2015年 MC後 CX-5 20S PROACTIVE納車されました

今月は仕事の方が忙しく、なかなかブログも更新できていません。今月末からまた更新頻度は元に戻る予定です。

CX-5が納車されたので、とりあえず簡単なご報告を。

納車

前日、プリウスに載せている荷物やレーダー探知機などをはずしました。さすがに少しさみしい…かと思いきや、そうでもないです。3年くらい乗った1万円の自転車を捨てるときはかなりさみしかったのですが。中古で市場に出すので、他のドライバーが乗ってくれるからというのもあるかもしれません。

ディーラーに着くとすでにCX-5が駐車場に停めてありました。色はメテオグレーマイカ、いわゆるガンメタです。実車を見て「あれ?こんな色頼んだんだっけ?」と思ってしまいました。プリウスの時もなぜか私は納車の時まで白を注文したつもりでしたが、実際は黒でした。正直、あんまり色にはこだわりが無いです。運転してたら分からないですし。

ディーラーでは一通りの説明を受けました。何か質問はありますかと言われたので、「慣らし運転は必要ですか」と聞くと、「最近の車は必ず必要というものでもない。エンジンの低温ランプ(青い温度計のマーク)が出ている時には高回転まで回さない、という程度の事を気を付けていただければ。ただ、(オイルに)鉄粉は出やすいので1か月点検の時にオイル交換も同時にすることを推奨します」ということだった。オイル交換は半年点検時から定期メンテ時には無料となるメンテナンスパッケージに入っているが、それの適用にはならないらしい。

あともう一つ、初めて知ったのは「パンク修理剤はなるべく使わないでください」とのこと。最近はスペース節約と軽量化のためか、スペアタイヤの代わりにパンク修理剤を搭載する車も増えてきました。このパンク修理剤ですが、使ってしまうとタイヤ&ホイール内部に固着し、最悪ホイールとタイヤどちらも再利用できず交換になってしまう可能性もあるとのこと。へー。だめじゃん。

「付属のコンプレッサで空気圧を高めに入れて、近くのガソリンスタンドなどパンク修理ができるお店に行ってください」とのこと。大丈夫。そういうの得意です。結局、パンク修理剤で治る程度のパンクだったら空気は長い時間をかけて徐々に抜けることが多いでしょうし、空気がすぐ抜けてしまうようなパンクであればそもそもパンク修理剤ごときでは対応不可能でしょう。たぶん。

ちなみに納車時のトリップメーター(&オドメーター)は9kmでした。納車前に洗車されたらしく、所々水滴が残っているような状態。

CX-3の展示

セラミックメタリック(←語呂が悪いと思う)色のCX-3が展示してありました。これ、SF映画に出てくるような色をイメージして作ったそうですね。CX-3は正直何も興味が湧かなかったのですが、この色は凄く良いと思います。うん。わかるわかる。すごく良い。

CX-5にもこの色があったらこれにしたかも…と一瞬思いましたが、この色はCX-3くらいのサイズ感だからこそ良く見えるのであって、CX-5くらいのサイズだと妖怪ぬりかべみたいな感じになりそう。

荷室スペース

話をCX-5に戻します。

プリウスから+50Lの容積アップなので、それなりに広く見えます。ベビーカーを乗せてもかなり余裕があります。左右から張り出している部分にはサスペンションの機構一式が入っています。

CX-5で利用されているマルチリンク式サスペンションは路面の起伏に対してタイヤの接地面を柔軟に変化させるための自由度を持つため、操縦安定性や乗り心地に有利とされますが、機構が複雑な分、このように荷室に内張りが張り出すことになります。対して、特にトヨタ車などで採用されているトーションビーム式サスペンションはマルチリンク式と比較するとタイヤの接地面を変化させる自由度が少なく、操縦安定性や乗り心地の面でもマルチリンク式に劣ると言われる(そういう傾向がある、という程度で実際の性能は個々の製品に大きく依存します)のですが、搭載スペースが小さくて済むというメリットがあります。

この張り出しがあるために、ベビーカーがここに収まらないのでは?と危惧していたのですが、そんなことはありませんでした。このベビーカーはApricaのStickシリーズというバギーで、平均的なベビーカーよりも高さがあるタイプの製品ですが、この通り、収まります。

