乗るのを夢見て練習に時間を費やしていました。しかし今思うとただ時間をかけただけで本質的な練習はできておらず、顧問の情けで大会の選抜に入れてもらったこともありましたが最終的に実力は下から1、2番という結果でした。恥ずかしい話ですが高3の春は部活なんて完全にどうでもよくなってサボり気味でいました。

この体験も「実力が無く表彰台には乗れなかった」という失敗体験ではなく、「やる気が失せたが何とか3年間続けた」という成功体験と考えてはいかがでしょうか。実際、本当にやる気ない奴はすぐに部活もやめますから、そういった人たちよりはずっとマシであることは事実です。自分をほめる箇所をもっと探すといいかもしれません。

結果内定が得られたのは周りの中で一番遅く、無駄に交通費を失っただけでようやく入れたのはやりたくもないし興味もない、休みも少なく給料が安い田舎の会社でした。

就職活動での失敗というのは失敗体験の中でも心に残ってしまいがちですね。要するに何回も何回もフラれた、みたいな感じですから。でもまぁ就職活動というのは物差しが絶対的に決まっているわけではなくて、マッチングと運の問題ですからあんまり気にしなくていいと思います。それに、就職活動の失敗というのは転職活動によって今後挽回できますから(将来的に転職すべきという意味ではないです)。

運動音痴でも大丈夫と聞いてボルダリングをやってみたけどうまく登れない&ジムの雰囲気が苦手で2回で行かなくなりました。

合う合わないは誰にでもあるので、別に2回でいかなくなったこと自体は悲観することではないです。自分にボルダリングは合わなかった、ということが分かっただけでプラスです。

イラストや楽器ならできるかもと思いペンタブ、キーボードをいきなり揃えてやってみたものの、逆にやらなきゃいけないプレッシャーに負けてすぐ投げ出しました。
筋トレもしんどい割に成果が出なくて三回挫折しました。

みんなこんな感じだと思います。ただ、「挫折した」と認めてしまうこと自体は「もうその対象にはチャレンジしなくてもいい」という言い訳にもなりがちなので、私は挫折したと明確に考えるよりはいまはやらないだけ、気が向けばやる、やろうと思えばいつでもやれる、くらいに気楽に思っていた方がいいように思います。

インターネットに依存する生活を止めるために当時ハマっていたゲームを辞め、持っていたデスクトップパソコンも売り払い、画面が小さく性能が低いノートPCを使い始めたりもしました。

うーんちょっとこれは違う気がしますね…。これは今回の質問とは話が逸れますが、デスクトップパソコンは創作するのに適したデバイスですから(画面がでかい、ハードウェア性能が高め)持っていてもよかったかなぁという気がします。後述しておられますが、結局ノートパソコンでも動画やネット記事などは見れますからね。

大半の人がそうだと言われればそうなのかもしれませんが、今後もこんな風に過ごしたいとは思いません。今の過ごし方は時間の無駄としか思えません。

大半の人がそうです。ですから、ちょっと頑張れば大半の人よりは有意義な人生を送れます。

せめて何でもいいから生涯かけて極められるものが欲しいです。社会人にもなってこんな青臭い考え方に囚われるのも恥ずかしい話ですけど…
今現在、仕事や趣味でやってみたいことはあるんですが、負け癖がつきすぎてどうせまたすぐ諦めそう、またボルダリングや楽器の二の舞だろうなぁと思っています。

社会人にもなってというのは一理あるかもしれませんが、しかしまだ23歳ですから挽回するに遅いということもないと思います。

アドバイスになるかどうかは分かりませんが、おそらく「なんでもいいから極められるものを」とは言っても、今までの人生経験をかなぐり捨てて新しいものにチャレンジする確率よりは今までに多少経験があるものの方が成功する率は高いですから、「極められるもの」はすでにもう出会っている何かかもしれませんね。

唯一最近好きになったのはドライブで、ネット漬けの過ごし方を止められる唯一の方法です。

ここは、ネット漬けがなぜ悪いのかをもうちょっと論理的に考えてみた方が良いように思います。例えば私はネット漬けという言葉からは大して人生の役にも立ちそうにない記事や動画などを見て時間をつぶすから悪いのかな?という想像をしますが、もしそうだとしたらドライブも正直そこまで人生に役立つ経験があるかというとそうでもないような気がします。(そうじゃないかもしれません。そこはどういうネット漬けか、どういうドライブかによるのでご自身でよく考えてみてください)

①思考停止状態で過ごすのを抜け出したい

人間は、なにか作業を開始するのに最も心理的な抵抗が強く、逆にやり始めると作業をやめにくいような脳の特性があるそうです。

だから、とりあえず筋トレならば腕立て伏せ5回でいいから毎日やろうとか、絵であれば1分で描ける絵でいいから毎日描こうとか、極端に低い目標を決めたらよいのではと思います。まあそれすらできないのが人間なので、万人に通用する劇的に効果がある方法というのは無いと思いますが…。

②逃げ癖、諦め癖を直したい

これも即効性のある効果というのは無いと思いますが、やはり成功体験の積み重ね(あるいは失敗した経験の中で成功した部分を強調して思い返す)によって自己評価、自己肯定感を高めていくしかないと思います。結局、気持ちの問題なので。

今現在、仕事や趣味でやってみたいことはあるんですが、負け癖がつきすぎてどうせまたすぐ諦めそう、またボルダリングや楽器の二の舞だろうなぁと思っています。

そのやってみたいことをまずは初めてはいかがでしょうか?「どうせまたすぐ諦めそう」と思っているならば、まずは「諦めるまでやってみる」でいいのでは。「負ける」「諦める」のが嫌ならば、その定義を下げてしまえばいいと思います。N日間にM分やれば勝ち、みたいな感じでN, Mに絶対できる数値を当てはめて確実に達成可能な低い目標を立てて、続けることを目標にすればよいような気がします。人間、続けてりゃ勝手に成長していきますから。