結局CX-5を買うのか?買わんのか?

去年、「やっぱ車買うのやめてプリウス乗り続けるわ」という記事を書いたのですが、再度悩み始めました。メモというか随筆というか、あんまり中身のない記事です。

改めて一から私の考えを整理してみます。私が望む要素は以下の通りです。

  • 走ってて楽しい車であること(≠速い車であること)
  • スライドドアであること
  • 家族4人が長距離移動、長期間旅行しに行くのに十分な大きさであること
  • 先進運転支援装備(ADAS)がそれなりに充実していること
  • 300万前半で買えること
  • 見た目がダサくないこと

色々検討しましたが、これらを満たす車はありませんでした。これは私の主観です。そもそも主観的な評価軸です。

まずそれなりの大きさが必要という点に着目してみます。すると、ミニバンやワゴン、SUVが候補となりそうです。以下、それぞれを検討してみます。

ハイルーフ系ミニバンは1点目を満足できません。プレマシーはかなりいい感じのところを行っていましたが、ADASが無いのと笑い顔がどうしても気にかかるのとで除外。モデルチェンジを待つもちっともその兆候が無いです。他のロールーフなミニバンはスライドドア非装着な車種ばかりで(isisくらい?)、かつ私がマツダ好きであるため候補に挙がりまぜん。どうでも良いですけどisisってイスラーム国みたいな車ですね。ISISという略称がイスラーム国につけられる前からそうなのでトヨタは被害者なのですが。まあisisは販売終了がささやかれていますので、一々名前を変えるほどでも無いかもしれませんが。

で、ミニバン系車種で良いのが無いのでスライドドアは妥協せざるを得ません。

ではワゴン(ステーションワゴン)はどうでしょうか。アテンザワゴンは大きさの割に荷室容量が無いのでその点が微妙。まあフラグシップモデルなので荷室容量よりも装備や室内にスペースを割くのは当たり前っちゃ当たり前ですが。Volvoも良いかなと思ったのですがどう頑張っても予算オーバー。日本車に乗りたいというのもあります。レヴォーグはスペックや装備を見るとかなり良いのですが、あのガンダム顔がやっぱり嫌です。

そうなってくると、やっぱりSUVになってくるのかなあ…と思ってしまいます。基本的には先の記事に書いたとおりで、繰り返しになりますがちょっと色々思うところを書いてみます。

まず私は今のSUVが嫌いです。SUVの源流は不整地走行にあると思います。不整地を走破するためにトルクの太いディーゼルエンジンを積み、4WD駆動とし、車高を高く、タイヤを厚くするというのがSUVの本質であると思います。しかし昨今のSUVは見た目だけでFFに燃費重視のガソリンエンジンだの、クーペタイプだの、軟弱なこと極まりないです。不整地走行にも耐えれるだけの無骨なデザイン、機能重視の設計というあたりが格好いいのだと思うのです。そのあたり、スペックマニアの私には中々受け入れることができません。

しかしながらそれでもSUVを検討するというのは、結局のところSUVが売れ筋でメーカーも力を入れているからという事に他なりません。売れてるから力を入れて作る。その結果良いものができる。という流れですな。マツダのCX-5は特にその傾向が顕著で、SKYACTIV-Dはアテンザに先駆けて搭載されましたし、後に開発されるHCCIエンジンの初搭載もCX-5ではないかと予想されています。まあこれらはスペースの制約が緩いということも理由にはあるでしょうが、しかしそれ以上にSUV市場が大きいからではないかと思っています。米国における売り上げを例にすると、2014年度はMazda 6が48,901台ですがCX-5は91,401台と倍近い売り上げの差があります(出典:Mazda usa)。

CX-5はマイナーチェンジによってADAS装備が大幅に充実しました。それでいてグレードを選べば300万を大きく切るような価格を実現しています。「今のSUVは嫌い」という食わず嫌い的な私のポリシーがねじ曲がる程度には魅力的に思えます。ではちょっと真面目に検討してみよう。スペック大好きな私ですから、4WDにしてディーゼル、Proactiveにレーダークルーズコントロールを付けて…とかすると330万を超えてきます。今のプリウスの代わりに330万払ってこの車を買う価値があるかなあ?無ぇような気がするなあ。…と、ここまでが先の記事に書いたことでした。

