無痛分娩の簡単なまとめ+全国の無痛分娩ができる産婦人科一覧

無痛分娩についてちょっと調べてみたのでここに書いておきます。

無痛分娩とは何か

お産のときの痛みを麻酔で和らげる方法です。出産時も楽ですし、お母さんが疲れないので出産後が楽というメリットがあります。ただし、追加費用がかかります。また、「おなかを痛めてこそ子供への愛情がうまれるのでしょーが」と、痛みに耐えることを美徳として無痛分娩に否定的な人も一定の割合でいます。居るからどうということも無いですが。

どうやったら無痛分娩を受けれるのか

その様な病院を探しましょう。日本産科麻酔学会の無痛分娩施行施設が参考になるかと思います。無痛分娩でも特に鎮痛効果が高く、胎児に影響しないのは硬膜外鎮痛法というやつですが、これは脊髄に針を通して麻酔を行うため、「やや難しい」処置になるそうです。このためなのか、日本では硬膜外鎮痛法を行う病院はそれほど多くなく、2008年の厚労省の調査で250件未満ということでした。

無痛分娩の注意点

「無痛分娩をやっています」という病院にかかっても、希望すれば必ず無痛分娩ができるというわけでもないです。お母さんの血が固まりにくい、背骨が変形している、その他の病気があるなどの理由で適用不可になる場合があります。

また、麻酔科医が必要になるため、出産直前に希望を申し出ても確保できないというケースがあります。十分前に希望を申し出ていたとしても、お産はいつ始まるかわからず、また、お産は深夜早朝に始まることが多いため、麻酔科医が出勤できないというケースもあります。

このような理由から、確実に無痛分娩を行うため計画分娩(胎児や母体の状態を見て、医師が設定した日にちに陣痛誘発剤を投与して出産させる)での出産となる病院が多いそうです。

費用はいくらかかるか

病院によって数万~十数万と大きく差があります。病院に確認したほうが良いでしょう。

どのような病院を選ぶべきか

前述したとおり、特に硬膜外麻酔の場合はそもそも実施可能な産院が少ないです。さらに、実施数が多い産院を選ぶとたとえ都内でもそう多くの数はありません。なので、調べていくうちにおのずと絞られていくことと思われます。

海外ではどの程度受けているのか

無痛分娩を受けた妊婦の割合は、アメリカ、フランスが最も多く60%、イギリスでは23%、ドイツでは18%、スウェーデンでは16%、イタリアでは3%。アジアではシンガポールと香港で、それぞれ16%、15%だそうです。日本での割合は調べましたが信頼できるソースが見当たりませんでした。

「海外では一般的であるが日本では普及していない。日本の医療技術はまだまだ進歩していない。いまだに精神論だ」という論調のブログやQ&Aがネット上には多く見受けられますが、海外でも「一般的」とまで言えるほどは普及してなさそうですね。日本で本当に普及していないのかどうかは、数字が無いので何とも言えません。

もっと詳しく知りたい

ネットの質問掲示板とかQAとかを見ていると、あまり正確でない情報が多数見受けられます。なので、信頼できるソースにあたることが大切です。日本産科麻酔学会の無痛分娩Q&Aはわかり易くて詳しく、また信頼もおける情報でしょう。それ以上に詳しいことを知りたければ、素直に本を買った方がよさそうです。

出典

今回の記事のほとんどは日本産科麻酔学会の無痛分娩Q&Aを読んでまとめた内容です。最後に書くのもおかしいですが、こちらのサイトを読めば、本ページは読まなくてもいいでしょう。