Windowsを捨ててLinux化して1年経った感想

感想を書いてみます。

Windows嫌い

私はC#や.NET、Visual Studioは良いと思うのですが、OSとしてのWindowsが大嫌いです。嫌いな理由は以下。

  • よくWindows Updateで何分も待たされる
    • なにかとすぐ再起動させる
  • Windows Updateが始まるとCPUやIOリソースを馬鹿食いする、非力なCPUではかなりの負担
    • 実行ファイルをまとめておいておく場所(/usr/bin, /binみたいな)が無いのでPATH環境変数が長くなる
  • パッケージ管理システムが無い
    • フォルダ構成が冗長で何が何処にはいっているのかサッパリわからない
    • 署名されたセキュアなソフトウェアを簡単にインストールする仕組み(aptとかyumみたいな)がデフォルトでは用意されていない
    • パッケージ管理システムが無いことがWindows Updateでリソースを馬鹿食いする原因のような気が
    • インストーラーを起動させてインストールを行うたびに環境が汚れていく
  • hostsやservicesがC:\Windows\System32\drivers\etcなどというキチガイじみたパスに存在する
  • メジャーなOSなので攻撃の標的にされがち
  • 見た目がダサい
  • フォントがダサい
  • フォントレンダラが良くない
  • 高解像度ディスプレイで使うとレガシーアプリのフォントがおかしくなる
  • Explorerがひどい。ネットワーク待ちでシステムUIを巻き込んでロックするという根本的な設計ミスを何年も放置しているのは理解できない(Windows 10では修正されたのかな?)
  • 「レジストリ」という中途半端な設定データベースエンジンの機能が貧弱すぎる。テキストファイルで管理してた方が分かりやすい分まだマシ
  • Windows 10の設定画面系UIがひどい。シンプルでフラットデザインなUIと従来のコントロールパネルが併存していてどこに何があるのかサッパリわからない
    • シンボリックリンクが作りづらい/有効に使われていない
  • メモリ消費量がでかい
    • 機能を取捨選択したりUIをシンプルにして低スペックのハードウェアでも動くようにするという思想が無い

LinuxをデスクトップOSとして使用する

LinuxはおもにサーバOSとして使用されていますが、デスクトップOSとして使用するにも十分な機能を有しています。Windowsとの親和性も高く、Windowsネットワークに接続したり、NTFSボリュームをマウントしたりということもできます。

構成とインストール

後述しますが、私は完全にWindowsを手放してLinuxのみを使っているわけではないので、Windowsを使用することも月1~2回あります。このため、デュアルブート構成にしています。

私がメインで使っているノートPCには500GBのSSDが載っているので、これを250GB+250GBにパーティションを分けてそれぞれにWindowsとLinuxをインストールしています。もうすこし厳密に言えば、Linuxの方は/bootとか/homeとかでさらに切ってたかもしれない。

Windowsを普通にインストールした後(今回はプリインストールされたWindows 10をバックアップ&リカバリした直後)、Ubuntuのインストールメディア(ISO)をddで書きこんだUSBメモリを挿入して起動、あとはインストーラーに従ってインストールを実施しました。インストーラーで「Windowsを残したままインストールする」という選択肢を指定できるので、これを指定すれば確実です。こうすると、GRUBがインストールされて起動時にUbuntuかWindowsかを選べるようになります。

Linuxでできないこと

さて、これで全てLinuxに移行できたかというとそうではなく、まだWindowsに頼ることがあります。

  • 年賀状作成
  • 印刷
  • Adobe製品の使用
  • RAW現像ソフトの使用
  • ゲーム
  • その他Windowsクライアントアプリしか提供されていないソフトウェア

まず印刷関係ですが、これはLinuxはまだ弱いですね。私はブラザーのプリンタを使っていますが、ブラザーはLinux用ドライバを配布しているのでこれでも恵まれている方だと思いますが、細かい設定を行うことができません。あと、年賀状作成に関しては、日本のハガキフォーマットに対応した宛名印刷ができるLinuxソフトウェアなんてニッチな市場に商品が投入される事なんて無いのでこれは最初からあきらめてます。というか、個人的には年賀状自体もうやめたいのだけど…。

Adobe製品もLinux版は無いので諦めてます。Wineでも動くっぽい?のですが、やってみたことはありません。Windowsが手軽に起動できるならそれが一番楽なんで。

RAW現像ソフトは、具体的に言うとNikonのCaptureNXです。これはWineでも全然動きません。Linuxで動くRAW現像ソフトは沢山あるのですが、個人的にはCaptureNXを使いたい。ちなみに、Linuxの現像ソフトだとRawTherapeeがお勧めです。

ゲームはほとんどやりませんが、たまーにやりたくなることがあります。シド・マイヤーズ・アルファケンタウリとかHoI2とかSimCity4とかシムピープルとかそういう古いタイトルをたまーに遊びます。こいつらはGPUをバリバリ使用するという訳でもないので、バーチャルにWindows 7くらいの環境を持っておいてアーカイブしておいた方が良い気が…。

いや、あとはOblivionとかFallout: New Vegasとかもごくまれにやる。こいつらはバーチャルで動かすのはしんどいか。

その他のWindowsクライアントアプリしか提供されていないソフトというのは、たとえば私が記憶に残っている所だと、マツダコネクトやレーダー探知機のアップデートツールとか、SynologyのNASに写真をアップロードするためのツールとかですかね。こういう家電とかのユーティリティの類は大体Windows/Macのクライアントアプリとして提供されてたりするので、Linuxユーザーにはどうにもできないですね。

まとめ

すでに述べたとおり、Windowsを起動するのは月1~2回程度です。日常的な作業(ブラウジング、メール、プログラミング、画像編集、ブログ記事作成その他)は完全にLinuxでやっています。完全にLinuxに移行できたわけではないですが、ほとんどの作業をLinuxで代替することができ、普段使いでPCの操作でストレスを感じることは無くなりました。