しかしながら正月に友人から「今のプリウスは残価設定ローンだろ?残価設定って乗り換えするためにあるようなもんだろうが」と言われ、むむむ、そ、そういえばそういう気もするな…とまた簡単に気持ちが変化しつつあります。このあたりが本記事のメインです。メインの話題に入るまで原稿用紙でほぼ5枚書いてしまいました。

今のプリウスは76万円の残価設定だった(はず)です。借入期間は5年です。5年経過時点で76万円の価値が残っていたとします。購入するときは諸経費込で240万くらいで買いました。すると、1年あたり(240-76)/5 = 32.8万円でプリウスに乗っていたということになります(維持費除く)。

5年経過して残価分を一括で支払った瞬間に、1年あたり240/5 = 48万円にまで跳ね上がります。これが32万まで落ち着くのは7.5年となります。5年経過時点でまた車検を取る必要があるので、車検代を7.5年後の売却金額でペイできたとしましょうか。

以上をまとめると、①5年経過前に乗り換える、②7.5年経過後に乗り換える の2つがそれなりにお得な選択肢で、③5~7.5年経過時に乗り換えるのはあんまりよろしくないと言えます。④8年以上経過後に乗り換える という選択肢もあり、これが最もお得ではあります。

この選択肢のうちどれをチョイスするのが賢いかと考えますと、①ではないかという気になってきます。③はまず除外してもよいでしょう。③がお得になるパターンというのは①の時点よりも売却価格が上がるということですから、まず間違いなく損をするはずです。④に関しては、今(4年経過時点)でもう「新しい車ほしいなー」とか言ってる夫婦がこれまでの倍以上の期間我慢できるわけがないので除外です。

残るは①か②ですが、②の場合はもしかすると7.5年経過前に家族構成が変化する、すなわち子供が一人増える可能性があるのであって、すると今の時点で家族3人で帰省するときなどは荷物がいっぱいになるようなプリウスですから積載量がどうにも足らなくなる可能性があります。(ちなみに電車・新幹線が嫌いなのでそれらで帰るという選択肢はありません)

で、あればやっぱ今デカくて良い車を買っといて長く乗るのが良いのではないかという気持ちになってくるのです。

さらに言えば、プリウスのスタッドレスタイヤが4年目にはいって死にかけているというのもあります。思ったより効きますが、やっぱり「思ったより効く」という以上のものではないです。たとえば宮城~秋田を結ぶ国道108号線鳴子ダムのあたりで盛大にスリップ、ダムへ一家3人が沈没、正月のニュースを飾り「いつまでたってもこういうの無くならないわねえ」等とどこかのババアがコタツに入ってみかんを食いながらつぶやく、という事になったら私は死んでもなおその恥辱に耐えきれず、永遠に湖畔、もとい、ダム畔にたたずむ地縛霊と化すことは必至であるため、やはり次シーズンは新しいスタッドレスを買いたい。

しかしながらプリウスは2016年1月ないし2月に車検を迎えると同時に残価設定のタイムリミットが来てしまいます。したがって新しいスタッドレスを買ったとしても1シーズンのみの使用で手放すことになります。1シーズン使用のスタッドレスタイヤは査定アップにつながるでしょうか。おそらくつながらんでしょう。東京ではスタッドレス履いている車はあんまり無いですから。

以上を総括すると夏のボーナスが入ったあたりが買い替えのチャンスで、それを逃したら次のチャンスが2018年中ごろからということになります。2018年まで待ったらまた新しく魅力的な車種が出てくるのだろうが、現在の(マイナーチェンジされた)CX-5も十分すぎる機能/性能を有していると思います。

ということで、やっぱりCX-5買うかもしれない。

余談だが、私はどうも最初に買おうと思っていた車とは全然違う車を買ってしまう傾向がある。プリウスを買うときも最初は新車なんて買わず、中古で60万くらいのインプレッサか何かで良いと思っていた。が、結局買ったのは新車で240万(諸経費込)のプリウスだった。今回もプレマシーを買うつもりでSUVは嫌いだったはずなのにCX-5を買おうとしている。