【一条】施工ミスを対応してもらいました

前の記事で、我が家には以下の施工ミス(というほどのもので無いものもある)があることを書きました。

  1. 壁紙の傷
  2. ハイドロテクトタイルの割れ
  3. ハイドロテクトタイルにコンクリが付着
  4. トイレのタンクの中に未取り付けの部品が梱包状態のまま入っていた
  5. トイレ背面カバーが換気扇と干渉していてカバー取り付けできない
  6. 食器洗浄機カバーを止めるネジが締められていない

1.は指摘されても分からないくらいの傷でした。引っ越し業者が指摘してくれました。それでもすぐ壁紙屋さんを手配してくれて対応して頂きました。

2.は普通ならまず気づかない部分(バルコニーの柵の下側)でした。嫁さんが見つけましたが、よく見つけたものだと感心します。これも対応して頂きました。

3.は外構屋さんのミスだと思われます。したがって(おそらく)一条は関係ないです。自分でサンポールを塗って除去しました。

4.は水道屋さんのミスだと思われます。自分で取り出して取り付けました。

6.は実は前回記事でも書いていなかったのですが、思い出したので追加しました。ネジの頭が3mmくらい浮いていて、仮留めのままになっていると思われる状態でした。締めりゃいい話なので自分で締めました。

今回、メインに紹介するのは5.のトイレ背面カバーと換気扇の干渉です。

修正前

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ちょっとわかりにくいと思うので解説します。この写真は便器に向かって左奥の位置を上から撮影した写真です。右側に見えるのが便器の左奥部分、画像上にある格子状のカバーがついているものが換気扇になります。便器に向かって左側のカバーが浮いていますが、これは換気扇と干渉しているため取り付けることができないからです。

引き渡し時はこのカバーが無理やりはめ込まれていました。樹脂製部品なので、ある程度曲がります。なので、無理やり押し込めば見た目上は正しく装着されているように見えますが、数週間経つとまた外れてしまいます。なので引き渡し時の検査では分からなかったのでしょう。私も引き渡し時にくまなくチェックしたのですが、私も気づきませんでした。

おそらく、水道屋さんが取り付け位置が後ろすぎるというのを便器取付の最終段階になって気付いたのでしょう。修正するとなると、便器をすべて取り外した上に配管を伸ばしてやり直さなければなりません。場合によっては取り付け穴を拡大したり開けなおしたりしなければならないかもしれません。そうするとさらに修正の手間は増えます。それを惜しんで無理やりカバーをはめ込んだのだと思います。

しかし、いずれバレます。なぜならば故障時にはカバーを必ず開けるからです。製品寿命のうち一度くらいは修理が入るでしょう。そうでなくとも、この機種は右側カバーを開けて中性洗剤を入れる操作を半年に一度くらいは行うので、右側カバーを外した際に無理やりはめ込んだ左側カバーもずれるという事が高い確率であり得ます。そうでなくとも、私は家電好きで機械の中身が見たいという特殊な性癖の持ち主なので開けれるカバーがあれば必ず開けます。残念でした。

というわけで、いずれバレることを手間を惜しんで隠すというやり方に腹が立ちます。これを施工した人は自分の仕事っぷりがそんな中途半端で納得できるのでしょうか。私だったら絶対そんな中途半端な仕事はしたくないです。お金をもらって仕事をするのであればそれはプロということです。プロならばプロなりの仕事をしてほしいもんです。それも、オフィスワークとは違って手技が求められる職種なのですから。

と、いうわけでこの写真を営業さんに送って確認してもらいましたところ、「工場出荷時に便器配管を取り付けるための穴はすでにあけられています。設計ミスです。申し訳ありません」という返信を頂きました。えっ、現場で穴開けるんじゃないの?ということは、色々上記のように怒っていたのだけれども、実は水道屋さんもどうしようも無かったということなの?そ、そうですか・・・。ごめん水道屋さん。

それにしても、工場出荷時にすでに便器の穴まであけられているとは、凄いですね。最近の家はプラモデルに近いような気がします。実際はそんなに簡単なもんではないとおもいますが。

修正後

まず一度目、現場監督さんが施工時とは別の水道屋さん(おそらく。見たことない方だったため)を連れて確認にきました。確認の結果、「配管を取り付ける穴に少し余裕があるかもしれない。余裕があればその分だけ便器を前に持ってこれる。しかしそれは分解してみないと分からない。ばらすのには数時間かかる。配管を伸ばすために部品も発注しなければならない。よって日を改めさせてほしい」とのことでした。応対はかなり丁寧でした。(もともと、担当して頂いた現場監督の方はとても丁寧に応対して頂いていました)

二度目は私は立ち会うことができず、嫁さんにお願いしていました。床下点検口から潜り込んでの確認の結果、もう少し配管を伸ばせそうというのが分かったそうで、また別の部品を発注するのでまた日を改めさせてほしいということでした。で、三度目に修正されました。この時も私は立ち会えませんでしたが、家に帰るとすでに修正されていました。

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修正前の写真と比べると分かりますが、4~5cmは前方に移動しているように見えます。想像していたよりもずっと大きい余裕ができました。(ちなみに、画像を見ると便器が壁面に対して平行でないように見えますが、ちゃんと平行です)

しかし、配管を通す穴に余裕があり、配管を前方に少し伸ばすことで対応可能でしたら、やっぱり水道屋さんが気付いた時点で対応可能であったはずで、100%設計のミス、という訳でもないような印象を受けます。

便器位置の修正については、ミスが分かってから実際に修正されるまで6か月くらいかかっています。正直、もう少し早く対応してくれてもいいのでは、と思うところはありました。ただ、こちらも「困ってないので急いで対応して頂かなくても良いです」と言っていたくらいなので特に不満は無いです。

ミスは起こりうる

メーカーや工場などで品質管理を少しでもやったことがある人ならわかると思いますが、ヒューマンエラーをゼロにすることは不可能です。同一規格製品を大量生産する場合でも欠陥率はゼロにはなりませんから、ましてや家などという一品物の商品、かつ多数の作業者・会社がかかわるような状態ではミスは確実に発生すると言っても過言ではないでしょう。

消費者の視点から見れば、一生に一度の買い物、それも何千万という単位の買い物なわけですから、完全無欠であることを求めるような方も多いでしょう。ただし残念ながらそのような要求品質は、一般常識に照らし合わせて必要以上に高いと言わざるを得ません。はっきり言えば高望みだと私は思います。

施工ミスが発覚した時は、それが出来るだけ早く、かつ施主の時間的・金銭的負担がなるべく少ない方法で解決できるような方向に持っていくのが良いやり方であると思います。そのためにも、担当してくれた営業さん、現場監督さん、設計さんなどとは良好な関係を築くべきでしょう。いくらメーカーとの契約とはいえ、会社と対話できる窓口は現場担当者の方々ですから。(お客様相談窓口というのもありますが)

たとえばネットを見ていると「施工ミスがこんなにあった!!」「社長に謝罪させろ!!」などと怒り狂っている人を良く目にしますが、その怒りを施工メーカー担当者に直接ぶつけても何もいいことはありません。住宅の施工ミスに限った事ではないですが、何かトラブルがあって販売会社や製造メーカーと交渉しなければならない場合は「金を払ってるのだから当然」という考えは捨てて、一般的なビジネスマナーにならって対応するのが良いのではないでしょうか。それでも担当者が舐めた態度を取ってきたときに(法律の範囲内で)一喝してブチ切れるのが筋だと思います。