エビ研〜もしかしたら最終回

3回目にしていきなり最終回かもしれません。

というのも、エビがすぐ死ぬ原因が判明したっぽいからです。

エビが死ぬ原因、それは…。単に輸送の問題と思われます。私はこれまでチャーム(通販)以外でミナミヌマエビを購入したことがありませんでした。近くのペットショップでは中々売られていないし、売っていても1匹100円近い値段が付けられています。ネットでは40匹入って800円とかいう値段なのでもうまったく違ってくるんですよね。じゃあほかのペット用品も込みで買って送料無料にしたらいいじゃん?と思うじゃん?そうやって買ってました。

ただこの連載(?)を始めるにあたって最初にも説明しましたが、この通販で生体を送ってくるということにそもそも無理があったのではとは思っていました。チャームで買うと酸素も封入されていない水が満杯になった袋にエビが大量に詰められて送られてきます。おそらく、2L程度の水量に40匹くらいがひしめき合うことになります。これは明らかによろしくない環境です。到着した直後のエビは体が白濁していて、死着が40匹入っていて〜4匹程度、一晩明けてさらに3匹程度は死に、数日経って透明感のある緑色に戻りますが、その後もポロポロと死んでいきます。この原因は輸送時のダメージ(低酸素、温度変化、振動、水質変化、過密によるストレス、アンモニア中毒、etc...)によるものではないかという想像はしていました。

前回の記事では今までよりもエビが死ぬ数は少なくなったものの、それでも定期的に死んでいく状況は続きました。そんな折、近くのホームセンターで何気なく熱帯魚コーナーを見てみるとミナミヌマエビが売られているではありませんか。すかさず10匹買いました。そして、そのエビは面白いほど死にませんでした。もうね、ぜんっぜん死なない。何やっても死なない。1.5ヶ月前くらいに買ったのですが、まだ一匹も死んでないですね。

まったく同じ環境でここまで劇的に差が付いていることを考えると、やはり私のケースではエビが死んでいた最も大きな要因は輸送時のダメージであったと思われます。比較試験をしてないので断定はできませんが、まあ断定しても良いだろうと個人的には思っています。通販で買ったエビはすぐ死ぬ。これが結論です。

しかしこのことでチャームさんのサービスが悪いと言うつもりはありません。むしろネット通販ではたぶん最大手ですから、なるべく安いコストで死着数を減らせるよう工夫した結果がこれなのだと思っています。逆に言えばこれが通販で生体を配送することの限界なのだという気分です。

その他、これまで色々やってきて得た知見は下記のとおりです。いずれも数をカウントしたり比較試験したわけではないです。あくまでも感想レベルということをご理解下さい。

  • 通販で買ったエビは最初の一週間で1〜2割が死にます。その後段階的に、〜1.5ヶ月程度までに半数以上が死にます
  • 通販で買ったエビの死亡率は運搬時の水量に対する生体の密度に比例して高くなるような印象を受けます
  • 届いた直後、ガンガン水を入れ替えて水合わせしたケース、エアレーションのみで点滴の速度で徐々に水合わせを行ったケース、1晩以上放置して水温を慣らしてから水合わせを行ったケース、いずれも死亡率に感覚的な差は現れませんでした。強いて言えば、ガンガン水を入れ替えたケースが気持ち生存率高めだったような気がします
  • 運搬時のダメージが殆ど無いミナミヌマエビは中々死にません
  • ミナミヌマエビに専用の餌は不要。光量を調節して苔の生え具合を調整することで、水換えの回数を減らしつつ長期安定維持することが可能
  • どれだけ水草を密集させても、魚と混泳させているケースではほとんどの稚エビは食べられてしまう(感覚的には、一度の抱卵→孵化で食べられずに生き残るのは2〜3匹程度)
  • 抱卵時は水換えをしてはいけない。水換えをするとすぐに脱皮して卵が脱落する
  • 抱卵時になるべく水換えしないよう調整するためにはやはり餌は与えないほうが良い
  • 餌を与えることで抱卵の回数が増えたり生存率が上がったりするような効果は感じない
  • ミナミヌマエビを増やすにはミナミヌマエビだけで飼育する水槽を用意したほうが圧倒的に楽
  • 餌を与えなければ濾過は最小限でかまわない。たぶん上手くやればエアレーションだけで維持できる気が

では、これまでのエビ水槽をダイジェストで。

7月2日。このときはまだ定期的に餌をあげていました。分かりにくいですがミナミヌマエビ用の餌に群がっています。

7月10日くらい?水質チェックしている限りではエアレーションのみでも全く問題ないと思うのですが、エアレーションの音がちょっとうるさいのと、完全に水質悪化による死亡の可能性を排除したく、ニュービリーフィルターを導入しました。ニューブリラントよりも一回り小さいサイズのものです。

8月20日くらい。抱卵している個体を見つけました。卵巣に卵が溜まっているのが分かっていましたので、そろそろかと思っていました。まだ卵の色は黒っぽく、産みたてであることがわかります。抱卵した個体がホームセンターで購入したものなのか、チャームで買ったものなのかは判断が付きませんが、なんとなく前者のような気がします。チャームで買ったときにはこの個体は居なかった気がするので…。

9月4日。卵が透明になってきていたのでそろそろかと思っていたのですが、2日くらい前に確認すると卵が無くなっていたといいますか、モヤモヤした半透明のものだけが腹部に付着していたので多分産まれたのだなと判断しました。2日くらい経って稚エビを確認できました。

右下のほうに張り付いているエビがそれです。体長はおそらく1mmくらいでしょうか。

このあと、もう一匹が抱卵しているのを見つけ、さらに前回抱卵した個体も卵巣の中の卵がまた大きくなってきているのが見えていますので、どんどん増えていきそうな予感がします。したがって、とりあえず当初の目的である「エビをなるべく死なせずに飼育し、増やす」というのは達成したと言って良いかと思います。

メイン水槽のカージナルテトラが寿命で次々死んでいってますので、魚が全て居なくなったらすべてのミナミヌマエビをメイン水槽に投入しようかなと考えています。次の目標は100匹以上まで増やすことですかね。