キャンプ場に家を建てる夢

キャンプ場に行った。そこは河原に砂浜が存在する不思議な場所だった。乳白色に若干近い光が注ぎ、まぶしかった。

ロープで各々の場所が区切られていて、私が借りたスペースの左側にはアルファードが止まっていて右側にはフォレスターが止まっていた。アルファードの方は上半身裸のオヤジとその息子、明らかに未成年であるが当たり前のように酒にたばこをやっていてオヤジはそれをとがめる風もない。

フォレスターは地元の友人Sのものだった。Sは黙々と角材を金物とコーススレッドでつなぎ合わせ、小屋のようなものを製作している。「何をしているのか」と問うと、「雨が振りそうだから小屋を作っている」と言う。なるほど、と思った。多様なサイズの規格サイズの木材が山ほどあったので私も作ろうと思った。

最初は屋根さえあれば良いと思っていたのだが、作っているうちに面白くなり徐々に構造物の高さは増していった。最終的にはSが製作しているそれと合体させ、地上から10mくらいの高さにまでなった。眼下には砂浜があり、その先に川、川向こうは杉林であった。正面の杉林に太陽が沈もうとしているが、しかし乳白色に近いまぶしい光は右方向から降り注いでいる。おかしいなと思ってそちらの方向を見るとそこにも太陽があった。

川を眺めていると、ばらばらと木材が流されているのが見えた。仮組した木材が崩れて流されているようだった。最初はまとまって整列していた木材が川の流れに揺られて少しずつバラバラになって流されていくさまは見ていて面白かった。なので、上から木材を川に向けて投げてみた。木材は水面に大げさな水柱を立てて没したのち、また浮かんできて流れて行った。下に居る人がびっくりしてのけ反っていた。それにも私は笑った。