CX-5へのフロントカメラ装着、配線など

いきなりですがCX-5にフロントカメラを装着しました。

なんで付けたか

私は正直なところ、フロントカメラは運転が下手な人が自身の無さから装着するものの結局そこまで便利なわけでもなく有効活用できてる例はほとんどない、みたいな印象を持っていました。じゃあなんで付けたのか。

最近、毎朝娘を幼稚園&保育園に車で送るようになったのですが、交通量が結構おおくてかつ信号の無いT字路で右折しなければならないという場所があります。そこは非常に見通しが悪く、かつ、確認用のミラーがありません。

また、右折方向前方に交差点があり、信号も設置されています。曲がる個所から交差点は少しカーブしているので完全に死角になっています。そのカーブしている見える範囲のところに車が居なければ、車を発射して右折を完了するまでの時間が十分稼げます。これは経験的に間違いありません。

問題は、黄色→赤に変わる瞬間くらいにスピードを上げて突っ込んでくる馬鹿がそれなりの数居るということで、何度かぶつかりそうになっているということです。その都度運転手を睨みつけるのですが、大体「私何も悪くないわよ」みたいなふてくされた面をしたババア、もとい、お年を召した女性、もしくは、発言小町で若い事が伺える書き込みを見つけて叩きまくってるババア、もとい、30代後半の主婦みたいな女性が多いです(偏見です)。この点、私の印象では男性のほうが多いだろうと思っていたがそういうわけでもなさそうです。

で、信号が変わる瞬間にスピードを上げて突っ込んでくるというのはあまり褒められたマナーではないというか、計測してないものの多分速度超過していると思われます。だから犯罪なんですけど、もし万が一、私が右折して相手が直進して接触事故を起こしたら多分過失割合的には私の方に落ち度があるという結論になってしまうと思われます。もちろん、相手方の速度超過を主張したいところではありますが、それを証明する方法がありませんし、右方向から接近してくる車両なのでドライブレコーダーもあまり役に立ちそうになりません。

であれば行政に言って死角をなくすためのミラーを付けてもらおう、それが公共の利益になるよね。というのが自然な結論ではありますが、調べてみるとそういったお願いをするのは中々面倒そうだったし、どうせ行政の事だから伝言ゲームの間のどこかで訴え自体が無かったことにされるだろうと思います(私は基本的に行政を信用していません)。

なので自己防衛することとしました。すなわち、フロントカメラを付けます。

最初は費用対効果が出るのかどうか疑問でしたが、後付フロントカメラであれば乗り換えた後の車でも利用できますし、減価償却しやすいと判断したのが1点。あとは、普通に市街地を走っていても見通しの悪い交差路というのはよくあり、過去私の経験を思い出しても全く左右が確認できず半ば勘で出ていくしか方法が無いような道路もあったりしたので、そういった際でも有効であると判断したのが1点。それで装着することとしました。

フロントカメラの選定

パッと検索すると、Beatsonic製、AVC製、アルパイン製、ケンウッド製、パイオニア(carozzeriaブランド)製のものなどがヒットします。値段は1万~2万円くらいが多いでしょうか。1万円以下の製品もあるにはありますが、すぐに壊れそうですし、視野角や夜間撮影などに問題がありそうなのでパスしました。

実物確認が出来ないので比較が難しいのですが、非常に参考になるページを見つけました。

2015年版フロントカメラ比較!&AVC製マルチビューフロントカメラ販売開始します! | 闇夜の日記(ブログVer)

フロントカメラで一番重要な左右を見れる範囲に関しては
コーナービューにおいては補正により異なるため
スペック上の画角は参考にならない・・・という事です。
今回の比較では180°ラインに関してはAVC>アルパイン>ケンウッドとなりました。

夜間の映像に関してはケンウッド>>アルパイン>AVCと言う感じです。

という事でした。ただの魚眼レンズなカメラでは本当に見たいところが歪んで確認しにくいので、補正が重要ということでしょうか。ますます安い製品は使い物にならなそうです。

上記で紹介されている製品であればどれも問題なさそうなのですが、なんとなくケンウッド(CMOS-320)を選択しました。

ディスプレイの選定

普通(?)はカーナビならば外部入力の一つや二つ用意されていてフロントカメラの映像も写せるのですが、CX-5はマツダコネクトなので別途ディスプレイを用意するしかありません。一応、データシステムから外部入力用コネクタを設置するキットが発売されていましたが、テレビ信号に割り込ませるタイプらしく、家でもほとんどテレビを見ない私は当然のごとくテレビオプションも設定していなかったので使用できません。使用できたとしても、いちいちテレビモードに切り替えなくてはフロントカメラで確認できないなどという使い方では面倒くさすぎます。

