【質問#1】はじめまして

質問・悩み相談の回答です。

質問

年齢はおいくつですか?普段どんなお仕事をされてる方ですか?学歴を教えて下さい。多分かなり高学歴な方だろうと思います。京大大学院あたりですか。
くいなちゃん@kuina_chと似ている人種ですよね、あなた。
学術的な関心の充足と、仕事と、その他趣味との両立をどのように維持されているのですか?日々のルーチンを教えて下さい。
私は生まれつき身体も弱かったので上手く両立する事が出来ず独立を選びました。
三流大大学院→重工下請け→Web開発→バイト→派遣→バイト→Web開発→独立となりました。
甘えだとは言わないでくださいね。よく言われるので。
職場で理不尽な論理ばかりふりかざしてくる上司や先輩がいたらどのようにいなしていますか?多分あなたはそういう環境とは出くわさない幸運と要領を持っている気がしますが。
要領は、最近少し身についた気がしますが、体が弱いと如何ともしがたいですね。

回答

年齢はおいくつですか?普段どんなお仕事をされてる方ですか?学歴を教えて下さい。多分かなり高学歴な方だろうと思います。京大大学院あたりですか。
くいなちゃん@kuina_chと似ている人種ですよね、あなた。

直球ですね。昭和の終わり頃に生まれました。仕事はただのプログラマです。最終学歴は地方公立大大学院を卒業。くいなちゃんさんは存じませんが、サンドウィッチマンの金髪じゃない方によく似ていると言われます。

学術的な関心の充足と、仕事と、その他趣味との両立をどのように維持されているのですか?日々のルーチンを教えて下さい。

専門はソフトウェア開発ですが、この世界はネットでドキュメントを漁れば大体の事がわかってしまうので情報源としてはそれがメインになります。本も買いますが、そこまで沢山は買わないです。

仕事と趣味との両立は、とにかく「仕事を早々に切り上げる」ことが肝心だと思っております。意識的に仕事とプライベートの時間に区切りをつけないと、疲れて作業効率が落ちたまま残業するだけになりますからね。あとはよく寝ることでしょうか。一日最低7時間は寝るようにしています。できれば14時間くらい寝てたいです。3歳の娘がいますが、3歳の娘よりもたぶん長い時間寝ています。

日々のルーチンは特に決めていません。しいて言えば、平日の昼休みの時間帯が唯一一人で自由に過ごせる時間になりつつあるのでそこをいかに使うかを気をつけています。

私は生まれつき身体も弱かったので上手く両立する事が出来ず独立を選びました。
三流大大学院→重工下請け→Web開発→バイト→派遣→バイト→Web開発→独立となりました。
甘えだとは言わないでくださいね。よく言われるので。

甘えだとは思わないです。というか、どうしたら甘えとなるのか理解できないです。お体が弱く、そのために仕事とプライベートを両立させることができなかった。それを解決するために、最終的には独立という形で仕事を続ける事ができたのですから、それはとても良いことだと思うのですが、いかがでしょうか。

特別な事情があるとやはり最終的には自分でタイムマネジメントしやすい独立になるのでしょうか。私は子育てを始めてから独立したいと思うようになりました。今後は、自宅でも仕事ができるような環境が社会に少しずつ浸透していくものと思っていますが、どうでしょうね…。

ちょっと話はそれますが、日本では女性が一度仕事をやめて子育てに入るとそこから社会復帰にかかるまで大変な苦労を要すると言われています。事実、我々家族が身を持ってそれを体感しています。核家族だと、「子供をいつでも世話できるような状態にしておく」のがかなり難しいです。そのために保育所の整備や保育士の待遇改善などがよく取り沙汰されるのですが、良くなっているとは実感できません。これを解消するために、政府がリモート勤務の推進を進めても良いように思うのですけどね。リモート勤務の実績がある企業に助成金をだすとか。「親は仕事だから子供が見れない」という前提をまず変えるという発想です。もちろん、自宅で仕事ができるような職種はごく一部でしょうが、費用対効果は大きいように思います。

職場で理不尽な論理ばかりふりかざしてくる上司や先輩がいたらどのようにいなしていますか?

