何言ってるかわかんねーと思うけど書く。
ある人が「ラムダシキ」と言っていたので、え?何のこと?と一瞬思っていたのだが、文脈よりラムダ式のことだと分かった。ラムダ式。ラムダ計算の式。プログラミングの世界では匿名関数の事をラムダ式と呼ぶ。
英語ではlambda expressionだ。「λ(ラムダ)」の「expression(数式)」である。
何故私はその「ある人」が行っていたラムダ式を聞き取れなかったか。それは、発音が私の意図していたものと違うからだ。
私はラムダ式の発音はこうだと思う。
でもある人の発音はこうだった。
お分かりいただけただろうか。
私は言語の専門家ではないのでうまく伝えられるわけではないが、私の考えをご説明いたしましょう。
私の発音は「ラムダ」と「式(数式)」が組み合わさった発音である。それに対して「ある人」の発音だと「ラムダ」と「式(方法)」が組み合わさったかのように聞こえる。「トヨタ式工程管理」の「式」ですね。
日本語の「式」には少なくとも二つの意味があり、一つはexpressionとしての式、もう一つはmethodとしての式だ。それを基に考えると私の発音は「ラムダexpression」と意味がとれるのだけど、ある人の発音は「ラムダmethod」のように聞こえる、という主張である。
「箸」と「橋」がアクセントの違いで区別できるというのはあるだろう。(福井だか石川だかでは区別が無いと聞いたが)同じように式も「し」にアクセントを置くパターンが「expression」としての式、アクセントを置かないパターンが「method」としての式だと思っていたのだが、これ、私だけでしょうか。
初めは「この人、『ラムダ式』を『ラムダ方式』みたいな意味だと思ってんのか。methodじゃなくてexpressionだよ」などと内心思っていたのですが、それを指摘したところで私の意図が通じるかどうか分からず、そして通じたとしても私の発音がおかしいだけで赤っ恥かくだけかも知らんので真意は謎のままである。
以上。