【質問#57】CX-5とヴェゼルHV

質問・悩み相談の回答です。

質問

初めまして。aiganaiusgと申します。26歳男性です。
私も就職を機に上京、プログラムを書く仕事をしている、車好きであることからとても勉強になる記事に溢れているwithpopさんのブログをいつも楽しく拝見しております。

現在の車では手狭であることから、乗り換えを検討しています。
家族構成は同い年の妻と、もうじき1歳の長女。
家族計画としては子供をもう一人と考えているため、小さい子供がいる間はミニバンかな・・・と思っていたのですが、妻からの「ミニバンには惹かれない」「SUVがかっこいい」との声があり、SUVを検討しています。
平日に車を乗るのはほとんど妻なので、妻の意見を最大限尊重したいと思っています。

選考基準は以下の5点です。
1.ADAS装備が充実
2.ベビーカーを乗せてもある程度余裕のある荷室スペース
3.4人家族でも不満がでないであろう室内空間の広さ
4.ステップATであること(私の希望)
5.妻が見た目を気に入るか

そこで最終候補となったのがヴェゼルHVとCX-5 20Sです。
車格が違う、サイズにも差がある2台を比較するのもいかがなものかと思いましたが、実際に試乗してヴェゼルの室内空間の広さに驚きました。
室内空間の広さは車体サイズほどの差を感じていません。荷室スペースも2台とも満足いく広さ。
ADAS性能に関しては、どちらを選んでも後悔は無さそうです。
見た目に関しても甲乙付け難い。(妻からはどちらも合格点が出ています)
2台ともステップATですが、CX-5の6速ATのレスポンスやフィーリングの良さはブログにも度々書かれているところから推測できますし、実際に試乗しても好印象でした。
しかし、優秀なシステムであるヴェゼルのi-DCDも捨て難い。試乗した際に変速に違和感を覚えましたが、短時間の試乗だったのでなんとも言えませんし慣れの問題かもしれません。なにより技術に魅力を感じてしまっています。

そこで現在4人家族でCX-5にお乗りのwithpopさんにお聞きしたいのが以下の点です。
・お子さんがある程度大きく(長女さんが10歳程度に)なっても不満は出なさそうか
・CX-5の購入検討時にヴェゼルが候補に挙がらなかった理由はなにか

今回車を乗り換えたら乗りつぶすつもりで長く乗ると思います。そのくらいこの2台に魅力を感じています。
しかし最近、夜な夜なカタログや見比べているとなんならSUVに限らないでいいんじゃね?3年落ち位の中古車買って(ADAS性能には不満が残るでしょうが)のりつぶすのが一番コスパいいんじゃね?とか考え始めてしまいます。

身近にこの2台を乗ってる人がいないため、ぜひご意見をお聞かせください。

回答

質問の本筋とは関係ないのですが、一条工務店関係の記事でも車の記事でもなぜかプログラマやSEをしていらっしゃる方からメールをよく頂きます。類は友を呼ぶというやつでしょうか。ちょっと不思議です。

実際に試乗してヴェゼルの室内空間の広さに驚きました。
室内空間の広さは車体サイズほどの差を感じていません。

そうなんですよね…。私もヴェゼルは何度か乗ってみたことがあります(運転したことは無い)が、ぱっと見るとCX-5と大差無いんじゃないかと思えてくる広さなんですよね。このブログでも何度も書いていますが、やはりホンダは車内空間を広くするのが非常に上手だと思います。スバル・マツダは下手です。いや、下手なのか、剛性を追求した結果なのか、そもそも求めてないのかよくわかりませんが…。

さて、ご質問に答えていきたいと思います。

・お子さんがある程度大きく(長女さんが10歳程度に)なっても不満は出なさそうか

これはないと思います。もし子供が3人であれば狭くなっていたことと思いますが、二人であれば十分なサイズです。

欲を言うと(広さに関してではないですが)後席がリクライニングすると良かったなと思います。長距離を乗ることが度々ありますので。ただ、リクライニングする車種となると、ミニバンとかステーションワゴンとかに選択肢が限られてきますのでそこは諦めています。

