エビ研 〜10日目

1日目

チャームから購入、宅配便で配送される。輸送時間は12時間程度。

ちなみに輸送に伴うダメージを避けるにはペットショップで買うのが一番なのだが、近所のペットショップには置いていなかった。ちょっと遠くにある、都内では大きめの某熱帯魚ショップに行ったところ、店員がこちらの顔も見ずクソ面倒くさそうな態度で「ミナミヌマエビ?ない。売り切れ」と言ってきてイラッときたので、やっぱ通販で実績があるところのほうがまだ良いわとなった。

60匹購入。チャームで購入するときは、「20匹」「40匹」「60匹」などといくつかの数にまとめられて商品が構成されており、多いほど1匹あたりの単価が安く設定されている。私は輸送時の影響を少しでも減らすために「20匹」×3つという注文を行った。これで20匹単位で小分けに梱包されるから輸送時のダメージは軽減されるはず。と思ったら、ひとつの水袋にまとめられて配送された。私の意図は伝わらなかったみたいだ…。だったら60匹で単価安くしているのを買ったわ。次からはちゃんと備考欄に書いとこう。

購入後すぐバケツにエビを移し、水を3/4ほど捨てエアレーションを開始。すぐさまカルキ抜きを投入した水道水をエアホースを使ったサイフォンで投入し始める。特に流量を制限するような工夫はしなかったので、1分1L位の流量でガンガン投入。ネット上の解説も色々読んだが、最初はショックを避けるために点滴のようにじっくりと飼育水を投入すべしと大体書いている。今回はそれを完全に無視。

そもそも私はこの「水質変化によるショック」説は少々疑問に感じていた。自然界だって水質が急変することはあるはずで、たとえば水温が10℃も異なる環境や、pHが全く異なるような環境に突然入れ替えたらショックも起こしそうだが、ネットでよく書かれている「点滴法」などという、じっくりと数時間かけて慣らしていくような丁寧さも不要なのではないかという気もしている。まあ、そこまで飼育が難しい生体を飼ったことがそもそも無いだけかもしれないけど…。

で、水換えと同時にバケツの底に溜まった糞もスポイトにより除去。死着は1匹だったので、この死骸もすぐ除去。そのままの状態で2時間ほど放置し、室温と同程度になったのを確認したら半数をメイン水槽へ、半数をエビ用のサブ水槽へ。

サブ水槽は総水量10L程度の小さい水槽で、本日立ち上げた。したがってろ過バクテリアは定着していない…というかろ過装置自体がない。エアレーションのみである。これは、エビ水槽には基本的に餌を入れないため、有機物の投入が無く、その分水質悪化も殆ど発生しないためである。

エアレーションを行うのは、少しでも酸素溶存度を高めてバクテリアによる分解(ろ過装置は無くとも底床などに多少はバクテリアが繁殖するはず)を進ませるためである。水質の悪化は最小限と言えど、濾過能力は高いほうが良いに超したことはない。

まだエビは落ち着かず水面と底を行ったり来たりしている。

メイン水槽、サブ水槽ともアンモニア、亜硝酸は検出されず。

2日目

1晩明けて、メイン水槽で1匹、サブ水槽で1匹死んでいるのを確認。すぐに除去。

メイン水槽では早速ミナミヌマエビが苔を食っているらしく、大量の糞が発生している。これはプロホースで丁寧に除去。

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サブ水槽は当然であるが、食べるものが無いので糞は見られず。メイン水槽、サブ水槽共に体はまだ濁っている。弱っているときは餌は食べさせない方が良いと思われるので、サブ水槽はこのまま餌は与えない。ただ、これも硝酸塩吸収を目的としてウィローモスを投入しており、そのウィローモスに多少の苔が付着しているためそれを食べることはあるかもしれない。

1日目に続きエビは落ち着かず水面と底を行ったり来たりしている。が、1日目よりは落ち着いたようだ。

3日目

メイン水槽で1匹今にも死にそうなくらい弱っているエビを発見。試しにサブ水槽に移してみるも、これは4日目の朝に死亡確認。

サブ水槽は水の白濁が始まっている。これはろ過が完成していない水槽でよく見られる光景で、放っておけばすぐに透明になるのだが、今回はエビが輸送によって弱っているということも考慮して半分強の水量を水換え。ここでも水質ショックはあまり考えないことにする。

メイン水槽の糞は相変わらず凄まじい。これもプロホースで除去。

エビはようやく落ち着き、じっと水底にいる。

4日目

メイン水槽は相変わらず糞まみれ。プロホースで除去。死亡なし。サブ水槽も死亡なし。糞も無し。

メイン水槽のエビはせかせかと動きまわり、苔を食べ続けているがサブ水槽のエビは水底にじっと沈み動かない個体が半数ほど、もう半数ほどはウィローモスや底床に付着した何かを食べている様子。私は今まで底床でじっとしてヒゲひとつ動かさないでいるエビをあまり見たことが無かったのでちょっとした驚き。もしかしたら弱っているのかもしれない。とりあえず様子見。

5日目

メイン水槽糞。プロホース。死亡なし。サブも死亡なし。糞なし。

考えた末、サブ水槽に少量のエビ用の餌を与えることとした。今回の目的はエビをコンスタントに増やしていくことであり、そのためには定期的に餌を与えて栄養状態を良くしたほうがよく成長し抱卵するはずと考えたからだ。しかしながらろ過装置は設置していないため餌の量はごく少量とし、食べ残しはすぐにスポイトで除去した。

底床の白っぽい粒が餌。この時はちょっと与えすぎてしまったので、いくつかは投入直後にすぐスポイトで除去した。

6日目

メイン水槽糞プロ。サブ糞なし。死亡どっちもなし。

底床でじっとしているエビは死なないので特に弱っているわけでは無さそうだ。

7日目

メイン水槽糞プロ。サブ糞なし。死亡どっちもなし。

特筆すべきこと無し。

7日目

メイン水槽糞プロ。サブ糞なし。死亡どっちもなし。

メイン水槽はほぼ毎日水換えしていることになる。メイン水槽のほうでもエビが死なないのは興味深い。苔が大量にエビを経由して糞として排出され、水質悪化という説は正しかったのかもしれない。エビの糞でどの程度水質が悪化するのかは、別途何かの容器に水換えで糞と共に排出した水を汲みおいて1〜2日放置して試薬で測定してみれば分かるだろう。今度やってみる。

8〜9日目

メイン水槽糞プロ。サブ糞なし。死亡どっちもなし。今のところはどちらも今までに無いほどうまく行っている。

サブ水槽二回目の給餌。顆粒5粒くらいを投入。以下、餌に群がるエビ。

色々考えたが、テトラ ニューブリラントのような稚エビに優しいスポンジ式のろ過装置を設置しようと思う。そしたら、その分給餌量を増やすことができる(と言っても極端には増やさず、現在のペースをなるべく保ちたい)。なるべく栄養価の高い餌を食わせたほうが健康に育つだろうと予測。