ゴリラCN-745VDのよろしくない点

当記事で詳しく説明しますが、結論から言えばゴリラCN-745VDはいろんなところがよろしくありません。おすすめできない製品です。

なのでついにマツコネ新ナビ(ミックウェアナビ、ナビSDカードPlus)買ってやったぜ!!!

経緯

以下あたりをご参照ください。

CX-5に装着するナビについて

MC後CX-5にゴリラ745VDを搭載した感想

2015年MC後CX-5へのナビ取付など

ゴリラ用スピーカーをCX-5に付けるはずだった

かいつまんで説明すると、

  • ミックウェア製ナビ、ちょっと触ってみた感じだと微妙だなあ…。アイコンもダサいなあ…。
  • ナビSDカードPlus買う値段でゴリラ買えるじゃん
  • 以前SANYO時代のゴリラ使ってたけど、あれはサクサク動作していい感じだった
  • しかもこのゴリラ、OBD-2コネクタ付けて自律航法できるじゃん
  • じゃあゴリラCN-745VD買うか!!
  • あれ…なんかもっさり感すごい…
  • なんか自車位置がくるくる回り始めるんだけど…。
  • 首都高乗ってたら何度も降りたことにされるんですけど…。
  • 一般道→高速の道路切り替え機能もまともに動作しないんですけど…。
  • 首都高でC2のトンネル通ってるとちゃんとGジャイロである程度正しい位置を捕捉できてるのに途中で勝手にやめちゃうんですけど…。
  • え?車内オーディオへ転送する手段ってAUXしかないの?
  • リルートも頑なに元のルートに戻そうとするアルゴリズムでうざいんですけど…
  • というかそもそも、画面が超反射して見難いんですけど…ナビでこんな画面って許されるの?
  • え!?OBD-2コネクタ2万弱もするの!?アホか!!!
  • しょうがない、せめて外部アンプ&スピーカーを接続して音質だけでも改善させよう
  • なんかAUX、ノイズ乗るんですけど…。
  • 友達のCN-740Dもノイズ乗るんですけど…。
  • とんでもねえナビだな。こんなナビ使ってられるか!!!(友人&私)←いまここ

SANYOは個人的に好きなメーカーで、ゴリラにも信頼を寄せていました。パナソニックになってからひどくなったという噂を聞いていましたが、まあ噂だろう、そこまでひどくなるはずが無いじゃん!と思っていたのですが、この有り様です。

ゴリラCN-745VDのよろしくない点

 

もっさり感

遅いです。

私は基本的にナビをただの地図表示機として使います。ルート案内は表示させますが、信号待ちなどで止まるたびにもっといい道が無いか、抜け道は無いかと地図を見ます。こうして日々新たな道を発掘しようとするのが楽しみの一つで、かつ、そういうことをやるためには地図がサクサクスクロールすることが必須です。また、目的地検索もサクサク検索できないとストレスがたまります。レスポンスの速さは私がナビに求める要求事項の重要な一つです。

自車位置測位の甘さ

甘いです。「みちびき」「グロナス」に対応しているから高精度とか言っていますが、かなり甘いです。思うに緯度経度の精度が悪いのではなくて、自車位置修正アルゴリズムがダメな気がします。

たとえば自社位置がくるくる回り始めると書きましたが、これはゆっくり走行しながらGPS電波が届きにくいところに侵入して停車した際などによく発生します。狭い道路を走行しているとなぜかすぐ隣りの大きな道路を走っていることにされたりもします。GPSでの測位位置が道路から少し外れていると道路に戻すようなアルゴリズムは一般的にどんなナビでもよく見ますが、ゴリラの場合はその補正が顕著に効いてしまうというか、なぜかどちらかと言うと大きな道路のほうを優先して補正してしまうような感じを受けます。

その結果、補正&GPS測位位置を行ったり来たりしてくるくる回ってしまっている…のだと思っています。

あとは、立体駐車場の中に停めていて一般道に出るときも、たまにしばらく(数分)測位してくれなかったりします。

また、困るのが首都高を走っていると頻繁に首都高を降りたことにされて一般道を案内し始めます。こういう時のために「道路切り替え」というボタンがあり、これを押すと一般道と高速道路が平行して走っている際に、手動で自社位置を一般道⇔高速と切り替えられるはずなのですが、これがまともに機能したことがただの一度もありません。

外部GPSアンテナを購入するとこれらの現象は多少はマシになりましたが、改善したと思えるほどには至りませんでした。

また、せっかくのGジャイロも自律航法を続けていると途中でやめてしまいます。例えばC2などがわかりやすいのですが、トンネルに入ってからもしばらく自律航法はすすめてくれまして、しかもその走行位置はかなり正確で素晴らしいと思います。ですが、せっかく精度よく追従できているのになぜか一定時間or一定距離?を経過するとそこで自社位置が止まってしまいます。なぜこのような仕様になっているのか理解できません。GPSが再度受信するまでは諦めず頑張って欲しいのですが。

ルート探索のアルゴリズムが好みじゃない

何が良いルート探索か、は人それぞれですが、私は多少道が細くなっても、また、多少右左折が多くなっても混みにくくスイスイ行ける道を選択して欲しいです。一方で、簡単でわかりやすく走行しやすいルートをバッチリと決め、延々それにしたがって走っていたいという人も居るでしょう。おそらく、そういう人に対してゴリラは適しています。私のようなタイプには不適です。

