口げんかから裁判になる夢

という夢を見た。あまり面白くない夢だったが書いてみる。

私は何かの店舗を経営しており、業種は不明だが入場料が掛かる類のお店だった。その店では、いつも店をオープンするとすぐに入ってくる太くてメガネをかけた35歳くらいの不細工な客がいた。その客がおかしかった。とにかくおかしかった。

まず、入店するとすぐその客は首から下が消失し、頭部だけが空中に静止した状態になる。その状態でウンコを気張っているかのような表情となり、脂汗を垂らし始める。それが不潔で仕方ないし、静止した状態から一切動かない。しかしながら静止する場所は店舗の入り口付近と決まっているので、邪魔なことこの上ない。よく従業員が台車を引いて行き来するときにその首にぶつかるのだが、その瞬間だけ「いてーなこの野郎!気を付けて歩け!」怒鳴り、すぐにまたウンコを気張る表情になる。で、閉店間際になるといつの間にかいなくなっているということが続いた。

最初のころも、従業員は「なんだコイツ」と思いつつも一応は客なのでそれなりの対応をしていたが、そのうちに「邪魔なんだよデブ」「汗臭せーんだよ、さっさと帰れ」などと直接的に文句をいうようになってきた。その都度、男は「デブとはなんだ!俺は客なんだぞ!」と言うのだが、「客なんだったら金払え!」と自分にとって都合の悪いことを返されるとまたウンコを気張る表情になる。

で、その表情と言うのも基本的にはウンコを気張ってる表情なのだけど、その眼光の中には一筋の希望の光が差しており、ウンコを気張りつつもより良き明日のためにまい進するという強い意志が感じられ、例えるならば朝日を浴びながら墨を擦り、「美しい国」と半紙に書き記しているかのような、あの脂汗は実は朝露なんじゃないか、みたいな、そんな感じの表情だった。それがまた腹立つ。だって実際やってることは営業妨害だからね。

そういう事が続くと、いよいよ客の入りも悪くなってきた。当然である。店に入ったらいきなり脂汗を流して空中に浮いているデブの頭部が店員と罵倒の応酬を繰り広げている店になど入りたくないだろう。だからいよいよ営業妨害による損害賠償請求をしようということになった。

そんでそれを男に伝えると男は激怒、「お前らがデブデブ言って一向にサービスの提供を拒否しているんだろうがー!!俺に対する名誉棄損で反訴じゃあああ!」などと喚き散らした。どう見ても分が悪い訴訟でこんなに強気になれるのはやっぱり馬鹿なのだな、と私は思った。

オチは無いです。