転職活動について

私の原子力技術者としての人生(終わり)という記事の続きみたいな感じ。

私は2009年にこの会社に入って以来、一応原子力の仕事を(ソフト屋として)してきた。が、今度、普通のソフト屋に戻る。元々はC#、Oracleなんかを使った業務アプリの開発がメインだったが、今度はWebシステムの開発になる。

Webシステムの開発経験は殆どないが、まあ、一応出来るというレベルだ。動作原理や主要な言語、フレームワークはプログラマとしての一般教養レベルで知っているが、組んだ経験がほとんど無いという感じ。

前の日記にも書いたのだが、よく使うフレームワークがSeasar2と聞いてがっかりしている。正直Seaser2なんか今更覚えたくない。

おそらく、今度行く課では、しょーもない社内システムを作らされたり、しょーもない業務支援システムを作らされたり、しょーもない社内システムの保守をしたりという、しょーもない仕事しかしないのだろう。しょーもない。

だからといって、今の課がしょーもなくないかというと、まあ、似たような感じでしょーもないのだ。結局、原子力に関連はあれど、やっていることは普通の業務支援アプリ開発と大差なくて、専門的な知識は殆どいらない。ただ、今の課はソフト開発について無知な課だけど、こんど行く課は無知じゃないという点で、多少はしょーもなくない。が、いずれも五十歩百歩、しょーもないことには変わりないと思う。

「お前はしょーもない、しょーもないばかり言っていてほんとしょーもないな」と思ってきた方々もいらっしゃることと思うので、では、私がどういう仕事をしょーもなくないと思っているのかを示しましょう。

まず、競争があること。競争がなーんにもない、大企業の社内システムなんてぬるま湯だ。競争がなきゃ進歩しない。進歩しない環境にいてもしょーもない。

次に、最新の技術を使うこと。ソフト業界はバズワードだらけ。1年前のスタンダードが来年には旧式になっている。ずっと新しいことを学習し続けることが出来る、それが当たり前である環境に居ないとしょーもない。

最後に、高度なスキルや専門知識を要すること。誰でも出来るような仕事をしててもしょーもない。小難しいことを頑張って解釈して、実装して、動かして、それを発展させて、良いものが出来た時こそ大きな達成感が得られるのである。誰がやっても同じようなことをやってもしょーもない。

ほんとお前はわがままだなーと思ったことでしょう。私もそう思う。が、人間であれば誰しもより良い環境で働きたいというのは当然のことであって、私はその欲望に当然のように従っているだけとも言える。

で、そういう業界を探すと結構求人がある。つまり、モバイルゲームや大規模Webサービスを展開している会社で、そこでビッグデータを扱うとか、データマイニングをするとか、そんな仕事。こういう仕事はうちの会社では出来ないし、うちの仕事よりも面白そうだし、しょーもなくないと思う。

しかしながら、勤務地は遠くなる上に給料も安くなるのが気に入らない。この点でいまいち転職に踏み切れない。私には家族がおるので、あんまり気軽にリスクテイカーやってることもできない。

加えて、現代はいい時代でモバイルゲームもWebサービスも、個人でやろうとすればなんぼでも自由にできちゃう環境がある程度整っており、そういう会社にわざわざ転職しなくとも自分で出来るということも重要である。

私にも作ってみたいゲームとか、作ってみたいWebサービスとかが一応はある。それをそういう会社に持ち込んだり就職して提案したりして、「お前それで稼げると思ってんの?ほんと甘いなー。屑だなー。頭悪いなー。死ねばいいのに」などと、自称ハイパークリエイターみたいな人に小突き回されて良いように言われて泣きながら中央線で帰るよりは、自分で勝手気ままに作ってみて、リリースして、その結果市場から「お前のアプリはつまんねーから人気がねーんだよ、ボケ」と言われたほうがずっと得るものが大きいと思うのである。

じゃあそのようにしたらいいがな、ぐちぐちしょーもないとかしょーもなくないとか愚痴たれんなや、と思った人も居ることでしょう。俺もそう思う。なのでやっぱり4月からの目標は個人的な創作活動だな。目標としては、Web書籍を一つ出版、Webサービスを一つ構築、Androidアプリを二つ制作、という感じにしたいと思う。それで市場から「お前の作るものは面白く無いんじゃ」と言われれば、「モバゲーとかWebサービスとか作る会社に入らなくてよかったー」って思えるし、万が一、色々間違ってうまく儲かっちゃった場合は、「会社に入ってこれ作ってたら売上の大部分を盛ってかれてたわーよかったー」って思える。

ということで中期的には俺の人生はこの方針で行く!よろしく!