AQUADROP glass coat premiumを施工してみた

施工してみました。

外観はこんな感じ。パッケージには商品の他に短い説明文が書かれたA4の紙が入っているだけでした。

添付の施工方法はHPに記載のとおりです。大雑把に要約すると、

  • カーシャンプーをする
  • 下地処理剤BASE(別売り)でボディーをこする。下地処理剤は極細コンパウンド+脱脂効果がある模様
  • ガラス部分をマスキングする
  • 水分を完全に拭き取った塗装面に塗りこみ、すぐ拭き取る

ということらしいです。

今回、新車に施工するためBASEは不要と判断しました。が、説明には「たとえ綺麗に見えていたとしても必ず施工してください」とあるので、たぶんやったほうが良いのでしょう。

ガラス部分のマスキングも私は面倒でやりませんでしたが、やったほうがいいです。「注意すれば大丈夫だろう」と思いましたが、拭き取る最中にどうしてもガラス面にも付着してしまいます。

また、ネット上の数々のレビューにて「すごい速さで揮発するので、スポンジに染み込ませた後すぐに内蓋をする必要がある」と書いていましたが、販売元が「レビューは購入者の自由ですが」と前置きした上でこれに反論して「すぐ揮発するならば『伸びがよく、広い範囲に塗り伸ばせる』という矛盾する感想を持つのはなぜか」という文章を載せています

たしかにこれは私も疑問に思っていたことで、すぐに揮発してしまうならば瓶の内部には揮発しないガラス成分が残ってしまうように思う、もしくはどんどん伸びが悪くなって施工が難しくなるように思うのですが、そういうことを書いている人はいません。

今回は折角の機会なので「内蓋を全然せずに施工したらどうなるか」も試してみました。

施工する

「瓶の口にスポンジを当て一振りする」と書いていたのでその通り一振りして少量の液をスポンジに染み込ませます。そのままボディーに当てると、たしかにレビュー通りよく伸びます。CX-5のボンネット半分くらいは塗れるのではないでしょうか。しかし、一気に塗ると今度は拭き取りが大変なので、そこは施工マニュアルにある通り「50cm四方程度」くらいを一度に塗る限度にしたほうが無難です。肘から手くらいが大体50cmです。ちなみに一振りで50cm四方だと余るくらいの液が付着しますので、なるべく少ない量になるよう注意したほうが良さそうです。

一度塗ったところはスムーズに液が伸びますが、まだ塗っていないところはスポンジを滑らせた時に引っ掛かりを感じます。

以下が施工前。

以下が施工後。

撮影は全く同じ設定(シャッタースピード、絞り、WB、ISO、etc)で撮りました。やっている最中は「これなんか変わってるか?」と半信半疑だったのですが、こうして見比べてみると明らかに後者のほうがテカっていますね。さらに画像全体も明るくなっており、反射率が高くなったような印象も受けます。

上記が1度目の施工後。笑っちゃうくらいビッカビカですね。CGみたい。嫁さんは「魚みたい!!」と言っていました。ちなみに私はテカテカするのが特に好きなわけではないです。この数時間後に2度めの施工を行い、完了。2度の施工で5年程度持つということですが、個人的にはこれほど安ければ半年でダメになっても満足です。

同アングルの施工前の写真も撮っておけばよかったですね。別アングルの施工前写真は以下です。

さすがに新車なので施工前もピカピカですね。

次の日に確認すると、さすがにこの時ほどテカリは無かったように思います。見慣れたのか施工直後は特に光るだけなのか…。また1週間くらい経ったらまた撮影して見比べてみたいと思います。

で。今回は先に述べたとおり、施工中に蓋をすることはしませんでした。施工には1時間くらいかかりましたが、その間蓋は開けっ放しです。

右が未使用の瓶、左がCX-5を一台分施工したあとに残った液です。右の液面がちょっとわかりにくいですが…。この画像から分かる通り、「すごい速さで揮発」はしないと思います。すごい速さで揮発していたら、CX-5はそれなりに大きな車ですから足りなくなっているのではないでしょうか。

また、他のレビューによくあるように「拭き取り用クロスがガビガビになる」ということも私の場合はありませんでした。(ただし、私は使用後すぐクロスを洗いました。洗わないのガビガビになるのかもしれません)

これもまた他のレビューでたまに書いているのですが、それほど大きくない車で「1台施工するのに1本半使った」という人もいます。

ここから先は私の完全な推測ですが、「すごい速さで揮発する」「クロスがガビガビになる」「1台施工するのに1本半使った」という人たちは単に皮膜を厚くしようと塗りすぎただけなのでは無いでしょうか。私個人が施工した限りの感想ですが、「1台施工するのに1本半使った」などというのは信じ難いです。厚く塗ったら塗った分だけ拭き取りが大変になります。すると余分なコーティング剤をクロスで何度も拭き取るのでせっかくのコーティング剤がほとんどクロスに染み込みガビガビになる…ということなのかもしれません。

繰り返しますが、上記は私の推測です。私はコーティング施工のプロでは無いですし、この商品を使ったのも初めてですし、他の人の施工を見学したわけでもありません。ただ、私が施工した限りではそういう感想を持ったということです。

ともかく、販売元ページに説明があるよう

使用量の目安
●本剤一本で軽自動車・コンパクトカーを2台または2度施工可能。
●二本で普通車~ミニバンを2台または2度施工可能。
●三本で大型車から1BOX車を2台または2度施工可能です。

程度の使用量が妥当だと私は感じました。

ちなみに、次の日に拭き残しを発見しました。クロスでこすってみるも(←たぶんまだ完全に硬化してないからやっちゃダメだと思う)、ガッチガチに固まっていました。これは困ったと思うと同時に、強力な皮膜になっているということなのでちゃんとコーティングとしての効果はあるようです。こういうとき、ネットの施工例を参考にすると、コンパウンドで落としたりケミカル剤で落としたりということを皆さんされているようです。でも私は拭き残しの上からもう一度コーティング剤を塗り、拭き取りました。結果、何事もなかったかのように綺麗になりました。

完全硬化前だったのでコーティング剤に含まれる溶剤か何かが拭き残しをうまく再度溶かしてくれたのか、もしくは拭き残しの上にまた新たな皮膜ができて平滑化されたためか、そのどちらかのような気がします。たぶん前者?この方法がいいのか悪いのかまでは判断できません。

最後に。販売元のページにも書いていますが、本コーティング剤は自己責任で施工してください。失敗したとしても販売元や私は何ら責任を負いません。もっとも、施工は拭き残しにさえ気をつければ難しくないですが。

ちなみに風邪を引いているのに納車後早いうちに施工したほうがいいだろうと無理をしたので風邪が悪化しました。