【一条】キッチンボードを買いました

一条工務店関連の記事なのかどうか怪しいですが一条と書いてみました。

我が家は建築後まる二年ちょい経ちますが、キッチンボード(カップボード、食器棚)というものが存在しませんでした。一応、小さい食器棚はありましたが電子レンジや炊飯器、トースター、その他乾物や永谷園のお茶漬けパック、缶詰、ヨーグルトメーカーなどの雑多なものを押し込むと食器は全然入らないような大きさでした。

それでも一条標準のカウンターキッチンの収納力はなかなか凄まじく、家族四人分の食器や鍋、フライパンなどを収めるだけの容積を備えています。が、流石に十分とは言いがたいです…。

一条工務店のi-smart, i-cubeは一条標準のカップボードというものが提供されており、こちらはオプション設定ではありますが一条ブロガーさんの記事等読みますとほとんどの方が採用しておられるようです。その理由はまず値段の割に作りがしっかりしているという事が挙げられると思います。私も今回キッチンボードを買うにあたってかなりの食器棚を見て回りましたが、一条のカップボードは市販品と比べても十分なクオリティ/コストパフォーマンスを備えていると思います。

一条のカップボードは可動部にblum製ヒンジやレールを採用していてかなりしっかりしていますし、木材もたぶんMDFだとは思いますが全面を塗装(?)してますので安っぽさはまったくありません。1800mm幅でもセットで20万ちょいくらいの値段設定だったはずですが、市販品で同等のものを買おうと思えば+5万くらいは最低かかるような気がします。

で、なぜコストパフォーマンス教の敬虔な教徒である私がコストパフォーマンスの高い一条の棚を採用しなかったかというと、単に予算オーバーだったからですね。さすがにコストパフォーマンスフリークと呼ばれる私でもない袖は振れませんでした。なんで予算オーバーになったかというと、ソイルセメント施工が必要になったからですね。隣の家が布基礎だったので「まあ余裕だろう」と高をくくっていましたが、あっけなく「不同沈下を防ぐためにはソイルセメント施工が必要ですね(キリッ)」と設計さんに言われ、カップボードは諦めました。

ただ、一条のカップボードは良いとは思ったものの世の中にはもっとオシャレな家具が沢山あることも事実で、そういうオシャレな設備をなかなか導入しにくい一条の家を建てるにあたっては自分で選べるところがあれば選びたいと思っていたことも確かでした。ですので、嫁さんも「カップボードは諦めよう。あとで気に入った食器棚を買えばいいじゃん」という提案にはすぐに同意してくれました。

しかしながらその「気に入った食器棚」が無いんですよね…。

島忠とか大塚家具とか行ったら数多の食器棚が置かれていますが、だいたいデザインは白系で無難なものが多いんですよね。なんて言うんでしょう、あのMDFか何かをコーテイングしたテカテカした表面のやつ。別に悪くはないんですけど、無難だなあ…という感が拭えませんでした。じゃあ白以外はどうかというと、今度は真っ黒のテカテカになるわけです。真っ黒のテカテカ艶有りが合うような部屋なんて、かなり高級よりのシックモダンみたいな感じじゃないですか。同じく黒系でテカテカの自家用ワインセラーとかカメラレンズの防湿庫とか時計を置いとく棚とかああいうものが揃ってないと浮いてる感じがします。というか揃ってたとしても自分の趣味には超絶的に合わない。

大体どの食器棚も白系、黒系のテカテカというのがラインナップにあって、それ以外は微妙なんですよね。一応、「20種類のカラー・パターンから選びます」みたいな商品もあるにはあるのですが20種類もあればそれぞれの色・パターンに適した最大公約数的な無難なデザインになってしまうのは必然であり、するとまた商品としての魅力が薄いというか…。

そんな感じでいろいろ探していてようやく見つけたのがACTUSのmaroonという商品。

カップボード1
image from ACTUS

これを見つけた時は夫婦で「これ良いじゃん!」となり、早速立川のららぽーと内にあるACTUSに行くと「うちには展示が無いですね…新宿店ならあると思います」との回答。で、新宿までこんど行くと「この商品は廃版になりました。注文もできません」とのこと…。え〜、あるって聞いたから来たのに…と不満だったがまあ仕方ない。

で、それからいくつもの家具屋を回りましたがこれと行った商品には出会えず…。

そんな折嫁さんが探しだしてくれました。モリタインテリア工業の「mellifluous」という商品が「maroon」のOEM元(と呼ぶかどうかわかりませんが…メーカー製造の同等商品という意味)ではないか?と。

mellifluos_img01
image from morita

そっくりです。取っ手部分の木材の材質(塗装?)が違うだけでしょうか。

そいですぐに嫁さんはママ友ネットワークを駆使し、知り合いの家具屋さんに連絡を取り、「XXX家具のYYYY店に展示してある」という情報を入手、さっそくでかけて実物を確認し、その場で注文ということになりました。注文してから配送まで1ヶ月くらいかかったでしょうか。

じゃじゃん!

DSC_1319

DSC_1321

DSC_1322

家電がオシャレじゃなかったりごちゃごちゃした部分を写さないようにしたりして構図がちょっとおかしいですが、どうです?美しい…。素晴らしい…。一条のカップボード買わなくてよかった…と思った瞬間でした。

運んできてくれた運送屋さんもべた褒めでした。梱包材を解く前から「いやあ、これは素晴らしい商品ですよ」「お世辞じゃなくて最近はこういう商品は少ないです。本当に良い棚です」「オーダーした上の棚もサイズがぴったりですね。成功はちょっとむずかしいですが、狙ってもここまでぴったりにはできません。ここ数ヶ月で最も素晴らしいです。同僚に自慢したいくらい」とのこと。なんというか、こういうふうに運送屋さんなど、現場の人たちが褒めてくれるのは嬉しいですね。店で営業さんが言うのは「まあ営業活動の一つなんだろうな」という気持ちが少なからず生まれてしまいますが、非営業さんがいうと「本心なんだろうな」という気になってきます。

しかし、運送屋さんの手際も相当なものでした。電動ドライバーでヒンジを調整していましたからね。あんな道具でバッチリ調整できるのは流石だな〜と思う次第です。

DSC_1324

ここが件の取っ手の部分ですね。こういう削りだし加工をすると欠けやすいそうです。強度を保つために節が多い木材をしようしているのでしょう、とのこと(運送屋さん談)。

DSC_1325

扉を開いたところ。このヒンジ(スライド蝶番)部分もソフトクロージャとしての機能があるみたいで、バタン!という音を立てずにソフトに閉まってくれます。あとはもうちょっと家電もオシャレなものに替えたいと思うのですが、電子レンジも冷蔵庫もトースターも今は亡きお気に入りのSANYO製なのでもう少し大事に使うこととします。

ともかく、久しぶりにいい買い物をしたなあと思う瞬間でした。実は最近もういくつかいい買い物をしたのですが…それはまた別の記事で。