【質問#53】ワゴン/ハッチバック/SUV

質問・悩み相談の回答です。

質問

こんばんは。地方の主要都市に住んでいるものです。26歳、最後の独身期間を満喫しています。

さて主要都市とはいえど地方ということで車は必須で、現在親から譲り受けた10年物のHonda Spikeを買い替えようと考えております。
趣味が登山、ロードバイクということでそれなりに荷室が広い車を調べているとワゴンにたどり着きました。調べれば調べるほどスバルとマツダ以外に興味がなくなってきた今日この頃です。が、しかし、ワゴンは他メーカー含め選択肢が非常に少ないです。ちなみに個人的にはレヴォーグの全面の穴が気に入っていないです。あの穴さえなければ完璧なのに…と。で、お金に余裕があればアテンザ一択なのですが、社会人2年目ということでそういうわけにもいきません。妥協してハッチバック、ということでアクセラ、インプレッサも考えてみましたが見に行ってみるとやはり荷室が若干狭い。困るほどの狭さでもないですが。。。
次の候補になるのがSUV。元々私の考え方としては舗装路しか走らねーのになんでなんちゃってSUVが流行ってんだよ、企業の利益に貢献してるだけだろ、と思っていました。というか今でも思っています。しかしまぁよく見るとアテンザよりは安い。で、荷室も十分に広い。ということでフォレスター、CX-5も選択肢に入ってきました。
という流れを経て、アテンザ、レヴォーグ、アクセラ、インプレッサ、フォレスター、CX-5の6種くらいで半年くらい悩んでいました。しかし、ふとシャトル、カローラフィールダーを調べていると安い!しかも広い!となってまた悩んでいます。走りの楽しさ、外見を考えると圧倒的に上記の6種がいいんでしょうが、ぶっちゃけ今乗ってるSpikeと比べたらなんでも走りやすいんじゃねーの、と思い始めました。

とまぁだらだらと書きましたがまとめると優先順位としては
荷室容量・居住性>走りの良さ=コスパ>燃費>見た目
くらいの感覚です。コスパということで絶対値的な価格ではなく質に見合う値段かどうかで判断します。
ちなみに批判覚悟で言いますが、こんだけ走りにこだわっておきながら試乗はしていません。笑

日頃ブログを読ませていただいて割と考え方が似ているのでは、と思って相談しようと思いました。(数年後結婚するつもりですが、ミニバンは考えておりません。)
理系人間であるため、比較し始めると細かいところまであーだこーだと考え始めてキリがありません。ま、そういう時間が一番たのしいのですが・・・
ぜひご意見をお聞かせください!

回答

調べれば調べるほどスバルとマツダ以外に興味がなくなってきた今日この頃です。

そうですね、ワゴンは特に選択肢が少ない車だと思います。低重心で荷物が積める車という点で、ワゴンはかなり良い選択肢の一つであると思うのですが、ワゴン自体の人気が今はかなり失せてしまっています。代わりに荷物を積みたいという欲求に応える車種はSUVになっています。ですから、

次の候補になるのがSUV。

こうなりますよね。実際、私もそうしてCX-5を買いました。ただ、

元々私の考え方としては舗装路しか走らねーのになんでなんちゃってSUVが流行ってんだよ、企業の利益に貢献してるだけだろ、と思っていました。というか今でも思っています。

これも仰るとおりです。ただ、ユーザーとしては企業戦略に乗せられるかどうかというよりは、純粋に自分が求めるものを低価格でいかにして手に入れるかという点に注目したほうがメリットは大きいので、

しかしまぁよく見るとアテンザよりは安い。で、荷室も十分に広い。ということでフォレスター、CX-5も選択肢に入ってきました。

このようなお考えになるのはごく自然です。そして、最終的にふらっと別のメーカーのものを見てみると、

しかし、ふとシャトル、カローラフィールダーを調べていると安い!しかも広い!となってまた悩んでいます。

このようになるんですよね。ここらあたりはみなさんたどり着く流れだと思っています。

マツダ、スバルは他のメーカーに比べると明らかに車内が狭いです。これは全車種を通してこのような傾向があると思います。居住性の確保というあたりまで研究開発リソースを割けないのか、もしくは走りにこだわって剛性を確保しようとすると必然的にある程度のボディ厚みが必要になってしまうのか、そのあたりが理由なんじゃないかと考えています。

一方で、トヨタ、特にホンダは車内空間を広くするノウハウを沢山持っています。フィット(フィット シャトル)なんかはその象徴のような車でしょう。

優先順位としては
荷室容量・居住性>走りの良さ=コスパ>燃費>見た目
くらいの感覚です。コスパということで絶対値的な価格ではなく質に見合う値段かどうかで判断します。

ということですので、私はカローラフィールダー、シャトルは非常に良い選択肢であると思います。そもそもカローラやシャトルがボリュームゾーンを狙ったコストパフォーマンスの高い車種です。ボリュームゾーンを担う車種は必然的に価格が勝負になってくるためです。従って必然的にコストパフォーマンスは良くなります。

また、これは最近私が個人的に思っているのですが、走りの良さと荷室容量・居住性はトレードオフなのではという気がしています。荷室容量や居住性を追い求めるとある程度の車体サイズが必要になり、結果的に車両重量も重くなります。すると走りは犠牲になります。剛性を確保しようとするとフレームはある程度太くなって車内はその分狭くなりますし、複雑な構成のサスペンションを採用すれば荷室容量も犠牲になります。

そして、今回は走りよりは荷室容量や室内の広さのほうが優先順位が高いのですから、やはりカローラやシャトルは有力な候補になるのでは、という気がします。

ちなみに批判覚悟で言いますが、こんだけ走りにこだわっておきながら試乗はしていません

この点ですが、結局のところ市街地をすこし試乗したくらいで走りが分かるということは無いように思います。それぞれの車にはそれぞれの特性(癖)があります。これらの車種間の差は非常に大きく、車に興味の無いような人であっても自分が乗り慣れた車でない車を運転するのは違和感を感じます。

感覚的な話になってしまいますが、私はこの違和感が無くなり、思い通りに運転できるようになるまで対象の車を乗り続けて初めて、車種間の走りの比較が語れるような気がしています。私は今のCX-5を本当に思い通りに運転できるようになったと感じたのは納車後1年、1.5万kmを走り終えたくらいからでした。もちろん、車を使う頻度にもよると思いますが、本当に車の特性を理解するには想像以上に長い時間がかかると私は思っています1

理想を言えば、比較車両をどこか公道でない場所に用意して10km/h程度のノロノロ渋滞運転から狭い場所への駐車、100km/h程度での長時間巡航、峠道を乗り回す、130km/h以上での走行状態などを思う存分テストすれば短時間であっても走りについてはある程度の理解が出来ると思うのですが、まあそういう機会は無いでしょうね。なので私は試乗時には走りに関する点を確かめるというのはそもそも諦めています。

なので、私はある程度はえいやーの気持ちで買ってしまって、不満であれば足回りやホイールを交換する、タワーバーなどの後付パーツを付けるというカスタムの方向に走ればいいや、などという考えで車を選んでいます。

ちなみに、私であれば今のカローラフィールダーの顔はバイキンマンとしか思えないのでフィットシャトルを買います。


  1. ですから、車のレビュー記事も走りに関するところはあまり信用していません