ディズニーと戦争

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昨日、ディズニーランドに行ってきて本日は有給で休み中。

私はディズニーランド、基本的に嫌いです。なぜか。人が多いからです。何をするにも待ち、待ち、待ち。あれが嫌。ディズニーシーはディズニーランドほど混んでないのでそれなりに好き。まあ、ディズニーランドも空いてれば好きかもしれない。

首都高が工事中で行きも帰りも1時間くらい渋滞にはまり、私自身はかなり疲れたが2歳の娘は大はしゃぎだったのでまあ行った甲斐もあったかな、と思う。首都高はなんで土日とか混むときに工事するんだろう。首都高4号線に入るあたりでいつも渋滞に捕まる気がする。

そいで、私はいつもディズニーランドに行くと「ウォルト・ディズニーは人種差別主義者である」「ウォルト・ディズニーは戦時中、天皇陛下の風刺画を書いてミッキーが零戦を打ち落とすアニメを作っていた」などという話を思い出す。これは結構有名な話かもしれない。後者は事実であるが、前者に関しては、人種差別主義者とまでは言えない気がする。戦時中に風刺画やプロパガンダ映画を作ったりするというのはごく普通のことであった。

wikipediaを見ると、

大戦当時に同スタジオで製作された以下のアニメ映画には、ミッキーマウスが戦闘機で日本軍の零戦を撃墜するシーン、アニメ映画「総統の顔」には昭和天皇を風刺するシーンがあるが、これらは国の要請や強制を受けたものでもなく、ウォルトが積極的に自ら制作したものである。

ウォルト・ディズニー-wikipedia

という、いかにも、時代背景に関わらずウォルト・ディズニー自身が日本嫌いであったかと言いたげな記載がある。しかし、当時の時代背景を考慮すれば普通のことでは無いだろうか。国家を挙げて打倒枢軸国をやってた時代だし、風刺画だって敵国の戦闘機を打ち落とすのだって国民感情を素直に反映したものと言える。

まあ、私はたとえウォルトディズニーが日本大嫌いで、日本人全員死ね、と強く思っていたとしても、現代のディズニーランドは日本の資本と出資によって建築され、日本人の組織が運営しているので別に関係無いし、むしろそういう戦時中にはこういう事があったという予備知識の知っていた方がいろいろな見方ができて楽しい気がする。

ということで、上記の「ミッキーマウスが戦闘機で日本軍の零戦を撃墜するシーン」「昭和天皇の風刺シーン」などが見たくなり、ちょっと調べて見た。そしたらすぐに見つかった。

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Der Fuehrer's Face - Walt Disney (1943)

これは1943年に制作された「総統の顔(Der Fuehrer's Face)」というムービーで、その一つにドナルドダックが「ハイル、ヒットラー!ハイル、ヒロヒト!ハイル、ムッソリーニ!」と敬礼するシーンがある。これが昭和天皇の風刺シーンというやつだろう。

動画はこちら。

黄色い肌、出っ歯、メガネ、つり目。昭和天皇とは似てもにつかない。が、こういうのが当時の日本人の固定観念というか、風刺画の日本人というのはこういうものだった。

個人的にはミッキーが零戦を撃墜するシーンを見たかったのだが、これは見つけられなかった。しかし、ディズニーが戦時中に作成したアニメというのはYoutube上にたくさんアップロードされているので、探したら見つかるかも知れない。

実際にこれらの動画を見て思ったのは、やっぱりディズニーというのはすごくて、見ていて普通に面白いということ。現代日本では戦争中の文化というものを知る機会がとても少ないが、今は本当に良い時代になったもので、こうやってちょっと検索すれば幾らでも当時の生活をうかがい知る資料が出てくる。

ちなみにアニメでは日本だって負けちゃいない。日本にはのらくろがいる。

「のらくろ2等兵」は1935年制作とあった。日中戦争が1936年からなので、まあそういった時代のアニメだ。