調べてみると車載ディスプレイも昔に比べてだいぶ多様な製品が売られているみたいです。1万円以下で小型の製品を見繕って装着することとしましょう。

最初、取り付け場所としてはサンバイザー裏を想定していました。サンバイザーを下せばすぐに確認でき、不要な際は見えないところにしまっておけるという感じです。しかしながら、実際に乗って確かめてみるとサンバイザー裏って結構見にくいんですね。結構目線を上に上げないといけません。それは考えてみればその通りです。サンバイザーが見やすい位置にあるということはつまり前方が確認しにくいということですから。

で、色々検討していたところ、嫁さんが「また変なものゴチャゴチャつけないでよ」ということを言ってきました。すでにレーダー探知機が装着されているのですが、これも邪魔なのにさらにディスプレイが増えるとか勘弁してほしいとのことです。

たしかにこの意見は私も同意できるところで、なるべくだったらすっきり設置したいと思っています。

そこで思いついたのが、レーダー探知機で外部入力できる機器があるのでは?ということ。

レーダー探知機の選定

早速検索してみると、COMTECの上位機種(7xxシリーズ、8xxシリーズ)とセルスターの一部機種は外部入力に対応しているみたいです。冷静に考えると、レーダー探知機の外部入力とか誰が使うんだよって感じなのですが、どうもドライブレコーダー接続機能のオマケであるような気がします。

現在、COMTECのZERO 200Vというレーダー探知機を使っているのでコネクタや台座等流用できそうなのでCOMTECが第一候補となりそうです。ちなみに、レーダー探知機についてはCOMTECとYUPITERUの二つを使ったことがありますがインタフェースやデザインの点で私はYUPITERUの方が好きだなあと思っていました。まあレーダー探知機なんて日常的に使うもんでもないですし、利用目的もどちらかというとお札やガジェット的な感じなのですけど…。

COMTECでは外部入力対応の製品が7シリーズと8シリーズのどちらかになるわけですが、両者の違いは8シリーズの方が画面が大きく、かつ、モーションセンサーを搭載しているという点みたいでした。正直、レーダー探知機はどのメーカーもラインナップ間の差異が分かりにくすぎます…。

ネットで調べた外寸と画面サイズの長方形を定規で紙に描き、切り取って車に乗って装着予定位置にあてがってみると、7シリーズだと少し小さくて視認しにくい感じでした。

で、8シリーズで決定したわけですが、旧機種である800Vと最新機種である802Vが並行して売られているようです。両者の違いは製品ページを見比べてみてもほとんど分からないのですが、どうもCPU性能が改善してGPSの測位周期が増えているのと画面表示がなめらかになったことが違いのようです。

正直どうでもいい変更なのですが、旧機種と最新機種との差があまりないので最新機種を買いました。最新機種の方が過去機種の不具合をこっそり直してたりしそうなので(私ならこっそり直す)。

稟議

Amazonで以下三点

  • KENWOOD CMOS-320 マルチビューカメラ
  • COMTEC ZERO 200V レーダー探知機
  • ZR-11 レーダー探知機のコンポジット入力端子

を買い物かごに入れると4.5万円でした。4.5万…。高い…。高いですがまあ減価償却期間が長く取れるのでまぁ良いかな。

4.5万という数字を聞き、嫁さんは「子供の電子ピアノが買える」「プチ旅行に行ける」「キャンプ用品を買える」などとブツブツ言っていました。私は、「欲しいもの、やりたいことを我慢するのはやめろ。欲しいもの、やりたいことがあるなら働け。いっぱい働いていっぱい遊べ。我慢してても損するだけ」という父の教えを述べると嫁さんは結構すんなり納得していました。うちの嫁さんは私の意見は「理屈っぽい」「事実を言うから嫌い」などと言って聞こうとしませんが、テレビや年長者、ママ友の意見であればすんなり聞きます。それを見越した私の作戦勝ちということです(ドヤ顔)。

装着計画

もちろんDIYで装着です。

配線は特に難しくありません。すでにヒューズボックスから採取したACC電源ラインがありますし、ギボシもありますし、長年だましだまし使っていた500円の電工ペンチを捨てて3000円のちゃんとした電工ペンチを去年買いましたから、このあたりは何も問題ありません。

一番難しいのはエンジンルームから室内への配線をどうするかという点です。

エンジンルームから車内へは沢山の配線を引き込まないといけないので、たいてい配線引き込み用の穴があけられてゴムブッシュを通じて配線が通っています。その穴に一緒に入れてしまえれば早いのですが…。CX-5の場合はバッテリ裏に大きなゴムブッシュというかゴムの太い管があり、その中を大量の配線が通っています。ここに新たに配線を加えるにはまずバッテリを下さなければならず、バッテリはアイドリングストップ用なので馬鹿みたいにデカい&重いです。