・CX-5の購入検討時にヴェゼルが候補に挙がらなかった理由はなにか

単に私が検討していた時にADASが装着されていなかった(もしくは限定的な機能だった)ためです。調べてみると、HONDA SENSINGを採用していたモデルは2016年2月25日から販売開始とありました。私がCX-5を買ったのはほぼその1年前です。

今の条件で考えるとヴェゼルも有力な選択肢の一つにはなりますが、多分選ぶことはなかったと思います。それは荷室容量という点です。以前に乗っていたプリウスの荷室容量が450Lくらいで、新車選定の時には少なくともこれ以上の荷室をという条件で探していました。キャンプや帰省時に荷物を載せていた経験から、これ以下の容積では足りないという判断です。

すると、CX-5の荷室容量が500Lですがヴェゼルの荷室容量が393Lですのでちょっとヴェゼルは狭いです。

ただ、今回の質問者様のケースですと、ヴェゼルの荷室容量でも満足行く大きさということですのでこの点は問題にならないのかなと思います。いざとなったらキャリアを装着するという手段もありますし。

あと、今回のご質問を拝見しまして私が気になったのは、

試乗した際に変速に違和感を覚えましたが、短時間の試乗だったのでなんとも言えませんし慣れの問題かもしれません。なにより技術に魅力を感じてしまっています。

この点です。ステップATをご希望とのことでしたが、変速機としてのi-DCDの評判は発売当初からずっと悪いです。制御するソフトウェアの問題のはずので、徐々に良くなってきているとは思うのですが、特にこだわりが無い人が乗るのならまだしも、「ステップATが良い!」という動機で選ぶ人まで満足できるかどうかは個人的にはちょっと疑問です。具体的には、意図したタイミングでマニュアル変速出来ないことが多々あるということをよく聞きます。

一方でマツダのSKYACTIV-DRIVEは当ブログでも何度か述べていますが非っ常に快調です。マニュアルモードではレブゾーンまで回しても自動的に変速することは無いです。回転数が下がる方向ではさすがに(エンストを防ぐために)変速しますが、それでも1000rpmを少し切るくらいまでギアを維持してくれます。同じようにステップATで評判が良いのはVWのDCTですが、私はSKYACTIV-DRIVEはDCTと同じくらい素晴らしい変速機だと感じています。

ただ、i-DCDに関しては

技術に魅力を感じてしまっています。

とのことですので、これも深く同意するところではあります。比較する軸が違うのでどちらが良いかを考えるのはとてもむずかしいのですが、納得できる答えを見つけて頂ければと思います。

また、惑わせてしまうようですが、

しかし最近、夜な夜なカタログや見比べているとなんならSUVに限らないでいいんじゃね?3年落ち位の中古車買って(ADAS性能には不満が残るでしょうが)のりつぶすのが一番コスパいいんじゃね?とか考え始めてしまいます。

これもまったくそのとおりです。

家も車も、というか大体のリセールバリューが残る程度の高価な商品の価値は、たいてい新品から中古になった途端価値がガクッと下がってその後緩やかに下降していくという曲線を取ります(そうでないこともありますが)。ならば「緩やかに下降」という期間で運用するというのは非常に理にかなった考え方です。

たしかにADAS機能が充実している車種は中古市場でもまだ高値でしょうが、そもそもADASは日常的に使用する機能ではないので実用上すごく問題、というわけでもないでしょう。

というか、高い車を新車で買う資金力があるからといって買うような生活を続けているとどんどん生活レベルが向上し、出費が増え、なかなか貯金や資産形成も出来ないような生活になってしまいます(自らへの戒め)。

なんだか基本的に質問内容に同意しているだけであまり役に立たない回答となってしまいましたが、こんな感じです。