失敗したときに「あぁ…もうだめだ」と良く思います

失敗した時に「あ~、失敗した…。こんな簡単なことすらできなかった…」と私は落ち込みやすいです。また、過去の失敗を思い出して「あんなこと言わなければよかった…」「あれをこうしなければよかった…」と悔やむこともよくあります。

はっきり言って、こういう時間はクソの役にも立ちません。「あいつに負けた!俺が負けるはずない!次は見てろ!」とモチベーションを向上させるのが正しいプライドの使い方であって、「俺は出来ると思ってたけどやっぱダメなんだ…」とプライドをへし折られて落ち込むようなプライドなど生ごみよりも早期に捨てるべき、ディスポーザー直行、みたいな感じだと思います。

しかしながらそうはいっても、何か良くないことが起こったときに落ち込むと言うのは人間としてはこれ標準的な心理反応であり、であるがために理性や論理の力で押し込もうとするのも中々難しいと言うのが現状でしょう。ならばどうすればいいか。お答えしましょう。

全部最後に「人間だもの」を付けると大体どうでもよくなります。

例:

  • 「ああ…また重大なバグを出してしまった…。人間だもの。」
  • 「ああ…面接に落ちてしまった…。人間だもの。」
  • 「ああ…あの子にあんなこと言うんじゃなかった…。人間だもの。」
  • 「ああ…またダイエット中なのにケーキを食べてしまった…。人間だもの。」
  • 「ああ…また喧嘩してしまった…人間だもの。」

どうでしょうか。何か偉大な存在(マザーテレサ、ダイアナ妃、瀬戸内寂聴、がばいばあちゃんなど)が自分を包み、すべてが許されるような気がしてきませんでしょうか。私はしてきます。相田みつを氏はたった5文字でこれを表現したのです。素晴らしくないですか?

いやいや、それでいいの?何も解決になってなくね?現実逃避じゃね?とお思いの方、それは正しいです。落ち込む原因となったそもそもの問題は何も解決されず、自分でなんとか楽になった気になっているだけなのですから。映画Trainspottingでレントンが繰り返しヘロインを打っていますが、それと大差ありません。しかし、私はそれでいいと思います。だって何もしなければ落ち込んでるだけですからね。それよりだったらずっとましです。元々マイナス10点くらいなのですから、100点でなくても20点か30点くらいまで回復してるとは言えるでしょう。たった五文字付け加えるだけで30点~40点加算されるんですよ。サービス問題みたいなもんですよ、これは。

それにもっと興味深い特性が「人間だもの」にはあります。以下の例をご覧ください。

  • 「ああ…自分のミスを後輩のせいにした結果後輩がクビになった…。人間だもの。」
  • 「ああ…ちょっと酔って気が大きくなったから電車で女性のケツを触ってしまった…。人間だもの。」
  • 「ああ…ちょっとちょっとのつもりが1000万も横領してしまった…。人間だもの。」
  • 「ああ…飲酒運転で人を死なせてしまった…。人間だもの。」
  • 「ああ…殺すつもりじゃなかったのに…。人間だもの。」

どうです?以上の例は明らかに人としての道徳の道から外れており、「人間だもの」といったところで許されないのは明白です。場合によっては刑務所で罪を償う事が必要なレベルです。ということは逆に言えば「人間だもの」で許されるという事象は、そこまで罪深き失敗ではないのです。「人間だもの」は人間として許されるレベルと許されないレベルを二分する非常にいい感じのフィルタになっているという事です。

つまり、「人間だもの」を付けることによって和らぐ程度の失敗というのは、しょせん罪ではないし、誰かがすごく困るわけでもないわけです。べっつに良いじゃん!気にすんなよな、酒でも飲みに行こうぜ!みたいな気持ちになってくるでしょ?良いじゃん、良いじゃん。オッケーオッケー。今年ももう年末ですね。オッケーオッケー。ブログの更新頻度が落ちてるし、「くるまくん」も4月からほったらかしですね。オッケーオッケー。酒でも飲みに行こうぜ、ってお前、結婚して子供が生まれてから友達とは疎遠になってそんな友達なんか一人もいないじゃん。オッケーオッケー。人間だもの。もう何も怖くない。