底面積はプリウスと同程度でしょうか。荷室が鉛直方向に伸びているということですね。荷物を満載させるときには縦方向にうまく積む必要があります(大体どの車もそうで、プリウスが特殊なのですが)。

底面カバーを入れると小物入れが出てきます。すでにゴチャゴチャ入っているので、大体のサイズ感を把握して頂けると思います。

左右にさらに小物入れ的な収納部分があるのですが、あまりにも微妙なサイズと形(三角形の底面)で実用的とは言い難いです。

シガーソケットも設置してあります。アウトドア用途では使う機会も多いかと思われます。

ドア

重厚感があります。ドア自体が重く、ヒンジ&ラッチもしっかりしているのか多少力を込めて締めないと半ドアになります。その代り、乗り込んでドアを閉めたときの剛性感といいますか、がっちりと車体の一部として固定されている感覚は非常に高いです。

オーディオ

BOSEは非装着。音は可もなく不可も無くと言ったところでしょうか。普通だと思います。私はスピーカーの質がうんぬんというよりは、むしろグラフィックイコライザで好みの音になるよう調整したいです。オーディオマニアからは反感を買いそうですが。でも、マツダコネクトはグライコの機能が無い。プリセットイコライザすらありません。

ahaを使ってみましたが、これは気に入りました。常に新しい曲が聞けるので飽きないですね。ちなみに、MVNO(IIJmio)で200kbps速度制限をかけるとブツブツと途切れます。ケチらず通常速度で運用した方が良さそうです。

ahaアプリの設定なんでしょうか、デフォルトで選曲できるチャンネルがJAZZ Selection、J-POP Autumn selection、カワイイなんちゃらselectionでした。一番最後のやつはニコニコ動画の「歌ってみた」系の曲が配信されていて、個人的に嫌いなので新車にゲロを吐いてしまうところでした。J-POPはまあ普通です。Perfumeとかセカオワとか流れてました。セカオワも初めて聞きましたが、もう聞かなくていいや。ジャズも聞かない。まあ探せば気に入ったチャンネルがあるんでしょう。電気グルーヴとかomodakaとか平沢進が流れているやつがね。たぶん。

マツダコネクトの操作ダイヤルはかなり良いです。HMIを研究して作ったと言うだけあって、かなり操作しやすいです。ただ、言わなくても承知のとおり、中身のソフトが問題なのですが…。これは非常に残念です。

外観

外観は満足しています。SUVは元々好きではなかったのですが、CX-5なら乗ってみたいと思える外観でした。マイナーチェンジ前のCX-5はかなりのコアラ感がしますが、グリルが水平フィンになっただけでコアラ感は無くなりますね。ちなみに、バンパーの形はマイナーチェンジ前後で共通だそうです。

特にコーティング等はしていませんが、綺麗ですね。

ホイールはいかにも純正感漂う17インチです。L Packageに付属する19インチホイールが格好いいと私は思うのですが、乗り心地やコスト等考えると17インチでいいか、という気持ちになります。

運転してみた

早速運転しました。一番最初に行ったのはイオンモール日の出。イオン好きの私ですからこれは外せませんね。うちから車で行くと途中で小さい峠を越えるので、多少ワインディングも楽しめます。ほんの少しの区間ですが。

イオンモールは新入学シーズンの為か、結構混み合っていました。まあ、私も子供の入園準備をする目的で言ったのですが…。

次の日に行ったのはディズニーランド。八王子ICから中央道に乗り、首都高、湾岸を通って舞浜まで。二日間で150kmくらい走ったでしょうか。

峠でアクセルを踏み込んでみましたが、パワーは十分だと思います。当ブログで繰り返し述べている通り、2.0Lモデルでパワーが足りるかどうか不安なところがあったのですが、実用的には十分すぎるほどでした。しっかりとした加速感、爽快感を味わうことができます。アクセルをぐっと踏み込むと5000rpmくらいまで気持ちよく吹け上がります。それ以上は一応おろしたてなので回していませんが…。ちなみに、レッドゾーンが6500rpmからです。

2日間で若干峠を走った上、高速も走りましたがアクセルを踏み切ることはありませんでした。一応新車なので慣らし運転が要らないとはいえ気を使ったというのもありますが、それでも十分な加速度は得られていました。実用上、2.0Lモデルで不足を感じるという事はあり得ないと思います。

