生活レベルを下げるのは難しい

以下記事を読んだ感想。

「マネーの虎」が初めて明かす借金100億円ホームレス生活

当時住んでいた六本木ヒルズのマンションも退去し、「住所不定」になってしまいました。マンションの敷地内にある公園のベンチに横になり、そのまま夜を明かそうとしていたら、守衛に「ここは私有地だから寝るな」と追い出されました。先日まで目の前の高層マンションの住人だった私が、その下の公園にさえ入れないホームレスになったのです。その時、人間は泣きながら歩くと坂道を登れないんだと気づきました。

(中略)

復活できたのは、下がった生活水準に順応できたことが大きいと思います。いろんな経営者を見てきましたが、欲が強い人は逆境に弱い。洋服や飲食費が多額の固定費になっていると、カネがない時には借りてまでその生活を維持しようとしてしまい、首が回らなくなる。そんな人が何人もいました。

かつては高級車を乗り回していた私ですが、それはビジネス上の“演出”であり、今ではコンビニのサンドウィッチで満足ですし、スーツは上下1万円のセール品で十分。だからといって借金が悪いとはこれっぽっちも思っていません。

よく言われることだが、生活レベルを下げるのはしんどい。何時だったか、発言小町に「夫の年収が1千万でも生活がキツイ」という話題が書かれていて、多くは「年収自慢ですか。ハイハイ、良かったですね」みたいなレスだったものの、ちらほらと「私の家も同じくらいですが、しんどいです。しかしそれを分かってくれる人は周りにいません」という旨の投稿があるのが目立った。

私の給料は、統計データとかと見比べてみるとそれ程悪くないと思う。しかしそれでも日々の生活はしんどい。今月は給料日までに使える現金があと4千円しかない。

今の私の年収は入社時の倍近くにまでなっている。それにつれて生活レベルもどんどん上がってきた。学生時代は、一か月をマヨネーズごはんで過ごしたことも良くあった(実家が農家だったので、米には困らなかったのが大変な救いだった)。散髪代をかけるのがもったいなく、自分で自分の髪を切る術を身に着けた。学食は高いので家に帰って昼飯を食っていた。ちなみに、うちの学食は他の大学に比べて高めだった。それでいて味は旨くない。学食で飯を食うのは1年と経たずにやめた。

で、そういう生活に戻れるかというと、戻れる。私は戻る自信がある。ただし独身であれば、の話だ。嫁子供ができると話は違ってくる。自分一人我慢してどうにかなるんだったらそうするが、ふつう、良識的な人間は家族にまでそれを強要したいとは思わないだろう。

前述の1千万家庭も同じだろう。例えば、住んでいる地域の公立校は荒れてひどいと聞いた。自分の子供をそういう学校には通わせたくない。私立に通わせたい。上の子が私立なのだから下の子と差をつけたくない。下の子も私立に通わせたい。子供が食いたいというものを買ってあげたい。そういうもろもろのしがらみと言うか、感情というか、そういう物が生活レベルを押し上げていく。

そしていざ金がなくなったときに、子供を中高一貫校から公立高校に行かせたり、弁当の質を落としたり、服を買ってあげるのを先のばしたりすることが出来るか?と言われれば、これはまあほとんどの人ができないだろう。

人間は自分が我慢するのは耐えられるが、それを人に強要するのはしんどい。そして親が子供に我慢を強要させることはそれ以上にずっと難しい。こういう背景もあって、家族を持つと生活レベルを落としていくのがさらにさらに難しくなってゆく。

冒頭の話に戻るが、私は日々金が無く、しんどい。精査すれば、それは新築を建てたり新車を買ったり投資信託したり外食したりしているからなのだけど、それらを全て捨て、新築を売り払い中古の戸建に移り住んでさらに中古の軽に乗り換えて月のローンを圧縮したりといったことが出来るかと言われれば、それもしんどい。

ただ、それは極端な例だとしても、日々の生活費はもっともっと圧縮したいなとは思う。だからまずはmoney-backwardを作って自分なりの家計簿管理をしなければならない。そして現状を把握し、もっと使う金を抑制していかなければならないのだけど、なんつうか、もうそういう種々の趣味とか家事とかをやる暇も無くて色々困るっつうか。

何を言いたいか分からなくなってきたのでここら辺で終了します。