作業することを想像してみました。バッテリを持ってぎっくり腰になる。バッテリを落としてフェンダーがへこむ。足を潰す。バッテリが壊れて硫酸が流れ出す。自然環境が破壊される。運用くそれらを回避してもぶっとくて長いゴムの管に配線を通す。そのために導入用の針金を通す、社内側からも作業をする…うーん、面倒すぎる、パス。

じゃあ貧乏配線はどうだろうと思った。貧乏配線とは私が勝手に呼んでる配線方法で、それはフェンダーの中に電線を通してフロントドアのヒンジ付近まで引き込み、あとはドアを密着させるためのウレタン(正式名称が分からない)を外して、ウレタン下に配線を通し、配線を包むようにウレタンを戻すという方法です。伝わるかな…。ちなみになんで貧乏かというと、ドアのヒンジ部分をよく見ると配線がだら~んと下がっているのが見えて貧乏くさいため。

貧乏配線だと配線はひどく曲がってしまうもののもっとも手軽に配線が可能です。デメリットは断線の可能性が非常に高いということで、ただの単線なら交換が容易ですが今回のようにカメラ用の配線が何本も入り込んだものは止めたほうが良さそうです。

ちなみに、ナビやカメラなどの製品の取り付けマニュアルにはなんて書いてあるかというと、大体「ドリルで穴を開けろ」みたいなことが書いています。まあ開けても良いんですけど、出来れば開けたくないよね…。

で、他に何か方法は無いかとネットで検索したところ、「タイヤハウス内側にボンネットを開けるためのワイヤーが通ってる」とのこと。ボンネットを開けるレバーを社内側から触角を頼りにたどると、たしかにゴムブッシュらしき感覚があります。ただし、タイヤハウス内側からは見えない。フェンダーに取り付けられているプラスチックパーツ一式を外すかずらす必要がありそうです。

装着してみる

ここまで来たらあとはDIYerらしくやりながら考えましょう。

当然ですが、本ページを参考にして作業した結果何かあっても責任は持ちません。

まずはエンジンルームから社内に配線を引き込むラインを確保します。タイヤハウス内側にあるプッシュプルリベット(樹脂製のリベットで、内側の部品をマイナスドライバーで外すと抜けるやつ)の後部側半分を片っ端から外していきます。

寝転んで下から覗かないと見えない位置に一つありますので、それも外します。

フェンダーに装着されている、タイヤハウス縁のパーツは手前に引っ張ると外れました。外装パーツを取り付ける用のよくあるツメで取り付けられています。脇に内張りはがしを差し込むと取れてくると思います。私は指の力で普通に外しました。

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最終的に上の写真のようにタイヤハウス内側のパーツ(正式名称がわからない)がずらせる程度までリベットを外したらもうOKです。隙間から覗くと、ボンネットのレバーに接続されるワイヤーの引き込み口が見えます。

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ゴムブッシュはこのワイヤー(のアウター)径にピッタリになるように作られていて他の配線と一緒に入れる余裕が無さそうだったので流用は諦め、ダクトテープで固定しました。防水タイプですし、直接雨に当たっているような雰囲気は無かったのでまあ問題ないでしょう。

この穴自体、さほど大きくありません。直径1.5cmくらいのように思います。もしバッテリ直結ラインで太い線を引くときは注意しましょう。

カメラ本体はグリルの奥に設置しました。マイナーチェンジ後のCX-5のグリルは水平な部分が山ほどあるので取り付け位置には苦労しません。

あとはカメラの出力端子(RCA)をレーダー探知機に装着すれば完了です。

見てみる

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いいんじゃないですかね!

実際に使ってみると、モーションセンサーが予想以上に便利です。センサーの前で手を振るような動作をすれば外部入力に切り替わります。レーダー探知機側の外部入力切替方法としては、その他に「信号入力がONで外部入力表示に自動切り替え」という設定もあるみたいです。もし、COMTEC ZERO 7xxシリーズを使うのであれば、そちらの設定に切り替えてカメラの+ラインかアースのラインにスイッチを設ける、ということになりますかね。

KENWOODのCMOS-320はセンター補正や角度補正、ビュー表示方法切り替えなどの機能が行えるようになっており、カメラのコンパクトな筐体に数多の機能が入っているのは素直にすごいと感じました。

補足

なぜかKENWOODのCMOS-320表示メニューが英語でした。別に英語でも問題ないのですが…。

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