ただ、近所に非常にきつい勾配(多分30度くらい、自転車に乗る殆どの人は自転車を降りて歩いて登る)の上り坂があるのですが、そこはさすがにエンジンが少しうるさく感じました。こういう場面では、ディーゼルモデルだと回転数が低いままなのでしょう。たぶん。あとは、そのプラスαを求めるか否かによって、2.5Lモデルを買ったりディーゼルモデルを買ったりという判断につながるでしょう。

また、静粛性が高いです。振動も少なく、上質な乗り心地だと思います。プリウスで高速を走ると、運転席と後部座席の間で会話が困難になる程度うるさくなりますが、まったくそういうことはありませんでした。低速走行時でも、モーター走行中のプリウスと比べて特にうるさいと感じることはありませんでした。エンジン音は3000rpmくらいまで回すと聞こえてきますが、うるさいという訳ではないです。むしろ、エンジンを回したときはある程度エンジン音が聞こえたほうが気持ち的に盛り上がるでしょう。

ハンドリングはごくごく普通で素直といった印象。何か記憶に残るようなものはありませんでした(人馬一体感を演出するためにあえてそういうフィーリングにしたと何かの記事に書いていました)。ただ、駐車時には少し違和感を感じました。駐車するときにハンドルを切り返していると、必要以上にトルクが掛かるというか…。電動アシスト自転車のペダルを踏んだ時のような感覚です(どちらもモーターアシストです)。ただ、それ以外の運転シーンでは全く違和感はありませんでした。

車体の大きさについては、道路上を運転している間は全く問題ないですね。プリウスを運転できる人であればCX-5も必ず運転できると思われます。全幅の大きさが邪魔になるシーンはあまりない気がします。

車幅感覚がつかみやすく、狭い道でもギリギリまで車体を寄せることができます。駐車してからドアを開ける時もそれほど狭いとは感じませんでした。

機械式駐車場は入れないとよく聞きますが、私の生活圏で機械式駐車場に止めることがまず無いので気にしたことがありません。

燃費は市街地を走っていても10km/Lを切ることは無かったです。燃費に気を使って運転して11km/Lくらいというあたりでしょうか。郊外だともう少し伸びます。高速だと13km/L程度と意外に伸びません。高速で80km/hくらいで巡航すればJC08燃費(16km/L)くらいは出るかな、と思ったのですが…。まあ、高速も首都高と中央道ですから車も多く、それなりに加減速は繰り返していました。1500kg弱の2リッター車ということを踏まえれば十分ではないでしょうか。

総じて、よく出来ていると思います。私はゴルフトゥーランの乗り心地、操作感が好きなのですが、CX-5のそれはトゥーランと良く似ています。劣るとか勝るではなく、似ている。

ただ、試乗した時も思いましたがシートはもうちょっと柔らかくてもいいのでは、という気がしました。実際にまだ長距離を走ってないので疲れ具合にどう響くかはまだ判断できませんが。

ハンドルやシートの可動範囲はかなり広く、プリウスに比べたらずっと楽な乗車姿勢を取れるのですが、それでもやはり欲が出ます。もう少し微妙な調整をしたいと思うことがあります。L packageでは10way調整シートが付くので良いのですが、20S PROACTIVだとオプションでも設定がなく、つける方法が無いので悩ましいところです。

ADAS機能

私が最も大きな注目をしていたのがこれです。

まずはレーダークルーズコントロール。PROACTIVEではオプション設定です。

30km/hまでの対応ということで、EyeSightやVolvo搭載のそれと比べると見劣りしますが、実際に使用した感じでは30km/h程度までの対応で十分ではないかと思いました。30km/hでレーダークルーズコントロールは解除されますが、もうそのくらいの速度領域になるとブレーキの最後のひと踏みだけ人間が行うといった感じです。そしてどうも、解除されてもしばらくはブレーキが掛かった状態になっているような気がします。解除された瞬間のブレーキ量がホールドしているようなイメージですね。解除された後も前方へのGを少し感じます。

もしここでブレーキを踏まなかったとしても、スマートブレーキサポート/スマートシティブレーキサポートへ制御が引き継がれますから、衝突前にブレーキがかかるはずです。怖いので試してないですが。

