Zenfone2にカスタムROM導入する手順

ZenUIは使いにくい

Zenfone2、使い続けましたがなんだか使いづらいです。機能が多すぎて見通しが悪くなっている印象です。

こういうことはモバイル端末でありがちで、メーカーとしては分かりやすく「標準ではできないこんなことが出来るようになりますよ!!」というのをアピールしたいがためにカスタマイズや独自アプリの導入を重ねるわけですが、そうしたアプリが長期にわたる使用に耐えうる出来だったという経験は私は皆無です。

Zenfoneにおいても独自のファイラーやファイル転送ソフト、画像ビューア、カレンダー、電卓などといった一通りのアプリが導入されているのですが、はっきり言って邪魔なだけです。だいたい、こういうプリインストールアプリはまずユーザー数が少ないため何か問題に直面しても解決策を検索することができませんし、ユーザー数が少ないからこそメンテや機能向上も活発にはなりません。だからはっきり言ってしまえば「情弱向け」な機能だと私は思っています。

Zenfoneを使用して2か月ほど経ちましたが、はっきり言ってZenUIが便利だなどと思うことは皆無で、出来ればNexusシリーズのAndroid純正なUIに戻したいと思っていました。ダブルタップで画面のON/OFFが出来るのは便利だなと思うのですが、これはそもそもZenfoneの電源ボタンが真上という変な位置にあり、かつ、小さくて押しにくいのが原因であってハードウェアキーが押しやすければそもそも不要な機能です。また、別途アプリを導入することでも実現可能です。さらに言えばポケットの中で勝手にダブルタップが反応することもあり、なんだかダメダメです。

また、戻る、ホーム、履歴ボタンがハードキーといいますか、画面下部にタッチ式のボタンとして用意されているのですが、これも暗いところだと位置がよくわからず使いづらい。画面が少し広くなるというメリットは確かにあるものの、そもそも解像度も画面サイズも十分すぎるほど大きいのであまり有難味を感じません。

Zenfone2はスペックと値段だけみて買いましたが、なんだかもう嫌になってきました。先の記事で「Moto G4 Plusを買えばよかった」と書きましたが、本当、これをずっと後悔しています。

Zenfoneを売って買いなおしても良いですが、そこまでする気力も湧かないので、とりあえずカスタムROMを導入してみて判断しようと思った次第です。

思えば、Nexus5は最後までRootを取得しませんでしたが、それは素の状態で十分満足できる内容だったからなのだと思います。

カスタムROM導入

ということでカスタムROMを導入します。手順としては、

  1. アンロック
  2. TWRPの導入
  3. 現状データのバックアップ
  4. カスタムROMの書き込み

という感じです。

スマホ界隈は「ルート化」「ROM焼き」などlinux使いからするとどうも違和感を感じる用語が多いので、なるべくLinuxユーザーフレンドリーな言葉で説明していきたいと思います。

ちなみに、お決まりですが本ページに書いていたことを実施するばあいは自己責任でお願いします。

アンロック

アンロックすることでブートローダーをいじくりまわすことが出来るようになります。今回はリカバリツール経由でカスタムROMを導入するのでブートローダーを触るのが必須です。公式がアンロックするアプリのapkパッケージを配布しているのでそれをサイドロードして使います。

ZenFone 2 ‏(ZE551ML)‏

apkをインストールして実行するとアンロックできます。

ちなみに、TWRPから復元するのでroot権限の取得は不要です。

TWRPの導入

TWRP(team win recovery project)はリカバリツールの一つです。私が昔使っていたのはClockWorkModというリカバリツールだったのですが、なんだか最近はTWRPの名前を聞くことが多いのでこちらを選んでみました。

TWRP公式よりZenfone2用(私の場合はZ00A)のイメージファイルをダウンロードしておきます。

以降、PCの作業はLinux上での操作を記述しています。本記事とは関係ないですが、Linuxだとadbやfastbootを導入するのもコマンド一行でできますし、面倒なドライバインストール作業なども不要なのでおすすめです。

また、TWRPはリカバリ領域に書き込んでインストールする他、fastbootモードでimgファイルを指定して直接起動することもでき、この方法だと純正のリカバリ領域を潰しません。が、別に純正のリカバリなんて要らないので今回はTWRPをインストールしてしまいます。

ではやっていきましょう。まず、fastbootモードで端末を起動させます。電源OFFの状態でVolume UPキーを押しながら電源を入れます。USBケーブルでPCと接続したら、

[code lang=text]
$ sudo fastboot device
[/code]

と打ちます。認識できていればデバイスが表示されます。接続ができれば、リカバリ領域にTWRPのイメージを書きこみます。

[code lang=text]
$ sudo fastboot flash recovery twrp-3.0.0-0-Z00A.img
[/code]

書き込んだあと、リカバリモードでブート(fastbootモード画面からボリュームボタンでRecoveryを選択)すればTWRPが起動します。

現状データのバックアップ

TWRPから「Backup」で現状の状態を保存しておきます。使い方は感覚で解ると思います(適当)。

カスタムROMの導入

カスタムROMは色々あるのですが、以下サイトが参考になりました。

Zenfone2 をカスタムROMでAndroid6.0 (Mushroom) にしました

今回はBlissというやつを入れてみました。

BlissのパッケージとOpenGApps(Google Playを含むGoogleアプリのOpen版)をダウンロードしたら端末に送信しておきます。md5チェックサムも同ディレクトリにダウンロードしておきましょう。ちなみに、TWRPを起動した状態でUSB接続するとUSBストレージとしてマウントできるのでこの状態で転送するのが最も手軽と思います。

ROMをインストールする前にWipeしないとエラーになってしまうのでWipeします。ユーザー領域(sdcard)以外を消します。その後、Installからzipファイルを指定します。インストールする順序は当然ですが、ROM→OpenGAppsです。

その後リブートすればカスタムROMが立ち上がるはずですが、もしエラーが発生する場合はcacheをwipeしてみましょう。

画面

こんな感じ。

wp-1471646347793.png

wp-1471646335623.png

wp-1471646329520.png

当然ですがカスタマイズされていない素のAndroidに近いUIで、今までNexus 5を使ってきた私としては非常に親近感のもてるUIです。

しばらくはこれで使ってみます。