一条工務店の家に合う加湿器

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去年の12月ころの話ですが、買いました。

要求スペック

元々加湿器は持っていたのですが、スチーム式のものでずっと使用するには電気代が高くなってしまうので、これを寝室用にし、1階全部と2階の一部まで加湿できるようなものを買おうと思いました。すなわち、

  • 大きな加湿量
  • 低消費電力
  • 大きなタンク

以上がポイントです。

家から見た加湿

冬場に加湿を行う理由としては、風邪の予防とか、肌の乾燥を防ぐとか、体感温度を上げる(湿度が高い方が暖かいと感じます)とかそういう利点があるでしょう。これらは主に人間の住環境を良くするという観点ですが、家の保存という観点から見ても冬場の加湿は重要です。余りに乾燥がひどいと、壁紙の剥がれの原因となりますし、木材の変形(反り)の原因にもなります。

その他、加湿の重要性については、以下の一条工務店本家サイトが分かりやすいでしょう。

健康な家づくりのポイント 湿度管理を行う

一条工務店の家を建てると、引渡時に湿度計を二つもらえます。これを使用して、年間を通じて相対湿度40~60%に保つのが良い、と言われました。

加湿の方法

加湿器を使わなくとも加湿する方法はいくつかあります。

まず、洗濯物を室内に干すというのが一つの手です。ですが、環境によっては、室内干しは雑菌が繁殖して洗濯物が臭います。ここら辺は常識なので一々言う必要も無いかもしれませんが、室内干しをするときは少なめに洗濯物を干し、洗濯物と洗濯物の隙間を十分に空けるようにしましょう。

濡れたタオルを何処かにかけておく、というのも手です。しかし、いつも同じところにかけておくと、その場所だけがいつも湿気てしまい、カビが生えたりします。カビが生えると見た目に汚いだけでなく、胞子を飛ばして空気を汚染するので家の中がナウシカ状態になります。注意しましょう。

風呂に入った後、換気扇を付けずに風呂の扉を開けておくという手もあります。が、これは加減が難しく、あっという間に湿度が上がりすぎたりしますし、場合によっては風呂の中が乾燥せず、風呂にカビが生えるということもあり得ます。換気扇を付ける時間をうまく調整しましょう。
あとは、小さい子供がいると、子供が濡れた風呂の床で遊ぶのでこれもよくありません。

加湿器は必要か

以上のようなことを鑑みると、加湿器を使わないで加湿するというのは結構管理が面倒です。普通は買った方が良いでしょう。また、上記のような方法では絶対的な加湿量がそもそも足りない可能性もあります。

ただし、一条工務店の場合だとロスガード90が換気による乾燥をある程度は防いでくれます。日々の生活や人間が排出する水蒸気と、屋外に排出される水蒸気の差を計算すると、小さめの家で相対湿度40%くらいだったら保てるという見積もりもあります。

ロスガード90は湿度を守れるか | 誰のための高高住宅  gamaのいえづくり庭づくり

実際、私の家も11月くらいまでは風呂の扉を開ける、などの工夫で乗り切ることが出来ました。が、12月になってからはそれだけでは加湿量が足りなくなってきたのと、元々喉が弱いと言うこともあり、加湿器の導入を決意したわけです。

加湿器の種類

加湿器には色々種類があります。価格.comの記事が分かりやすいので掲載します。

加湿器の選び方のキホン

上記記事を補足すると、超音波式はまず止めた方が良いです。記事中にも書いていますが、雑菌が増殖して空気中に飛散してしまうという弱点があります。この雑菌が原因で死亡した例もあるくらいです。

加湿器を正しく使用してレジオネラ症を防止しましょう | 大分市

それ以外にも、水中のミネラル分をも放出してしまうという問題が有ります。水は水蒸気になって空気中を漂いますが、ミネラル分は床や壁に析出します。分かりやすく言うと、水垢が壁や床に付着するということです。

今回の目的、すなわち、大量に加湿できて電気代が安いというのを満たすのは、ヒーター+気化式のハイブリッドタイプなので、これを購入します。

買った

買ったのはダイニチのHD-RX913というやつです。

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ブラウン色が気に入ったのでブラウン色。メーカーではインテリアにマッチするデザインを一つの売りにしているらしいです。確かに見た目は悪くないと思いますが、素材がテカテカのプラスチックなので、近くで見ると若干安っぽく感じます。まあ、どの加湿器もテカテカのプラスチックですし、そもそも加湿器をまじまじと観察する機会は無いので、十分でしょう。

肝心の性能は十分すぎるほどです。電気代がecoモードなら18W。これで一日中目標湿度を維持してくれます。ただ、ecoモードで目標湿度に比べて大きく乾燥している状態だと、加湿器のファンが頑張りすぎてちょっとうるさいです。まあ、ecoモードはヒーターを使わないモードなのでしょうがないと言えばしょうがないのですが。静音モードにすると音は全く気にならないレベルになります。

メンテナンス

これはもうどの加湿器を使っても定期的に必要になるのでしょうがないのですが、それでもちょっと面倒です。超音波式以外のどのような方式でも、内部にミネラル分(水垢)が析出するので、1週間に1度くらいは掃除したほうが良さそうです。

掃除にはクエン酸を使ってミネラル分を溶かすのが最も簡単で良いと思います。クエン酸は食べても大丈夫なので安全です。酢酸でも良いのですが、当然ながら臭いです。塩酸は入手がちょっと面倒です。サンポールは塩酸9%なので、サンポールも使ってみましたが、サンポール自体に界面活性剤というか、なんというか洗剤っぽいものが混じっているらしく、洗った後その洗剤の臭いが気になるのでオススメできません。

色々試してみましたが、クエン酸を投入して放置するのが一番よさそうです。一晩くらい放置したあとに水で洗えば綺麗になります。私の場合は面倒なので、クエン酸を投入したまま運転してます。この方法が良いかどうか分かりませんが、たぶん問題ないはずです。たぶん。