また、それなりに強い雨が降っている環境でも運転したのですが、前方走行車を見失うことはありませんでした。こういう場面では、EyeSightと比較するとレーダーによるセンシングの方が強いです。ドライバーからの視界が悪く、事故の危険性が高い場合でも前方走行車を見失わないという事はEyeSightと比較してアドバンテージになります。まあ、EyeSightも多少の雨では機能してくれるらしいですが。

ちなみに、レーダークルーズコントロールの最大速度設定値は115km/hでした。大体どの国産車もこのくらいですね。

もし長距離走行する機会がある程度あるならば、レーダークルーズコントロールは絶対にお勧めです。

次はリアパーキングセンサー。これもオプションで、レーダークルーズコントロールオプションを採用すると自動的についてきます。マツダコネクトのディスプレイにバックカメラ映像と一緒に障害物までの距離が3段階程度で表示されるので、分かりやすいです。よくあるショップオプションの後付パーキングセンサーだと、当然ながらセンサー表示はバックカメラとともに表示してくれないので視線移動が激しくなります。

ただ、正直私は無くてもいいのかなと思いました。CX-5は十分に運転しやすかったからです。まーそれでもぶつけるのが人間なので、転ばぬ先の杖ということで付いているに越したことはないですね。

次はアダプティブヘッドライト。オートライト&ハイビームにしておくと本機能が有効になります。すると、光軸が少しずつ動いていくので「おお、すげー」とは思うのですが、市街地だと常にロービームになるのでロービームのまま走行しているのと大差ないですね。

高速走行中には光軸を上げてより遠くまで視認できるようにしたり、低速走行中には歩行者を良く見えるようにするため左右方向に配光させる(ワイド配光)とか色々やってくれるようです。が、運転していてもあまり気づかないですね。ワイド配光はほぼ真横まで照射範囲が広がっているのは分かりましたが。ただ。夜間に運転していても「ライトが暗い」「視認性が悪い」とは一切思わなかったので、逆に言えば、ちゃんと機能しているということでしょう。

ブラインドスポットモニタリングは非常に良いと思いました。これは、後方から車が接近してきている状態で車線変更しようとする(ウインカーを切る)とサイドミラー上と音で警告してくれるシステムです。雨が降っていてサイドミラーやサイドガラスに水滴が多数ついている状況なんかではかなり有用でした。後ろをよく見ようとサイドミラーやルームミラーを見回していると前方の確認がおろそかになりますからね。

レーンキープ・アシスト・システムと車線逸脱警報システムはまだ試していません。車線逸脱警報システムはマニュアル操作でOFFにしない限り常時機能しているはずですが、動作させたことはまだないです。レーンキープ・アシスト・システムはステアリング操作のアシストが入るのですが、これはどこかで設定をしないと有効にならない筈です。正直、まだ操作方法がちゃんとわかっていません…。使ったらまたレビューしてみます。

悪いところ

以前乗っていたプリウスと比較して悪いところは無いかと考えてみました。

まず気づいたのが箱ティッシュを入れる所が無いこと。プリウスはグローブボックスの上にまたふた付きの収納スペースがあり、箱ティッシュのサイズがぴったりでした。CX-5はそのようなスペースが無く、かつグローブボックスもプリウスと比べると狭いです。

次はETCアンテナ。ETCのアンテナはフロントガラスに設置されていました。これ、どこか内装の中に隠して貰えないもんなんでしょうか…。ディーラーオプションなので施工方法に差があるのかもしれませんが。

あとは運転席ドアに設置されている4つのパワーウィンドウスイッチで、運転席以外の全開/全閉操作ができないこと。パワーウィンドウのスイッチは二段階のクリックがあって、二段階目まで引く(押す)と全閉(全開)操作することができる…というのが大体の車に装備されています。CX-5の場合、それが運転席部分のみ。こういう車もまあよく見ますし、頻繁に使う機能ではないので別に良いんですけど少し気になりました。

一番不満なのはやっぱり、社外製2DINナビを装着できないことですが。

まとめ

良いです。とても良い車だと思います。

CX-5はMC後、結構価格が上昇しました。MC前のXD (FF)モデルと現行の20S PROACTIVが変わらないくらいです。CX-5はディーゼルの比率が9割超と言われていますが、価格が上昇した分、ガソリンモデルを購入する人も少しずつ増えるのではないかと思われます。

ガソリンモデル、特に20Sのレビューというのはほとんどネットを探しても乗っていないのですが、まあひとつ、参考になればと思って書きました。

あとでまた色々書きます。