トヨタ ジュリー・ハンプ氏の麻薬取締法違反容疑について

薬の卸売営業をやっている友達から聞いたことを書きます。

私は薬の専門家ではありませんし、この「友達」も本ページを見た第三者にとっては「薬の卸売営業をやってる友達」と書いてあるだけですし、そしてその発言内容も正確だという担保がないので何の信憑性も無いということはまず書いておきます。そのうえで以下は私が「へーそうなんだ」と思った程度の事です。それを踏まえたうえで、以下が友達が言っていたことの概要。

「あの人(ハンプ氏)は可哀想だ。輸入したオキシコドンは確かに日本で麻薬指定されているが、そうでない国も多い。それにあれは麻薬として(多幸感や快感を得るために)使っても『おいしくない』麻薬だ。使ってもそこまで気持ち良くなるわけではない。たぶん、本当に病気だから使わなくてはならない錠剤なのだろう。モルヒネなどだったらわかる(犯罪っぽいと判断できる)が」

とのことだった。薬に関する仕事をしてると当然、麻薬についても詳しくなるんだなあ…。まあ、麻薬指定されている医薬品というのは数多ありますから、当然と言えば当然なんですけど。有名な例では「ヒロポン」で有名なメタンフェタミンは普通にその名のまま作られていますね。以下が添付文書です。

医療用医薬品 : ヒロポン

そうです、はだしのゲンの「ギギギ・・・・」でおなじみのヒロポンです。戦時中は軍用機パイロットなどが使用していたと聞きます。れっきとした麻薬です。主な効果は覚せい作用、つまり中枢神経が刺激されて眠くならなくなる効果があります。だから特にB-29の夜間迎撃を担当するパイロットなどが使用していたと言われます。

ヒロポンの効果としては、上記添付文書を見るとナルコレプシーや各種昏睡の改善などと書いてあります。実際どの程度使用されているかまでは知りません。

その他、近年の戦争でも湾岸戦争にてアンフェタミン(これも覚せい剤)を飲みすぎた兵士が流れ星をスカッドミサイルと誤認する事件があったりしています。(上田 信氏の「COMBAT BIBLE」参照。COMBAT BIBLE 2だったかも)

麻薬と言うと普通の一般的で善良な日本人だと何かとんでもない事であるような印象を受けてしまうかもしれませんが、実際は上記のように国によって何が麻薬かなんて定義はバラバラですし、犯罪にならないようなシーンで結構使われていますし、広義の麻薬にはコーヒーや緑茶に含まれるカフェインも該当するとかよく聞きますから(ほんとかどうか知りません)、まあそんなもんなんでしょう。

また、ハンプ氏の件については上記の話を聞いた後、進展がありました。

トヨタ役員、健診では鎮痛剤不要 麻薬錠剤の密輸容疑事件

警視庁が医師に依頼して健康診断を実施した結果、鎮痛作用のあるオキシコドンの服用が必要な状態ではないとみられることが20日、捜査関係者への取材で分かった。

警視庁組織犯罪対策5課は、57錠もの錠剤を入手した経緯や過去の使用歴などを調べる。国際宅配便の小包は中身が「ネックレス」と記載されていた一方、中の箱には錠剤が小分けして隠すように入れられていた。

なんかここだけ見ると限りなくクロな気がするんですけど…。ただまあ、理由がどうであれ違反は違反で法律を知らなかったから今回はセーフなんて話は無いので、何らかの刑事罰は受けるのではないでしょうか。完全に無罪放免は無いでしょう。たぶん。

まとまりが無いですがそんな感じのことを思いました。以上。