JADE RS登場?

既に前の記事で書いたとおり、今月末にJADE RSが発売するとかいう情報が流れています。

ジェイドRSが追加発売、新開発1.5Lターボを搭載し、JC08モード燃費18km/Lを達成

Hybrid X(上級グレード)相当の装備でパワートレーンは1.5L ターボになるとのこと。価格は253万円から。

以下、ほぼ自分の話です。

CX-5を購入するに当たり、レヴォーグ、JADEあたりも検討対象に入れていました。レヴォーグは高すぎ、JADEは品質的に微妙なi-DCD搭載の上パワーも不足気味で値段も高すぎ、内装も好きじゃないというあたりで妥協しましたが、253万円とそれなりに低価格でi-DCDでない、さらに馬力もアップしているという点でJADE RSは中々良いかもしれません。内装もRSなのであの良くわからん笹の葉シートが廃止されてるかも。

ただ、私がCX-5の購入を決断した時点でJADE RSが既に販売済みであったとしても、JADE RSがCVTであるという点で悩んだ末にCX-5を選択していると思います。このあたりの私の考えについては「新型ステップワゴンのスペックを調べてみた」で述べたCVTについてのデメリットのとおりです。

なぜ今の段階でホンダはダウンサイジングターボをリリースしたのでしょうか。

しかも、いちいち「VTECターボ」などと名付けて未だにVTECの名前にしがみついてるのも個人的にはちょっと残念に思えます。当初のVTECはパフォーマンスを追求した生まれたものであり、NAでありながら高出力でかつ高回転まで回るという点で高いユーザー評価を得ていたのだと私は認識しています。

初期のVTECもi-VTECもVTECターボも名前にある通り可変バルブタイミング&リフトという技術では共通しているのでしょうが、i-VTECやVTECターボにおいてVTECを利用しているというのは、他の数多のメーカーがやっているのと同じように、ミラーサイクル運転やノッキング抑制のために圧縮比の動的な調整を行うという以外、何か特別な意図があるのでしょうか。他メーカーに対してVTECを採用しているということで何か明確なアドバンテージがあるのでしょうか。私にはどうもVTECに代わる(マーケティング上の売り文句になる)魅力的な技術を生み出せていないように思えます。まあ、それを言ったらスバルのAWDやボクサーはどうなるんだって話ですが…。

しかし、ホンダの立場になって考えてみるとホンダもホンダでしんどいでしょう。ハイブリッド商品群の品質問題をクリアしたとしても、マイナスがゼロになっただでトヨタのハイブリッド車種に比べて商品性が向上するわけでもないですし、ダウンサイジングターボを推し進めてCVTからDCTに換装したりなどしても結局は欧州車の後追いになってしまいます。それに時代はFCVだのPHEVだの、パワートレーンの主役はエンジンからモーターに軸足を移しつつあります。いやいや、まだまだガソリンエンジンは主役ですよ、ガソリンエンジンそのもののベース技術を向上させよう!と考えても同じようなことはマツダがやってる。

そういう思考の末たどり着いたのが、「軽自動車に全力投球」とか、「わくわくゲートみたいなギミック」とか、「車内空間をめちゃくちゃ広くする」とかいうあたりなのかもしれません。いや、それらも悪くはないですけど、ホンダはエンジンと走りへのこだわりで勝負してほしいなあ。と思っているのは私だけではないでしょう。

ホンダはハイブリッドもPHEVもターボもDCTも手広くやってるんですから、どうですかね?全部ミックスして「プラグインダウンサイジングVTECターボハイブリッドDCT」みたいな車種を作ったら。小学生の工作みたいだな。