【質問#80】一条の家は実際結露するのか

質問・悩み相談の回答です。

質問

こんばんは。
床断熱ということで調べてみました。基礎断熱と比較しメリットデメリットも見たのですが、心配な結露、カビについてはどちらも施工次第なのかなと。専門用語ではピンと来ず、実家お住いの方のご意見を伺いたく、特に夏場の湿気対策、湿度などお聞かせ願えればと思い 相談致しました。宜しくお願い致します。

回答

基礎断熱と床断熱の違い、と言う事ですので気にされているのは床下の湿度の話ですよね。
結論から言いますと、床下に関しては特に湿気対策はしていませんし、カビたりもしていないです。

以下は、床下に2年くらい入れたまま放置したキャリーバッグです。流石にホコリやクモの巣などが沢山付着していますが、布部分には特にカビは見当たりません。雑巾で拭いたら綺麗になりました。

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i-smart/cubeでは、基礎パッキン工法を使用しています(寒冷地だと違うこともあるようですが)。基礎パッキン工法では、換気口(床下点検口)を設けるよりも開口部面積が大きくなり、床下の換気効率も高くなります。

貴重な実データがさすけさんのブログで公開されていますので引用させて頂きます。

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image from 結露じゃなさそう?結露再勉強:一条工務店トラブルシューティング:第3回

これを見ると基礎内の湿度と外気湿度が連動しているのが良くわかるかと思います。外気の湿度と基礎内の湿度が連動するということは、効果的に換気が実施されているということです。このような状態で結露したりカビたりということは絶対ないとは言い切れませんが、可能性はかなり低いと思います。

ちなみに、一条では「床冷房」を実現しようと研究を重ねたそうですが、結局まだ実現できていません。その理由の一つが床内の結露問題であったということです。床に冷たい冷媒を流せば結露するのは当たり前ですが、そういうものが無い限りは結露することはほとんど無いでしょう。

家の中に関しても特別な湿気対策というのは行っていません。特に夏場はエアコンを付けることで除湿できますが、この除湿効果で快適な湿度(40〜60%くらい)を保ち続けることができます。一条の第一種換気システムは全熱交換式という方式を採用していますが、これは夏場に外気の湿気を室内に取り込みにくい方式です。さらに、第一種換気だと換気の流れを制御できるので、壁の内部での結露も発生しにくい構成になっています。

唯一カビる危険性があるのは冬場です。断熱性の高い二重窓を標準採用しています(今は三重窓が標準でしたっけ?)が、それでも結露が発生してしまいます。結露が発生したうえでハニカムシェードという断熱用のシェードを下した状態で放置していると高い確率で窓枠にカビが付きます。対応策としては単純で、ハニカムシェードを締め切らずに少し開けておくことで回避可能です。

あとは、エアコン内部のカビですね。これはもうどんな家に住んでもどうにもならないと思います。

思い当るのはその程度で、少なくとも私の経験上はカビにくさでも一条の家は満足できるレベルです。

たまーに掃除で冷蔵庫や家具を動かしたりすると、背面の壁紙がカビていた…という経験がある方は多いと思いますが、一条の家はそれも無かったですね。こないだ1年ぶりくらいに冷蔵庫を移動させてみたのですが、壁紙は綺麗なままでした。

以上、参考になりましたら幸いです。