うちのキッチンはこんな感じになってます。今回はレンジフードの話。
見ての通り、そして当たり前ですが、IHヒーターの上にはレンジフードが有ります。このレンジフードの高さは設計時にある程度指定が可能です。
レンジフードは下げたほうがより効果的に調理中の湯気/煙を吸ってくれます。極端な例は焼き肉屋でよく見る、網のすぐ真上にレンジフード(換気扇?)が位置するやつです。
検索したらなぜか日本通運(オーストラリア)のブログがヒットしたので引用させて頂きますが、これです。
でも、下げた方がよく吸うからといってレンジフードを極端に下げるわけにもいきません。見た目も変ですし、作業性も悪いでしょう。以上を踏まえて、「頭がぶつからないギリギリの低い位置にして下さい」と設計さんに頼んだ記憶があります。
その結果、だいたい166cmの高さにレンジフードが設置されました。私の身長は176cmですが、レンジフードはIHヒーターの真上に有るので普通に立っていてぶつかる事は無いです。鍋やフライパンを見ていて視線にレンジフードが入るような事もないです。
ただ、この位置関係だと前屈みの姿勢から戻る時によく頭をぶつけます。しかも、先ほど述べたとおりこのレンジフードはすごく作りがしっかりしていて剛性が高いので、当たるとものっすごい痛いです。毎回、血が出たんじゃないかと触って確認するくらいです。
じゃあどのくらい高ければぶつからないのか…というと、それを導き出すのは中々難しいと思うのですが、少なくとも身長176cmの人が床から166cmの位置にあるレンジフードの近くで作業していると頭をぶつけることが多い、とだけは言えますな。
こんなに痛い思いするんだったら、「低い方がよく吸うはず~」なんて考えずに、十分な安全マージンを取っておけば良かったと思います。以上、失敗談でした。