建物表題登記(建物表示登記)をやってきました

やって来ました。

事の発端は、ハウスメーカーの営業さんから「自分でやったらお金がうきますよ」と提案を受けたことです。普通は土地家屋調査士がやるのですが、自分でやると10万ちょっと浮くらしいです。

小難しい話は別記事に書いたので、雰囲気だけ伝えます。

関連記事

新築住宅の所有権保存登記をしてきました
新築注文住宅購入に伴う不動産登記まとめ


まず、登記にどれくらいかかるか分からないですし、加えて申請書や必要書類等の訂正かなにかで時間がとられると考え、法務局が営業開始するタイミングにあわせて向かいました。

登記相談窓口の整理券を取って待っていると、おばちゃんがやってきたので説明。「表示登記なんですけど」と言うと、「あら!表示登記なの?表示登記なのね?表示登記はこっちよ~」などと誰かを呼びに行き、やってきたのは人のよさそうな、おっちゃんと呼ぶにはまだ若い、兄ちゃんとおっちゃんの中間ラインな感じの人。

早速、書類一式を広げてチェックしてくれた。かなりフレンドリーで安心できる。

申請書の「構造」欄は「ソーラーパネル葺二階建て」でよいか?と聞くと、普通のスレートぶきの上にソーラーパネルが載っている、というタイプでなく、前面がソーラーパネルで埋め尽くされているならばこれでよい、ということだった。また、一条工務店から建物引渡し証明書をもらったのだが、なんか対応が適当で「とりあえず空欄で出すので書いてください」などと書いてあって、その証明書内の「構造」欄は、「木造スレートぶき」か「木造かわらぶき」しか選べないようなフォーマットになっていた。(後者はうろ覚え)これを二重線で消してソーラーパネルぶきにして良いか聞くと「特に書式が厳密に決まっているわけではないのでOK」ということだった。

また、原本還付のやり方が良く分からなかったのだが、添付書類すべてをまとめた後、「この謄本は原本と相違ありません」と書いて名前と実印を押した紙を表紙にして、製本テープで綴じて実印で割り印を押す、というやり方でよかった。製本テープがないと、すべてのページに割印を押さなくてはならないため、製本テープはやはりあったほうがよさそうだ。

また、以下の指摘を受けた。

「家屋番号」は、住所の地番を書いてください

申請書の「家屋番号」は、ひとつの土地に複数の建物が建っている場合以外は不要、と何かで見たのだが、必要らしい。

建物図面の縮尺が微妙にあってない

私はillustratorで建物図面を書いて、PDFに保存してUSBメモリに入れ、ローソンで印刷したのだが、なんかローソンのプリンタのドライバがたぶんPostScriptをちゃんと解釈していないか、もしくは勝手に縮小するらしく(欠けを出さない配慮?)、若干のズレがでるようだ。意図した長さと3~4mmのズレがある。また、アウトライン化したフォントの細い横線の一部、たとえば「面」という漢字の中央部の横線二本、こういうものが欠けている。たまにこういうプリンタを見るが、とても困る。ちゃんと出力してほしい。

漢字の一部が欠けているのは、漫画用のGペンで修正した。illustratorで図面を書いてGペンで修正するのは私くらいのもんだろう。絵を描くのが趣味でよかった。

で、申請のときに、これを指摘された。縮尺がちょっと違うような・・・でもCADで出したんですよね?たぶん?と聞かれたので、「Illustratorで書きました」と正直に答えると、「いらすとれいたあ?」と納得いかないような顔をしていた。ちなみに、Gペンで修正したのは気づいていないようだった。

結局、結構なズレがあったが、「まあ大体正確だしいいと思います」と言われた。実際、ちゃんと各辺の長さも数値で記しているので問題ないと思う。

で、一通り確認した後「これでOKですよ。申請を受け付けました」といわれた。相談窓口に行ったら、なんか申請まで終わってた。これはすばらしい。

その後、「現地を確認する必要があるんですが、今、家に家族の方は居ますか?」と言われた。司法書士でなく、個人で申請すると確実に現場確認が入るらしい。しかも、家の中まで見て写真も撮るそうだ(撮ってほしくないところはその旨言えば撮らない)。なんか厳重だな。まあ、家族が居るので大丈夫です、と答えて申請は終了。

結局、法務局に言ってから30分もかからなかったと思う。

その日の仕事は午前半休をとっていたため、とりあえず家に帰る。帰って数分すると、「法務局ですー」と担当者が来たので扉を開けるとさっきの人。思わず二人で笑う。もう一人法務局の人がきてて、「はい、そこ、笑わない」とか冗談っぽく言っていた。なんかこの人たちすごいフレンドリーだ。

とりあえず家の中に入り、図面と家が一致しているか、大雑把に確認する。メジャーで測ったりとかそんなことはない。

その後、外に出て建物の配置を確認。レーザー距離計で隣地境界からの距離を測定する。配置図は柱の中心を基準にしているから正確には測れないので、大雑把に大体こんなもんでしょ。という程度に確認。

最後に、ソーラーパネルぶきかどうかを確認したい、と言っていた。が、ソーラーパネル、どういう角度からも見れないんですよね。「私も見たいくらいなんですけど、一度も見たことが無いんですよ」と言うと、「何とかして写真に撮ります」と、どこかに走っていった。3分位して戻ってくると、ちゃんとデジカメの写真にはパネルが収められていた。「あっちの坂の上まで走ってきました」と言っていた。なるほど。俺も知らなかった。

「このパネルの角度は結構いい感じだと思う。なぜならば屋根の影が北側の家のギリギリまで落ちてるから」ということまで教えてくれた。なんか、過去、現場監督をしていた方らしい。

という感じで、非常に和やかムードで登記は完了。5日後くらいに完了証を取りにいった。なーんだ、最近は役所とか法務局とか、対応良いんだなー、と思った。少なくとも、次、保存登記するまでは・・・。

次回に続く。