ジェイドRSの記事を読んでの感想

以下記事を読んでの感想。

【ギョーカイ先走り09】ジェイドにターボが追加される?

なんか個人的に突っ込みどころの多い記事のように感じたので書いてみます。

しかも走りに対するこだわりは、リヤサスにダブルウィッシュボーンサスペンションをそのまま引き継いだことにも表れています。

一般的にサスペンションの形式自体が性能を直接的に表しません。しかし新型オデッセイに採用されたトーションビーム式は、さまざまなハンデを持ちながら、スペース効率が高くて、なにしろコストダウンできるという面から採用されているのです。そのトーションビームと、ダブルウィッシュボーンではハンドリングや乗り心地を比較すること自体が無意味です。

上掲の部分ですが、まず、文章の意味が良くわかりません。「しかし新型オデッセイに採用されたトーションビーム式は、さまざまなハンデを持ちながら、スペース効率が高くて、なにしろコストダウンできるという面から採用されているのです。」という一文は何度読んでも何を言いたいのか意味不明です。

それに加え、「一般的にサスペンションの形式自体が性能を直接的に表しません」としながら、「トーションビームと、ダブルウィッシュボーンではハンドリングや乗り心地を比較すること自体が無意味です」と直接的にトーションビームよりもダブルウィッシュボーンの方がハンドリングや乗り心地の面で優れていると書いている事がすでに矛盾しているように感じるのですが、いかがでしょうか。

ご指摘の通り、一概にサスペンションの形式によって良いとか悪いとか述べることはできません。しかしながら、ダブルウィッシュボーンとトーションビームを比較すると、前者の方がジオメトリの自由度が高く、スペース効率とコストで不利であるということまでは言えます。なので、乗り心地やハンドリングを追求した設計をするならば、最終的にジオメトリの自由度が高い方が設計上有利であるから、スペースやコストを犠牲にしてでもそれらを追求したいという場合に用いられることがある、という程度までは言ってよいと思います。

しかしながらこれはそういうふうに使われる傾向がある、というだけですし、ジオメトリの自由度が高いというのはつまり設計・セッティング上の自由度が高い、という以上の意味はありません。だから極端な例を挙げれば、ホイールやタイヤサイズ、バネなどを素人がガチャガチャにいじったダブルウィッシュボーンな足回りと、メーカーがセッティングした状態そのままのトーションビームとでは、後者の方がハンドリングや乗り心地の面で優れているでしょう。

そういったことを踏まえればやはり、「そのトーションビームと、ダブルウィッシュボーンではハンドリングや乗り心地を比較すること自体が無意味です」はどう考えても言い過ぎだと思います。加えて、最初に書いたとおりそもそも矛盾が発生していると思います。

さらにジェイドは、サスペンションの取り付けを接地負荷を与えた状態で行っています。通常はボディを宙づりにし、下からサスペンションを組み付けます。これだとボルトを締めつけた後で、重さによってブッシュが変形するので、タイヤを付けて接地させた時にすでにブッシュが偏ってしまいます。そうすると開発テストで得られたデータのように、サスペンションは機能しません。

以上は本当でしょうか。どうも信じられません。メーカーが自動車の足回りをセッティングする際に、この程度のことも加味せずに設計・製造しているとは思えないのですが、どうなんしょう。詳しい人、教えてください。

250kg軽量なヴェゼルと同じギヤ比設定になっています。その分だけ性能は厳しくなるわけで、加速力に影響が出ます。加速力に不満があるということではなく、余裕が少ない印象が残ってしまいます。

上掲の部分については、えー?そうだっけ?最終減速比は違ってなかったっけ?俺そういう記事書いた記憶があるぞ。と思ったので改めて調べてみました。結果、1~7速のギアは同じですが、やっぱり最終減速比が違っています。Jadeは5.588、ヴェゼルは3.211です。ということは全般的にJadeのほうがローギアになっているという事です。同じギア比ではありません。なので、これは誤りですね。

金を貰って記事を書くならば、そして金を払って記事を書いてもらったならば、このくらいはライターも編集者(校閲者?)もチェックして然るべきじゃないでしょうか。というか常識的に考えて250kgも重くなるのに何もしないわけがないでしょう。まさかとは思いますが、ファイナルギアが何か知らないわけではないですよね。そしてもっと言えば、タイヤサイズも調べる必要があるんですけどね。

そこでジェイド・ターボへの期待が膨らむわけです。新型ステップワゴンに搭載されているのは同じ1.5Lエンジンですが、ハイブリッドの代わりにターボが与えられています。7速DCTの代わりにCVTとなります。ジェイドではエンジンとモーターを組み合わせたシステム出力は152psですが、ステップワゴンは150psとなっています。なんだかジェイドのほうが優勢な気がしなくもありません。

何が優勢なのか意味が分かりません。まったく違う二車種を引き合いに出して最高出力だけ比べて優勢とかどうとか言われても…。加速性能のみに言及したかったのだとしても、車重とかギア比とかトルクカーブとか無視なのは何故でしょうか。まあ、トルクカーブはメーカーが公開してない(だろう)のでしょうがないのかもしれませんがもうちょっと突っ込んで書いて貰えないですかね。

ただ唯一の例外として、ホンダの軽自動車にはノーマルもターボもあります。例えばN-WGNカスタムだと、ほぼ同じ装備のターボモデルは5万円高に設定されています。N/の場合には13万円高です。軽自動車から引用するのは違うかもしれませんが、おそらくハイブリッドよりも20万円くらい低い価格設定、つまりベースモデルが250万円くらいになるではないでしょうか。

ここに至っては単純に文章が稚拙すぎます。「違うかもしれませんが」って…。N-WGN、N Slashを引き合いに出してジェイドのターボモデルが20万高というのも説明になっていません。根拠が無いので軽自動車を引き合いに出す意味がありません。情報量としてはどっかのオッサンがただ「20万高くらいかな~」とつぶやいたのと大差ありません。分からんなら書かなきゃいいと思うのですが、どうでしょうか。