【質問#120】相談に応えることはあなたの個人的な趣味を表明することは違う

質問・悩み相談の回答です。

質問

表題のようにおもった次第です。

相談者の言葉の中から、相談者がこうしたいとおもってそうなことに、迎合するのも違うと思う。

相談者の言葉から、相談者が
気がついていない本質を見つけ出して、
示してあげることが、相談に乗ることでしょう。

決めるのは相談者自身。
そのための、情報を提供するのが
あなたの役目。

迎合するのも、個人的趣味を、押し付けるのも。違います。

回答

何を指して書いているのか分からないのでこの質問には答えられないと思っていたのですが(更に言えばこういう変な句読点の文章を書く人は、丁寧に返答を書いても読みに戻ってくることが経験上殆どないので回答しても不毛なのですが)、このブログを書くにあたって私が考えていることを表明する良い機会と思ったので、代わりにそのことを中心に書きます。

迎合するのも、個人的趣味を、押し付けるのも。違います。

個人的趣味(や見解)を「押し付けない」というのは私がこのブログを始めてから、というか、私がWeb上で文章を本格的に書くようになった十数年前から固く心に誓っていることです。それが伝わらなかったとすれば残念ですね。

私の様々な記事を読んでいただければわかると思いますが、私は「私は~と思います」「個人的には~です」「私は~が好きです」「私は~が嫌いです」という文章を多用します。あくまでも主語は私自身であって、世間とか日本とかそいうでかい主語は使いません。「~と思います」などという文章が連続しているとちょっと幼稚な感じがするので嫌なのですが、「ここは主観で世間が自分の考えているように有るべきだとは思っていませんよ」と逐次意思表明するためには仕方ないと思っています。

それと同時に個人的な考えや趣味は、普通ならば一々口にしないような事柄であってもはっきりと文章にするように心がけています。このブログの売りは私の頭の中で考えていることの表明です。ただこれは、私は自分の考えが正しいという自負があり、世間がそれに合わせるべき…と考えているからではありません。単に、その方が読者よりアクションをもらいやすかったからです。また、私自身、当たり障りのない言説しか書かないブログよりも言いたいことをはっきり書いてるブログのほうが楽しいと感じることが多いからです。もっとも、それを履き違えた自称毒舌みたいな文章は嫌いですが。

質問コーナーにおいても以上は基本的には変わりないです。「絶対にこうした方が良いと思う、個人的には絶対これがおすすめ」という結論が出てきたとしても、「私はそう思います」「~とするのはいかがでしょうか」という控えめな言い回しにしているはずです。時々、断定口調で書いていることもあるかもしれませんが、前後の文脈を読めば「ここからは私の個人的な考えですが~」と続く文章があったりするはずです。

このあたりはもう何百万字も書いているのでもしかしたら以上に合致してない文章もあるかもしれませんが、とにかく、記事のポリシーとしてはそんな感じです。

あと、もう一つ「事実と推測はそれが分かるように分けて書く」というのも気をつけているのですが、これはちょっと横道にそれるので省略します。

以下は質問に対する回答です。

相談者の言葉の中から、相談者がこうしたいとおもってそうなことに、迎合するのも違うと思う。

これも「と思う」と書いてあるので質問者の方の個人的な見解と判断しますが、私の見解は違いますね。過去の質問の中には「私はこの決断が正しいと思うのだが、間違いないよと背中を押して欲しい」というケースもいくつかありました。そして、そのようなケースで私の見解も同じであれば「迎合」して背中を押します。それが一番良いと思うからです。

「相談者がこうしたいとおもってそうなこと」と私の見解が似ていても、私は躊躇なくそれを書きます。「相談者がこうしたいとおもってそうなことを書くのは避けておこう」という考えに至る理由がわかりません。意味もないのにそんなことをすると変なバイアスがかかります。質問者の方も読者も想定していなかったような鋭い切り口でコメントしていくのは見ている側は痛快ですが、一般的な相談において常にそれを目指すというのは違うと思いますし、私自身も好みではないのでやりません。

あと、「質問に答える」という場面で個人的な趣味や見解を躊躇なく書くというのも、私は正しいと思っています。なぜならば、質問をする人は能動的に質問を投げかける人を選んでいるからです。そこで、質問する人に「この人の考えを聞きたい」という気持ちがある(程度はさておき)と考えるのは自然と思います。であるならば、個人的な考え、趣味、見解をある程度記すべきと思います。

相談者の言葉から、相談者が
気がついていない本質を見つけ出して、
示してあげることが、相談に乗ることでしょう。

「気がついていない本質を見つけ出して、示してあげること」は「相談」の一部だと思います(なのでそのような指摘をしている回答もあります)が、両者はイコールでは無いと思います。相談というのはそんなに単純ではないと思います。

また、「気がついていない本質」が常にあるとは限りません。中にはとても深く分析して私が何か付け加えるまでもないと思えるような質問を書いてくる方もいます。ですから常に「気がついていない本質」が有るとは思えませんし、何か良いことを言ってやろうと気がついていない本質を探すのは意味が無いと思うのでやってません。このあたりはケースバイケースだったりもしますが。

決めるのは相談者自身。
そのための、情報を提供するのが
あなたの役目。

これは断定口調なのではっきり言わせてもらいますが、あなたは何様ですか。

私が趣味でやってる質問コーナーに「あなたの役目」などという姿を勝手に定義して押し付けないでください。傲慢で不快です。人に考えを押し付けるなと言っておきながら、自分がそうしていることに気づきませんか。私の運営ポリシーに横から口出しされるのははっきりと不快です。ここは私が自発的に運営しているブログなので、誰の指図も受けません1


  1. 提案は別です。過去、「こうした方が良い」と言われて何度かデザインや機能を変更しました