また、すでに書きましたがリルートの探索方法も好みでないです。私は一度ルート探索をしてから、違う道を走りたい際はわざとルート案内から逸れて自分が走りたい道を走り、リルートを誘発させて私が行きたかった道に案内をさせようとします。このような使い方をする時、リルートの探索方法は、「現在走行位置から目的地までの最短(に近い)ルート」を再度探索してほしいのですが、ゴリラは「元々のルートにすんなり戻れるルート」を案内し始めます。私はそのルートが嫌だったからわざとルートを逸れたのですが、ゴリラの開発者的には「最初にユーザーが決めたルートに沿って走行するのが良いリルート。別の道を通りたいのならば最初に経由地設定をしっかりやってから走行してね」って思想なのかもしれません。

でもちまちま経由地設定するのって面倒じゃないですか…。私のような走り方をする人は多いと思うのですが、どうですかね。「多少遠くなっても遅くなっても、とにかくわかりやすい道を走りたい」という人向けですね。とにかく。

画面が反射して見づらい

これはナビとして致命的だと思います。

IMG_1839

 

上記は運転席から見た時のナビです。ほとんど見えません…。

ただ、上記写真ではゴリラの方がマツコネナビより画面に対して浅い角度で見ていることになりますし、マツコネナビの方は少し凹んだ位置に画面があるので影になっているというあたりもあってマツコネナビの方が有利な条件になっています。しかし、実際見てみるとそんな条件的な差を明らかに超えてゴリラの方が反射して見難いです。だって室内でもちょっと見にくいですもん。

正面から見たのが冒頭の写真ですが、再掲します。

 

アップするとこんな感じ。

デジカメで撮った写真ですが、肉眼で見た感じもほぼ同じです。

マツコネの画面と同程度に見やすくするためにはそれなりに大きなフードを付けることが必須だと思われます。それでもどこまで改善されるか…。

あんまり詳しくないので分かりませんが、抵抗膜式のタッチセンサの中にはこういうタイプの液晶をたまに見ます。いい例えが昔のPDAですね。W-ZERO3みたいな。分かるかな…。調べてみたところ、抵抗膜式のセンサは空気と接する界面が多いためにどうしても反射率が高くなってしまうそうです。

グンゼ 低反射抵抗膜方式パネル

この反射というのが表現が難しいのですが、グレア液晶のように鏡に近い反射ではなくて乱反射という感じで、反射先に光源がなくとも、光源が液晶に入ってしまうとまんべんなく四方八方に反射してしまうような感じです。対して、マツコネのほうは静電容量式センサです。さらに、当然グレアでなくすこしザラザラした質感であるために映りこみは皆無です。

最近ではタブレット・スマホ向けに静電容量式センサを搭載したディスプレイというのは数がたくさん出ているのでそういうのを採用しても良いんじゃないかという気がします。今は2万も出せばそれなりのスペックのタブレットを買えてしまう時代であの液晶はちょっと納得が行かないですね。

というか、昔のゴリラ(10年前くらい)で見難いと思ったのは皆無なのに、それから進歩しているはずの現代製品で見難いのはなんで何でしょう。素朴な疑問です。

車載オーディオへ出力する方法が無い

Bluetoothで接続できるのだと思っていましたが出来ませんでした。これは下調べが足りなかったですね…。仕方が無いのでヘッドフォン出力をアンプに通して別途搭載したスピーカーから出力させようとしましたが、ノイズが乗ります。ヘッドフォンで聞いてもノイズが乗るし友人の740Dでも同様のノイズが乗るのでアナログ回路の設計ミスでは…。

VICS感度が悪い

ブースターが搭載できないのでしょうがないのですが、感度が悪いですね。受信できないことがよくあります。

OBD-2コネクタが希望小売価格約2万円、ネットで最安値を探しても1.7万円くらい

アホかってかんじです。

そもそも「OBD-2接続ができますよ!!」なんて告知しておいて2度も販売延期をした後、出来上がったのが2万もするコネクタとは…。たとえばレーダー探知機に接続するOBD-2コネクタなんて高くても5千円程度のものですから、多くのユーザーはそのくらいの価格帯を想像していたことでしょう。Bluetooth接続なのでコストが掛かるのは分かりますが、2万円もかけてワイヤレスでなくても良いと思っているユーザーがほとんどではないでしょうか。だったらワイヤードでもいいから5千円くらいにしてくれよと思わないでしょうか。なんで実売3~4万円のナビで測位精度を上げるためにまた2万もかけなけれなならないのでしょう。まあ、OBDから取得したデータを表示できるというメリットも一応はありますが。

結論

現在のゴリラはおすすめしません。現在のゴリラよりSANYO時代のゴリラの方が明らかに使いやすくて魅力的でした。

すでに書きましたが、2万円そこそこでそれなりのスペックのタブレットが買えてしまうこの時代なのに、あの動作速度、使い勝手のポータブルナビしかないのは疑問です。まあ、GoogleMapと違って地図を個別インストールしなければならないですし、そこでコストアップしてしまうのはしょうがないのかもしれませんが、何年も前からナビそのものの基本機能なんて既にほぼ完成されていて大幅な機能拡張なんて無いわけでしょう。開発費は十分回収できているのではないかという気がするのですが・・・・。

まああくまでもそれは予想であって、実際はスマホの台頭でPNDの数が出ず、いまだ開発費が回収できず惰性でほとんど機能も変わらない新機種を次々と出しているというのが実情かもしれません。

とは言っても、ゴリラ以外になにかよいPNDがあるわけでもありません。ですので、ナビ機能に拘る人は2DINナビが搭載できる車種ならば多少高くついても2DINナビを買うべきだと私は思います。2DINナビが載らない車種ならば素直にメーカー純正ナビを使うか、もしくはナビ機能にそれほど拘りがないならばタブレットorスマホのナビを利用すべきだと思います。

次の記事ではマツコネナビの使い勝手を書いてみます。