CX-5のアイドリングストップが復活した

CX-5のアイドリングストップしない問題ですが、解決しました。以下が経緯です。

  • 昨年11月ころに短距離移動を頻繁に繰り返した
  • バッテリが弱ってアイドリングストップしなくなった
  • 1度長距離移動したら復帰したが、またダメになった
  • 電圧を測ると確かに弱っていそうだったのでバッテリ充電器と比重計を購入
  • バッテリを充電し、比重計でも充電がされていることを確認したが、それでもアイドリングストップしない
  • ディーラーで診てもらった「たしかにバッテリはちょっと弱ってるが、なぜアイドリングストップしないのかは謎」とのこと
  • どうせコンピュータの学習が悪い事してんだろうと高をくくってバッテリ端子を抜いてリセット
  • 完全復活

アイドリングストップ条件

以下で、アイドリングストップ条件の詳細な記述が修理所から転記されていました。

みんカラ CX-5

外気温度:-10~50℃
操舵速度:15°/sec以下
車速履歴:3km/h以上
バッテリー充電状態:70%以上
バッテリー電圧:11.2V以上
エンジン始動時(スターター起動時)の予測バッテリー電圧:7.45V以上
バッテリ液温度:0~70℃
パワー・ブレーキ・ユニット(倍力装置のマスターパック)不圧:-45kPa以下
車体傾斜角:水平時(±7%(4°)未満)

ファースト・アイドル・ストップ:完了
DPF再生:完了
燃料噴射量学習:完了
バッテリー状態設定:完了
ステアリング舵角センサー初期設定:完了
DSC関連部品のセンサー初期化:完了

エンジン冷却水温度:30-110℃
吸入空気温度:100℃以下
ATF温度:20~120℃

で、当該書き込みでも触れられていましたが、「エンジン始動時(スターター起動時)の予測バッテリー電圧」というのが怪しいと思います。

これが何なのか?と言いますと…以下は想像ですが、こういう事だと思います。

自動車に搭載される鉛蓄電池に限らず、全ての電池には「内部抵抗」という電池内部に抵抗を持ちます。これはその名の通り電池内部に存在する抵抗です。この抵抗値というのは規格で決まっているわけではありません。バッテリは化学反応によって電気を起こしていますが、この化学反応の速度にも限界があります。

なので、電池から時間あたりに取り出せるエネルギーというのは決まっています。それなのに大電流を取り出そうとすると結果として電圧が降下します。これを電気回路的に説明すると、電池内部に抵抗があるように見なせるので、内部抵抗という考えが導入されています。

「エンジン始動時(スターター起動時)の予測バッテリー電圧」というのはつまりセルが回っている時のバッテリ電圧がどのくらいになるかという予測でしょう。バッテリの充電量というのは見極めが難しく、電圧だけではどの程度充電されているか分かりません。

エンジンが始動中の今は良さそうに見えるけれど、いざアイドリングストップしたらエンジン始動のために必要な電流(電圧)が取り出せなかったというのはまずいので、この電圧が条件に入っているのだと思います。そして、この電圧は先に説明したように計算によって求められるようなものではないですから、車両に搭載されたコンピュータが過去の電圧変動から学習・予測を行っているのでしょう。その予測結果が悲観的になりすぎてアイドリングストップが作動しない…と、こういうことになっているのではないでしょうか。

上記の予測をディーラーに伝えた所で、昨今はディーラーも「あれするなこれするな、あれやったら保証対象外、これやっても保証対象外有償修理」などとまくし立ててくるのが目に見えていますので、もう自分でやってみることとしました。結果、うまく行きました。

具体的には、バッテリ端子を抜いて10分程度放置してまた付けただけです。

窓のオートオープン・クローズが効かなくなった

その後、窓の自動フルオープン・クローズ機能が効かなくなりました。パワーウィンドウのスイッチって二段階になってまして、二段階目まで押したり引いたりすると自動的に全閉・前回になりますよね?あれです。

ごちゃごちゃいじってるうちに自然に治ったのですが、それはつまりこういうことでした。

一度コンピュータがリセットされると、この機能はオフになってしまうそうです。再度有効化するためには、窓が閉まった状態でさらに3秒程度スイッチを二段階目まで引くと有効になる…とのことでした。

そのほか、消えた設定など

目についたところでは、トリップメーターがリセットされていました。トリップメーター連動の平均燃費も当然ながらリセットされています。そのほか、リセットされたようなところはなさそうに見えます。ナビの履歴等は当然残ってます。現在値はリセットされるかなと思ったのですが、これも残っていました。時計は狂っていましたが、GPSを受信すると同時に元通りになりました。i-DMスコアも残っていました。殆ど不揮発性メモリに保存されているのでしょう。