良く効く虫除けスプレーの見分け方

日本でもデング熱が出まして被害が拡大しておりますな。

昨年インドに滞在し、予防接種注射を10本くらい受け、現地ではマラリアやデング熱にならないよう蚊と実際に戦ってきた私が良く効く虫除けスプレーの見分け方を伝授しましょう。

有効成分(DEET)の含有量

虫除けスプレーに含まれている、蚊が嫌う成分はディート(DEET)と呼ばれる物質になります。これの濃度が濃いほど効きます。海外に行くと30%程度の濃度のものが売られていますが、日本だと10%前後のものが多いようです。パッケージを見ると濃度は書いてあります。例えば「100g中10g」という書き方をしています。この場合は10%になります。

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左が、私が知る限り日本で売られている市販品の虫除けで最も濃い(12%)虫除けです。右の製品は子供用として売られているもので、5%の濃度でした。

安全性

ネットで検索するとディートが非常に恐ろしい物質であるかのような書き方をしているところが幾つか見つかりますが、本来、薬物というのはどれも副作用を持ちます。プラスとマイナスの面を確かめてプラスの面が大きければ使うべきですし、そうでなければ使用しないほうがいいというのが(当たり前ですが)基本方針になります。

ディートの安全性については厚労省から出されている資料が参考になるでしょう。

ディート(忌避剤)の安全性について

引用すると、

我が国において多くの人が 40 年以上使用してきているにかかわらず、薬事法に基づく副作用報告はないこと、米国、カナダ、英国などにおいて、販売停止等の措置を講じている国はないこと

ということらしいです。ただ、上記資料の後ろの方に「ディートによる副作用報告件数」というのが載っていて、5年間で合計207件のデータがあります。平成17年に「副作用報告はない」と書いていて、副作用報告件数のデータが平成17年からのデータとなっていますから、「無いと思ってたけど調べてみたらあった」ということなのでしょうか。

あくまで私の考えですが、5年間で207件という件数、そして過去使用して問題なかったという経験から副作用よりも蚊に刺されないというメリットのほうが大きいと判断して使っています。子供にも使っています。

「こういう化学物質が危険で、海外でも規制されているのに日本では野放し」という論をよく目にしますが、何事も鵜呑みにせずに自分で正確な情報を調べて自分で判断を下すことが重要だと思います。

その他の効果的な方法

私は血液型がO型です。O型は蚊にさされやすいと言われます。その他にも体からの汗などの分泌物などに蚊が誘引されるようで、そういったことが原因なのか、とにかく私はよく蚊にさされます。何処に行っても刺されます。皆で外にいて私だけ蚊に刺されるということが今まで何度もありました。蚊ゆるすまじ。

そんな私が長年の経験上、もっとも効果があると思うのはやはりなんといっても皮膚を露出させないことです。夏場に長袖は暑いですが効果は高いです。

二番目に効果があるのは蚊取り線香でしょう。うちの実家は農家で外で作業することが多いですが、蚊取り線香の効果は絶大だった記憶があります。蚊取り線香の有効成分はピレスロイドというやつで、これは昆虫(+爬虫類、両生類)に効果的に作用する神経毒です。哺乳類にはほとんど害はありません。蚊がたくさんいるところで蚊取り線香を焚くと蚊が落ちていくのが目に見えます。唯一の難点が匂いですが、最近はラベンダーの匂いがする製品などが売られていますね。使ったことはないですが。私は屋外でしか使わないので匂いについては気にしたことはありません。

で、三番目に虫除けスプレーという感じです。

四番目に、朝夕に蚊が刺されやすそうな場所に行かないことでしょうか。日あたりが良い場所で蚊に刺されにくいのは、蚊は赤外線を探知して標的を定めているため、日当たりの良い所だと周囲に人間が同化して見えなくなるからだそうです。

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私の大好きなサイト「創造の館」で蚊対策を紹介されていました。蚊を根絶するには、水たまりを除去するよりも効果的な方法は今のところなさそうですね。市販の誘引装置を買おうかと物色したこともありましたが、どれもこれもレビューや感想を読むと効果が今ひとつのようでした。