Sashimi開発日記 - 編集画面と非エンジニア向け解説

こんな感じ

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解説

Sashimiは非エンジニアからは何をやっているのかサッパリ分からん、もうちょっと非エンジニアにも分かるように説明してくれと言われたので説明します。エンジニアにとっては「何言ってんだこいつ?」みたいな文面になってると思いますが、それはエンジニアでない人に伝えるために正確さを犠牲にして分かりやすさを優先させた結果だと思って下さい。

WordPressの置き換え

現在、ブログを構築するソフトウェアとして世界のNo.1のシェアを誇っているのがWordpressというものでして、このブログもWordpressで動作しています。そのシェア率は80%とも言われます。残りの20%のうちの半分はBloggerというレンタルブログサービスです。これはGoogleが運営しているサービスですので、ユーザーが自由に任意のコンピュータで動作させられるWordpressとはまた特性が大きく違うものになります。

ソフトウェアの世界では、ソフトウェアが自由に使えるのか、それとも企業によって管理されていて自由な利用が制限されているのか、その二点で大きな違いがあります。まぁWordpressとBloggerが違う土俵にあるという感じのイメージで大体間違ってないと思います。で、Wordpressは自由な利用ができるソフトウェアなわけですが、自由に利用できるブログ構築ソフト(CMS)に限って言えば、Wordpressのシェアはもう9割はゆうに超えていると思います。

じゃあWordpressはすごいソフトなのだな…と思いましたか?私に言わせるとクソです。私はクソを我慢して使っています。

SashimiもWordpressと同様、自由に利用できるサービスです。Sashimiは私が長年Webサイトを構築・運営してきた経験をつぎ込み、最も使いやすい形でまとめ上げる予定です。次に特徴を示します:

軽い

Sashimiは軽快な動作が可能です。

私の使っているPCでWordpressは1秒間に35回の表示要求しか捌けません。1秒間に35人以上閲覧者が居れば待ちになります。また、一人に付き1秒ちょっと待ってもらうことになります。

私の使っているPCは周辺機器含めると安い軽自動車が買えるくらいの値段をつぎ込んだハイスペックマシンです(自慢)が、しかし通常、ブログを運営するにはレンタルサーバを借りなければなりません。レンタルサーバはこんなに良いコンピュータではないので、大体1秒間に5アクセス、一人に付き2秒くらい待ってくれることになるのではないでしょうか。

一般的にユーザーは2秒待たされると3割だか半数だかのユーザーが諦めてページを閉じてしまうそうです。速度はブロガーにとって生命線です。

Sashimiは今の所1秒間に私のPCで32万リクエストさばける予定です。およそ1万倍ですね。また、一人に付き待たされる時間は1ミリ秒と、これも約千分の1となっています。

洗練されたツール

WordPressははっきり言ってバカでも使えるソフトになっています。バカでも使えるので、同じような見た目と文体のブログがわんさか湧いているわけですね。

Sashimiが目指すのは「誰でも使えるソフト」ではありません。一定程度、Web技術に対して知識のあるユーザーを対象としています。逆に、このようなソフトウェアは私が知る限りは今までありませんでした。

例えるならばWordpressは十徳ナイフです。これ一つあれば大体なんとかなるというソフトウェアです。でも、車やバイク、自転車をメンテナンスするのに十徳ナイフで挑むひとは居ませんよね。Sashimiは誰でも使えるという特性を犠牲にして、ある程度マニアックな機能を追求した真のブロガーのためのソフトにするつもりです。KTCのツール一式を揃えるような、コストの掛かる(つまりある程度ユーザー自身も学習する必要があるということ)ソフトです。

もちろん、ブログだけでなく一般的なWebサイトの構築にも利用できます。

もう一度Webを私達の手に

私は中学生のころよりずっとWebサイトを運営してきました。インターネット黎明期では自分のWebサイトを持つことができるのは、HTMLやLinuxサーバなどの専門知識を有した一部の人に限られていました。そのころのWebサイトは一からすべて自分で作り上げないといけないようなものでした。小さなアイコンから背景、レイアウトなどの全てに至るまで。

ブログやSNSが栄えたとき、私は「インターネットはつまらなくなった」と思いました。老害っぽい意見ですが、まぁ聞いてください。

誰でもWebサイトを構築できるようになってコモディティ化したインターネットコンテンツはつまらないです。山のように新しいコンテンツが誕生しては、更新されることなく放置されていきます。これは、簡単にできるのでとりあえずブログを作ってみようというライトユーザー層が参入してきたという面もありますが、私は「簡単にWebを作れるようになったので飽きるのも早くなった」という側面も非常に大きいと思っています。

Webサイトはプラモデルや箱庭を作るように、適度な手間がかかったほうが愛着がわき、同時に個性的になると思います。Sashimiは初心者でも簡単にブログを構築できる、という所を目指しません。簡単な書籍を片手にスイスイ構築していけるような、そんなものを目指しています。