次期トヨタ86はマツダロードスターがベースか

そのようなニュースがあったので紹介。Next 86 could share MX-5 platform

Next-gen Toyota GT86 to share Mazda MX-5’s platform

上記記事の概要を紹介すると、マツダMX-5(ロードスター)はFiat Spiderのベースとして提供されるだけでなく、次期トヨタ86(スバル BRZ)のベースとしても利用されるとの事。86は10月の東京モーターショーでマイナーチェンジする予定。トヨタは(おそらくその後の)次期86の候補としてMX-5のシャシー(ボディー)をテストしているとの事。

この情報はトヨタ関係筋がmotoring.com.auに明かしたもので、トヨタが別に計画しているスモールスポーツクーペのベースとしても検討されているとの事。もしMX-5の採用がそのスモールクーペで決まれば86のシャシーとしても採用されるだろうとのこと。

所感

トヨタらしいと言えばトヨタらしいですね。

本ブログで何度も書いておりますとおり、トヨタとはユーザーの要望を汲みとるのがすごく上手な企業であると思います。ダウンサイジングターボだのテカテカブラック内装だの5ナンバーミニバンだのいかついミニバンだのちょっと高級感のある(私はそうは思わない)ミニバンだのハイブリッドミニバンだの、ユーザーが好き好みそうな車種を飽和攻撃かと思うほどに投入してきます。

一方、最近ではマツダがSKYACTIVや鼓動デザインで各種メディアやユーザーからいささかオーバーとも思えるほどの賞賛を浴びています。で、トヨタはマツダとの関係がもともと接近している企業でもありました。また、マツダとトヨタが提携拡大などと言った「全くロジカル(by日産ゴーン)」な、当然の帰結として予想できるようなニュースでも世間は大騒ぎしました。

結果論かもしれませんが、今回の件はこのあたりでも気づこうと思えば気づけたような気がします。(a.)ユーザーの意向を汲むのが得意なトヨタが、(b.)過去にスバルに86の設計を依頼していたという過去があり、(c.)現在マツダが走りのこだわりがある層や若年層の取り込みに成功していて、(d.)「走り」と「若年層」にトヨタが弱く、(e.)トヨタがマツダと業務提携範囲の拡大を発表しており、(f.)北米ではMazda 2(デミオ)をサイオンブランドで展開しているという前例があります。

こんな状況でMX-5が次期86のベースというのはまあ驚くべきことでもないのかもしれません。

個人的にはロードスターや86というのは実は興味がありません。手に入らないものには興味が湧かないです。子育て世代がスポーツカーを所有するのは色々しんどいでしょう。やはりファミリーカーとして使えながらも走りもそれなりに楽しめるという車にやはり興味が向きますね。そういう分野も潜在的な需要は大きいと思うのですが、いまいちそれを掘り起こし切れていないと思います。

ぜひともトヨタさんにおかれましては、その強大な企業力を生かしてマツダのCX-5あたりをベースにスライドドアながらも高剛性で十分なパワーを持ち、ADAS機能も充実させた2DINナビが載る次期プレマシーをマツダの代わりに作って頂きたい。結局はやっぱどんな話題でもそこに行きつくのが私です。おしまい。