理不尽な上司や先輩。その言葉から2つの対照的なエピソードを私は思い出しました。

一つは、私が心の中で「Excel部長」と呼んでいる人です。日本人はExcelが大好きで、Excelを方眼紙のように使ってドキュメントを作るような行為がまかり通っています。これは表計算ソフトというものをドキュメント作成に使うという点で道具としての使い方を間違えており、そのために効率がかえって悪くなっていると私は思っています。事実、そのような指摘はよくなされるものの、日本人が罫線や表に妙にこだわる風潮もありなかなか改善されません。

件の「Excel部長」はその名の通り、Excelでドキュメントを作ることが大好きで、「中途採用試験ではExcelのショートカットを覚えていることをテストさせよう」「新入社員研修ではExcelのショートカットキーを覚えさせよう」などと言ったり、また、「Excelのショートカット集」をまとめて文書化した社員や(当然Excelでまとめられています)、「Exccelのマクロで作った便利ツール」を配布している社員をべた褒めし、「あいつはよくやっている。全社の成果発表会に登壇させよう」などと言っています。

そんな部長ですから、私が「今度こういうツールを導入しようと思う」などと提案すると、「それはExcelでできる」とか、「何某がExcelのツールで同じものを作っている」、そして、「Excelはみんなが使えるツールだ」、だから「それらを超えるツールでないと導入は認められない」などと言います。はっきり言って、一個人が仕事の片手間に作ったマクロよりも、業界一般で使われているデファクトスタンダードなツールのほうがノウハウも蓄積されており、メンテナンスも少なく、また機能も優れているのは自明と言っても良いと思われますが、しかし、部長にとっては「Excelであること」が最大の価値を生み出すと考えているのですから説得は不可能であります。

もうひとつの例は、西山さんという先輩です。西山さんは筋肉ムキムキです。キックボクシングを趣味でやっているそうで、「将来的には総合格闘技を極めたい」と真剣に語っています。私と同じ会社でSEとして働いていますが、仕事に妥協がなく、新入社員にも厳しく指導しています。俗に我々は「西山道場」と呼んでいるのですが、西山さんの下に入った人は結構な叱責をうけます。「お前やる気があんのか」「ちゃんと確認してから書類を回せよ、ケアレスミスが100個もあるぞ」「お前仕事なめてんのか」などと筋肉ムキムキでキックボクシングをしていて総合格闘技も目指しているマッチョマンから叱責されるのですから、そのストレスたるや半端ありません。過去には西山道場に耐え切れず、ドロップアウトした人も何人かいました。

私も一時期西山道場に入り、戦々恐々としていましたが、傍から見ると一方的に恫喝しているだけのように思えたその内容も的を得た指摘で納得できるということに気づきました。我々の会社ではろくに書類の内容をチェックせずハンコだけ押してワークフローを回してしまうような人も多いですが、西山さんは数少ない「きちんと部下の仕事をチェックして、的確な指摘をしてくれる」人でした。ただいたずらに声を荒げているわけではなかったんですね。私は西山さんの指導をよく聞き、なんとか道場を卒業出来ました。

前者のExcel部長の例は、「理不尽な論理」を振りかざす上司と言って良いと私は思います。人物の評価軸や仕事の進め方の基準としてExcelを使っているのですから、理不尽と少なくとも私は思います。ただ、困ったことにこのような人はどういった組織でも必ず一人はいるものです。そしてなぜか、そのような人は政治がうまかったりするので、要職に就いていることもままあります。このような場合、論理的な説得を試みてもうまく行かないことが多いです。なぜならば、そのような人はなにか強いこだわりがあり、こだわりがあるからこそ理不尽な論理を生み出しているからです。

このような場合、私は要所要所で許可を取らずに仕事を進め、事後報告するという方法を取ります。「これからAという方法を実施しようと思うがどうか。許可がほしい」などという聞き方をすればたいてい頑固な人は気に食わないやり方だと拒否しますが、「今回はAという方法で実施しました。結果、うまく行っています」という言い方をすれば頑固な人であっても、「Aという方法ではダメだ。俺が推奨するBという方法でやり直せ」とまでは流石に言わないのでうまく行くことが多いです。だって、すでにうまく行っているのですから。

ただ、この場合はもちろん許可を取らずに仕事をすすめるのですから、失敗した時は自分で責任を取らなければならないというのは当然の事になります。しかしながら、私の過去の経験を振り返ってみると、どちらにせよ上司の許可を取り、その結果失敗したとしても上司が責任をとって先方に謝りに行ってくれたなんてことは皆無で、結局上司の許可を取ろうと取らなかろうと自分のケツは自分で拭かなければならないことが多かったので大差ないのかもしれません。

また、後者の西山さんの例で私が何を述べたいのかというと、それは「一見理不尽とも思える状況であっても、本当に理不尽なのかどうか見極めることが絶対に必要」ということです。これは質問の内容とは関係ないのですが、私は常にそのように考えています。なぜならば、「あの人は理不尽」と決めつけるようになってしまうと、自分もいずれExcel部長のような頑固な上司となってしまう危険性があるからです。この点には、私は最新の注意を常に払っているつもりです。